溝鼠組(どぶねずみぐみ)
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かぶき町四天王の一人である泥水次郎長が組長を務めるヤクザの組。
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溝鼠組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:29 UTC 版)
泥水 次郎長(どろみず じろちょう) 声 - 宮島史年(第55話)→菅生隆之(かぶき町四天王篇以降)、志村知幸(青年時代) かぶき町四天王の一人であり、町内でも恐れられている極道組織・溝鼠組の組長。一人称は「オイラ」でべらんめえ口調、肌の色は浅黒く、顔には斬り傷の痕がいくつかある。 他勢力の台頭以前はかぶき町の王たる存在だった。周囲からは「大侠客の泥水次郎長」という異名で通っており、勝男たちからは「オジキ」と呼ばれている。お登勢とその夫の辰五郎の寺田夫妻とは、幼なじみ(お登勢)と友人同士(辰五郎)という間柄。他の四天王とは折り合いが悪く、町内会の会議といった公の場にも彼だけは2~3年は姿を見せていなかった。 西郷らと同様、辰五郎とともに攘夷戦争の初期に攘夷志士として戦争に参加していたが、自身を庇って負傷した辰五郎が命を落としてしまう。彼の遺言を受けて男同士の約束と初恋の相手であるお登勢を護るために、汚い手段にも手を染め、また妻と娘の平子を置き去りにしてまでも、長い間陰ながら一人でお登勢とかぶき町を守ってきた。華佗をはじめ、かぶき町に手を伸ばそうとする天人と渡り合ってきたが、そのことが原因で父に振り向いてほしい平子が華佗に利用されることとなってしまう。 今は四天王の座を退き溝鼠組からも隠居し、万事屋の計らいで平子と和解、ともに旅に出ることとなる。 銀ノ魂篇では、溝鼠組隠居の旅を終えて、娘の平子とともにかぶき町に帰ってきて、傭兵三大部族辰羅族の天人で、辰羅特有の集団戦法を得意とするアルタナ解放軍の傭兵部隊を率いる蒼達によって、追い込まれた銀時たちの助っ人として参戦した。また、平子とともにかぶき町に帰ってきてからは平子にはかなり甘く度を越した親バカになっており、平子からは「ジロチョン」と呼ばれている。 黒駒 勝男(くろごま かつお) 声 - 石塚堅 「かぶき町の暴君」の異名を持つ、溝鼠組の若頭。 関西弁で話す。西郷や次郎長が一線を退いていることもあり、現役ではかぶき町最強と目され最も恐れられている。髪型は七三分けで、7対3を「黄金比」と称えるこだわりがある(モットーもそれになぞらえて、「三借りたら七返す」というもの)。ヤクザらしい非情さと情の厚さを持つ人物。愛犬のメスのダックスフント・メルちゃんにはメロメロの愛犬家でもある。次郎長の隠居に伴い新かぶき町四天王となる。 銀ノ魂篇では、隠居の旅を終えて、かぶき町に帰ってきた次郎長と平子と共にアルタナ解放軍の傭兵部隊を率いる蒼達によって、追い込まれた銀時たちの助っ人として参戦した。 『3年Z組銀八先生』では、凄腕の映画監督となっている。作品は「となりのペドロ、ニューメキシコに行く」、「仁義なきジンギスカン鍋」があり、新作の「カブキーヒルズ高校白書」の主演を3年Z組のクラスから選出しようとオーディションをするも、3年Z組の生徒たちや銀八の自由奔放ぶりに振り回された末に、最終的に妙の差し入れた卵焼きで撮影スタッフともども失神したうえ、その間に銀八が勝手に監督として撮影した映画のあまりの支離滅裂ぶりに業界関係者から愛想を尽かされる羽目になった。 椿 平子(ちん ぴらこ) 声 - 野中藍 次郎長一家と抗争を繰り広げていた植木蜂一家の特攻隊長。オレンジ色の髪の毛の前髪の一部を結わえた特徴的な髪型をしている。常にハイライトのない虚ろな目 をしており、外見は可憐で笑顔を絶やさない美少女だが、一度抗争が勃発するや否や八面六臂の大暴れをすることから「人斬りピラコ」の異名を持つ。 物心ついてから極道の世界にいたため、その世界しか知らず物騒な発言も多い。またその本性は残虐かつ狡猾だが、それと同時に他人の大切なものを奪い壊してでも己の大切なものを取り戻そうとする、どこかしら哀しいほどの純粋さも併せ持つ。 その正体は次郎長の一人娘・泥水平子(どろみず ぴらこ)であり、溝鼠組の組員たちからは「お嬢」と呼ばれていた。父の次郎長をかぶき町の頂点に立たせ自らを振り向いてほしいという思いから、華佗と手を組んでかぶき町四天王篇での抗争を引き起こした張本人。万事屋の計らいで父と涙の和解を果たし、ともに旅に出ることになった。 銀ノ魂篇では、隠居の旅を終えて、父の次郎長とともにかぶき町に帰ってきて、アルタナ解放軍の傭兵部隊を率いる蒼達によって、追い込まれた銀時たちの助っ人として参戦した。また、次郎長とともにかぶき町に帰ってきてからは次郎長にかなり甘っており、次郎長からは「ピラリン」と呼ばれている。
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