水沢 まつり(みずさわ まつり)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 10:20 UTC 版)
「citrus (漫画)」の記事における「水沢 まつり(みずさわ まつり)」の解説
声 - 堀野紗也加(漫画第4巻特装版ドラマCD)、井澤詩織(TVアニメ、漫画第9巻特装版ドラマCD) 15歳、身長:154cm。誕生日:3月9日。1年A組(TVアニメ登場時は中学2年生)。藍原柚子の幼馴染。髪型はボブカットで明るく染めている(カラー描写ではピンク色)。 小さい頃は柚子の近所に住み、柚子が引っ越した後も柚子に会いに遠くからはるばるやってきた。両親が共働きでいつも1人でいたため、一緒に遊んでくれた柚子のことを姉のように慕っており、柚子もまつりのことを妹のように可愛がっている。そのため、柚子の義妹となった藍原芽衣のことを快く思わず、当初はあらゆる策を尽くして芽衣を柚子から引き離そうとした。 世の中を斜に見ており、「からっぽな人ばかり」と評しては誰に対しても見透かしたような態度を取っていた。バイトと称して成人男性を弄ぶようなことをして金を得ており、柚子から注意されている。そのような性格からか、はるみから何かと警戒されている。ただ、本心は人から愛情を求めることにあり、芽衣からは自分と似ていると評された。 芽衣との一件以降は自身の振る舞いを正し、柚子の恋路を応援する立場に回る。基本的に柚子をからかう言動が多いが、時には柚子に厳しい言葉を掛けることもある。また、柚子のみならず芽衣やはるみとも交友関係を築きつつあり、芽衣からは勉強を教えてもらう仲となっている。そしてはるみには積極的にアプローチをしており、当初は警戒されつつも一緒に遊ぶ仲とまでなっている。もっとも、あまりに頻繁にはるみを誘うため、彼女からは鬱陶しがられることもある。 恋愛=Hといった歪んだ考えを持っているため、はるみ曰く「性欲の化身」。 ゲームセンター『SUGA』でよく遊んでいるためかゲーム自体はかなりの腕前である。 桃木野 姫子(ももきの ひめこ) 声 - 久保ユリカ 藍原芽衣の幼馴染。1年→2年→3年(組は不明、TVアニメ登場時は高校1年生)。生徒会副会長。 お嬢様口調と巻状のツインテール(本人曰く「地毛」)が特徴。藍原柚子からは初め「ネジ巻き子(英語版では「Curls」)」と呼ばれた。 服飾に興味があり、私服はゴスロリ系の高価なものを好む。「ぷっち」という名の愛犬パピヨンを飼っている。 芽衣とは10年以上の付き合いがあり、かつては芽衣のことを「メイメイ」と呼ぶなどして芽衣の親友と自称している。一方で常に敬語で接している他、飲み物を買いに行かされているような描写もあり、対等な関係とは言い難い。柚子については風紀を乱す存在として、また芽衣を巡るライバルとして快く思っておらず、何かと柚子と張り合っている。芽衣のことを常に気に掛けており、芽衣を悲しませないよう柚子に忠告している。 芽衣と遠出する柚子を追いかける行動力を見せる。芽衣に負けず劣らずの令嬢であり、柚子と芽衣の関係を探っている。 丸田 加代 (まるた かよ) 声 - 葉山いくみ 2年→3年→卒業済み(TVアニメ登場時は高校2年生)。生徒会役員。ショートカットのボブヘアーとメガネが特徴的、外出時にはメガネは外している。谷口はるみから「メガネ先輩」と呼ばれている。 転入初日の藍原柚子に校則違反の注意をしたが、その後も校則を守らない柚子に対して桃木野姫子同様に手を焼いている。上級生ではあるが、後輩ながら生徒会長を務める藍原芽衣、同じく生徒会副会長を務める姫子には敬意を持って接する。高校から入学した柚子や谷口はるみのことを気に掛けているらしく、はるみの心境の変化を見てとっている。 周囲から恐れられている谷口みつ子に対して、物怖じせずに話すことができ、恋心を持っている様子が描かれている。 野村 寧音(のむら ねね) 1年生→2年生。黒髪時は短めのツインテールにまとめる小柄な少女。 周囲に流されず、自分の意見を主張して自分のスタイルを貫く藍原柚子に憧れ、柚子との初対面時にも彼女のファンを公言した。もっとも柚子に憧れるあまり、高等部進級を機に髪を染め、みつ子から目を付けられることとなった。その場は柚子の介入と藍原芽衣の機転で収まったが、みつ子発案の生徒会長選挙開催によって柚子に退学の危機が迫ることに責任を感じ、髪を黒染めした後もはるみに助けを求めようとした。また、柚子への熱い憧れを芽衣に説き、柚子を退学させないように芽衣に懇願した。 性格は明るく快活な少女であり、生徒会長選挙の一件をきっかけに関わりの増えた柚子やはるみとは先輩後輩の垣根を超えて親睦を深める。その実、百合カップリング妄想癖があり、柚子とはるみの組み合わせは度々餌食にされている(自称「はる柚子派」で当事者達を前にしても平気で口にする)。柚子とはるみに熱狂的な程に夢中なため、まつりに引かれるばかりか、何度も一緒に遊んだことのあるまつりのことを忘れた挙句、まつりが冗談で言った「はるみ先輩の彼女さん」と間違えてしまい珍しくまつりを怒らせている。 白帆 鈴蘭(しらほ すずらん) 3年生→卒業済み。当時2年生の藍原柚子と、夏休み補習を通して親しくなる。 長い黒髪とポーカーフェイスが特徴的。常にアームカバーを付けているため、不気味なオーラを放っている。一方、無意識下では存在を視認することすら難しいほど目立たない。柚子からは「しらぽん先輩」と呼ばれる。 人間観察に長け、柚子の特徴もたちまち見抜くが、例外的に藍原芽衣のことは観察が難しい人間離れした存在と評する。芽衣が気になり過ぎて勉強に手が付かず、補習を受ける羽目になった。夏祭りで柚子達に同伴したことを機に柚子と芽衣の関係と共に、自身の芽衣への恋愛感情を芽衣本人に気付かされる。振られたことを機に、柚子と芽衣の関係を応援する立場に回る。 その後、柚子との交流を通し、自身の世界が変わったことを芽衣に打ち明け、共感されている。
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