浪嵐学園生徒
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坂町 紅羽(さかまち くれは) 声 - 花澤香菜 近次郎の妹。高校1年生。16歳。8月28日生まれ。明るく天真爛漫な性格のショートカットの女の子。兄いわく、いつも朝にくる目覚まし代わり。兄のことが大好きだが、愛情表現や、(他の女性と仲良くしたことへの)嫉妬による行動が酷く物理的で痛々しいものとなっている為、いつも近次郎を困らせている。可愛らしく凛々とした姿とは裏腹にプロレス技やコマンドサンボを身につけており、自身も格闘技が大好き。幼少時から類い稀なる才能を見せており、武術における大人の有段者をも倒し、熊を倒すほどの実力があるらしい。反面、怪談は苦手。直感も鋭く、奏の恋心も察していた反面、嘘には騙されやすい。浪嵐学園手芸部所属・部内ランキング第3位。家事は基本的にできるが、料理は上手くないらしい。 ある出来事がきっかけで、奏を「お姉さま」と呼んで慕っている。スバルと戦って負けたことをきっかけに恋心を抱いていたが、10巻で告白して断られる。 鳴海 ナクル(なるみ ナクル) 声 - 阿澄佳奈 本作のヒロインの一人。3巻より登場。高校1年生で、紅羽のクラス委員長。手芸部所属・部内ランキング第2位。「スバル様を温かい眼差しで見守る会」の会長。家は「沈黙ヒツジ」などを出している比較的大きな玩具会社。亜麻色の長髪と褐色の肌を持つ巨乳の眼鏡っ子。いつも猫耳を着けている。典型的な腐女子であり、BL漫画や小説の創作に情熱を注いでいる。近次郎とスバルが同性愛カップルだと信じており、2人を題材にした小説も執筆している。また、眼鏡をこよなく愛している。温厚で能天気な性格。 炭酸飲料を飲むと酔っ払い、他人の服を脱がしまくるが、本人は酔っている間のことは何も覚えていない。手芸部の部員からは“脱衣酔拳”と呼ばれている。近次郎の携帯での登録名は「メガネジャンキー」。 出来の良い姉のシュレディンガーや巨乳がコンプレックスとなっており、男子生徒からモテるのは胸のせいと思い込みBL創作と葛藤して苦悩していた。そのため小さい胸に憧れを抱いていたが、近次郎に相談したことで克服した。 物語のラストにて、スバル達をモデルとしたこの1年間をまとめた小説を書くことが明かされ、この作品はナクルが書いたことになっている。 鳴海 シュレディンガー(なるみ シュレディンガー) 6巻より登場。高校3年生で、ナクルの実姉。手芸部所属副部長・部内ランキング第1位。トップランカーの座に相応しい実力を持つ。技術を全く習得しなくても驚異の身体能力だけで全てカバーできるハイスペックな人物。後輩からは「シュレ先輩」などと呼ばれている。妹のナクルとは違い髪型がショートヘア。体格も妹より小さいことをコンプレックスに感じている。性格も、ナクルと正反対で一人称が「おれ」など男勝り。口調も「てめー」などの口調が本巻でも多々見られる。後輩をからかって遊んでいるが、実は面倒見が良く妹想い。妹同様に炭酸飲料で酔うが、酔うと服を脱ぎたくなる悪癖がある。 妹を大事に思っておりストーキングするほど。勘違いから近次郎に体育祭で勝負することを宣戦布告。しかし、自らの勘違いは知っており、ナクルを勝負に駆り出し姉妹対決を行う。結果はシュレの勝ちで勝った場合の約束で近次郎を「お兄ちゃん」と呼ぶようになり、以後定着する。お礼を言われるのが苦手で顔を染めながら男勝りな喋り方で誤魔化す。 アニメにおいては、オープニング、第13話のアイキャッチに登場した。 黒瀬 ヤマト(くろせ ヤマト) 声 - 最上嗣生 1巻より登場。近次郎とは中学1年生からずっと同じクラスの腐れ縁。長身に広い肩幅。中学では柔道で全国大会までいったが、高校からは軽音部のドラマーに打ち込むようになった。近次郎が「S4」から襲撃されないよう忠告してくれる。近次郎にとって良き理解者だったが、彼がヒロイン達と仲良くなってからは嫉妬心を顕わにしている。 学園祭でのクラスの出し物「コスプレ女装喫茶・どうしてこうなった」では、ピチピチの真っ白なナース服を着用。だがそこに“女装が本職な方々”が大挙して押し寄せて来て“ヘッドハンティング”されそうになった。
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