派生設定
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リン・カーターとブライアン・ラムレイは、ナイアーラトテップとイブ=ツトゥルをナイトゴーントの支配者とした。これは先述のラヴクラフト設定に反するものとなっている。ナイアーラトテップ配下のナイトゴーント達の長はイェグ=ハといい、レッサー・オールド・ワン(下級のオールド・ワン、旧支配者の下位カテゴリ)に分類されている。 また、ラムレイのドリームランドシリーズでは、ナイトゴーントはもともと目覚めの世界の古代ティームドラ大陸の生物であり、ティームドラの住人が夢見人になったときにドリームランドに持ち込まれたとされている。
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派生設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 20:39 UTC 版)
エイモス・タトルのルルイエ異本は記載言語不明。TRPG『クトゥルフの呼び声』では漢文(中国語)とされるが、リン・カーターはルルイエ語としている。 日本のTRPG設定において、夏王朝の時代(紀元前2000年頃)に著され、中国語で『螺湮城本伝』と題されたとされ、さらに人皮装丁のイタリア語訳版が追加された。 つまり、中国語の『螺湮城本伝』=『ルルイエ異本』というのは後付けで成立した設定である。 イタリア語訳は14世紀にマルコ・ポーロが中国から持ち帰ったものを15世紀に魔術師フランソワ・プレラーティが部分的にイタリア語へと翻訳し、それをナポレオン・ボナパルトが所持していたという説がある。 『螺湮城本伝』の設定を踏まえて、実在する『山海経』は、『ルルイエ異本』=『螺湮城本伝』を原本としたものだという。『山海経』は秦王朝・漢王朝時代に成立して、さらに自称では夏王朝の伯益から伝わっているものだが、実は『ルルイエ異本』の劣化版なのだという。『ルルイエ異本』から内容が大幅に変わり九頭龍(クトゥルフ)召喚の呪文なども全て抜け落ちた果てが、『山海経』なのだという。証拠づけるように、現存の『山海経』には螺湮城(ルルイエ)が沈む南極海淵(昆侖南淵)の位置を示すらしい「昆侖の南の淵は深さ三百仞」という記述がある。 さらに『螺湮城本伝』の設定を踏まえて、『Fate/Zero』にはジル・ド・レェ元帥が黒魔術師として登場する。ジル元帥はプレラーティのイタリア語版『ルルイエ異本』を所持している(『螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)』という名称)が、これはジル元帥とプレラーティに親交があったことというエピソードに由来するものである。劇中ではおぞましさゆえに書物自体が異形の魔物とまでに化した存在として描かれており、発狂したジル元帥は本書を用いて異界の海魔を召喚する。また『螺湮城教本』は『螺湮城本伝』の劣化コピー版にすぎず、作中未登場の『本伝』は『教本』よりずっとおぞましいという言及が設定上存在する。 「螺湮城」はルルイエのこと。現代中国語のクトゥルフ神話では、ルルイエは「拉莱耶」、ルルイエ異本は「拉萊耶文本」と表記される。
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派生設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 04:22 UTC 版)
リン・カーターは、ドリームランドのみならず、ハイパーボリアの地底にシャンタク鳥が棲息するとした。 ヴーアミ族は、シャンタク鳥を「外世界からの漁師」と呼称し、また長を「クームヤーガ」と呼ぶ。クームヤーガは単眼で一本足の姿をしている。強大なクームヤーガはレッサー・オールド・ワン(グレート・オールド・ワンに次ぐ小神)である。所在地不明のレンとハイパーボリアの関係も言及されている。 クームヤーガは黒鳥神グロス=ゴルカ(またはゴル=ゴロス)に仕えるとされる。儀式の際、鳥の仮面を被った「外世界からの漁師」の神官はクームヤーガの名を詠唱する。 カーターはクームヤーガを、最古で最大のシャンタク鳥と表現しているが、先述のシャンタク鳥たちの始祖との関係(同一視)は不明である。
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リン・カーターは、スミスとの合作・続編として『極地からの光』を執筆した。本作品によって、炎の神クトゥグアと冷気の神アフーム=ザーの従者とされる。 アフーム=ザーの、北極ボレアの眷属たち「冷たきもの」たちの頭とされた。また『陳列室の恐怖』ではレッサー・オールド・ワンというカテゴリとされた。
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派生設定
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第二世代作家であるリン・カーターは、大いなる種族と文献「ナコト写本」について、様々な設定を追加した。原著者はイースの大いなる種族とされている。 「無名祭祀書」の記述によると、大いなる種族が未来に旅立った後に彼らが残していった記録をまとめたものが、ナコト写本であり、書名は彼らの都市「ナコタス」に由来する。編纂は「ナコトの同胞教団」によるもの。 「妖蛆の秘密」には、時間を遡るための方法が記されており、その儀式には「ナコト五芒星形」が必要とされている。このナコト五芒星形はナコト写本に由来するもの。 ナコト写本の末尾には、ハイパーボリア滅亡の顛末が記されている。この箇所は、ナコトの同胞教団が後から付け加えた部分にあたる。なおロマールとハイパーボリアは、ともに古代のグリーンランドのあたりに存在した地とされているが、時系列についてはよくわかっていない。 ドリームランドに持ち込まれたものとは別ルートで、ロマールの生き残りが書き継いだものもあり、マサチューセッツ州のある町に伝わる。こちらにはヴーアミ族が絡んできて、設定が複雑化している。
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