無線電信用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 08:10 UTC 版)
Q符号 別表第2号「無線電信通信の略符号」の「1 Q符号」による。 Q符号を参照。 その他の略符号 別表第2号「無線電信通信の略符号」の「2 その他の略符号」による。 (1) 国内通信及び国際通信に使用する略符号略符号意義AA ……の後全部(反復を請求するためには問符の次に使用する。) AB ……の前全部(反復を請求するためには問符の次に使用する。) ADS 名あて(反復を請求するためには問符の次に使用する。) AR 送信の終了符号 AS 送信の待機を要求する符号 BK 送信の中断を要求する符号 BN ……と……との間全部(反復を請求するためには問符の次に使用する。) BQ RQに対する答え BT 同一の伝送の異なる部分を分離する符号 C※ 肯定する(又はこの前の集合の意義は,肯定と解されたい。)。 CFM 確認してください(又はこちらは,確認します。)。 CL こちらは,閉局します。 COL 照合してください(又はこちらは,照合します。)。 CP 特定の2局以上あて一般呼出し CQ 各局あて一般呼出し CS 呼出符号(呼出符号を請求するために使用する。) DDD 遭難していない局が伝送する遭難通報であることを識別するために使用する。 DE ……から(呼出局の呼出符号又は他の識別表示に前置して使用する。) DF ……時の貴局の方位は,当局の疑わしいセクタ内で,……度でしたが,……度の誤差があるかもしれません。 DIST-RESS 遭難 DO 方位は疑わしいから,後刻(又は……時に)再び測定を請求してください。 E 東(又は東経) ETA 到着見込時刻 HH 欧文通信及び自動機通信の訂正符号 K 送信してください。 KA 送信開始の符号 KST 毎時……海里(ノット) MIN 分時 MSG 通報(海上移動業務においては,船舶の運航又は航行に関して船長の発受する電報を表示する前置符号) N 北(又は北緯) NIL こちらは,そちらに送信するものがありません。 NO 否定する(又は誤り)。 NW 今 NX※ 航海者への通報(次に航海者への通報が続きます。) OK こちらは,同意します(又はよろしい。)。 OL 洋上無線書信 P 無線私報を表示する前置符号 PBL 額表(反復を請求するためには問符の次に使用する。) PSE※ どうぞ R 受信しました。 REF ……に関して(又は……を参照してください。) RPT 反復してください(又はこちらは,反復します。)(又は……を反復してください。)。 RQ 請求の表示 S 南(又は南緯) SIG 署名(反復を請求するためには問符の次に使用する。) SLT 海上無線書信 SOS 遭難信号 SVC 局報を表示する前置符号 SYS 貴局報を参照してください。 TFC 通信(又は電報) TR 陸上局が移動局の位置及び次の寄航地を請求するために使用する。また,その答えを示す前置符号として使用する。 TTT この集合が3回送信されると安全信号となる。 TU ありがとう。 TXT 本文(反復を請求するためには問符の次に使用する。) VA 通信の完了符号 VVV 調整符号 W 西(又は西経) WA ……の次の語(反復を請求するためには問符の次に使用する。) WB ……の前の語(反復を請求するためには問符の次に使用する。) WD 語又は集合 WX※ 気象報(又は次に気象報が続きます。) XQ 打合事項の伝送を表示するために使用する前置符号 XXX この集合が3回送信されると緊急信号となる。 YYY 衛生輸送体 YZ※ 次に続く語は,普通語です。 注1 ※を付した略符号は,航空移動業務並びに航空、航空の準備及び航空の安全に関する情報を送信するための固定業務において使用してはならない。注2 文字の上に線を付した略符号は,その全部を1符号として送信するモールス符号とする。 (2) 国内通信にのみ使用する略符号略符号意義コウ 電気通信業務の通信(電波法施行規則第37条第8号の通信を含む。)を表示する前置符号 カエ 電気通信業務の通信(電波法施行規則第37条第8号の通信を含む。)とその他の通信との切替符号 キ 貴局 ト 当局 ツ 通過番号 ガク 額表 チヤク 着信局名 ルイ 種類 ヤ 字(語)数 ハツ 発信局名 タナ 発信番号 トキ 受付時刻 ウヘ 名あて ウケナ 受信人名 ホホ 指定 ウウ 記事 ホレ 本文 オウブン 欧文通報 ワブン 和文通報 ラタ 和文通報の終了又は訂正 ダツ 貴局通過番号……は,脱号です。 センソウ 通過番号の順位にかかわらず特に先送する通報 メ ……字(語)目を送信してください。 ヨワ ……と訂正してください。 イヤ どこから送信しましようか。 サラ 初めから更に送信してください。 ス ……以下少し送信してください。 ケシ 取り消してください。 カシラ 欧文通報の語数照合のため,名あて以下各語の頭字を送信してください。 ラスト 本文の終りの方を少し送信してください。 コヌ 当局着信又は中継信ではありません。 カミ 当局は受信用紙がありませんからこのまましばらく待つてください。 ヌケル 短点が脱落気味です。 キエル 字号が消え気味です。 ネバル 字号が密着気味です。 EX 機器の調整又は実験のため調整符号を発射するときに使用する。 OSO 非常符号 EXZ 欧文の非常通報の前置符号 MDC 医療符号 HR 通報を送信します(最初の通報を送信しようとするときに使用する。)。 AHR 通報を引き続いて送信します(2通以上の通報を連続して送信する場合において,1通の通報の終了に引き続いて次の通報を送信しようとするときに使用する。)。 KEEP 機上に保留してください。 注 文字の上に線を付した略符号は,その全部を1符号として送信するモールス符号とする。
※この「無線電信用」の解説は、「無線用語」の解説の一部です。
「無線電信用」を含む「無線用語」の記事については、「無線用語」の概要を参照ください。
- 無線電信用のページへのリンク