ラジオゾンデ
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ラジオゾンデ (仏: radiosonde、英: radiosonde) とは、気球に取り付けて飛ばし、高層大気の気温・湿度・気圧などを測定し、測定値を無線で地上に送信する装置[1]。
- ^ 『ラジオゾンデ』 - コトバンク
- ^ a b c d ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ^ https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN11/anzen/cgi/html/2018/300646.html
- ^ 【山口】JR小野田駅の架線に飛来物が…その正体とは?(アーカイブ) - 山口放送(2022年6月14日)、2022年6月23日閲覧
- ^ GPS without limits[リンク切れ]
- ^ Why are there altitude and velocity limits for GPS equipment?[リンク切れ]
- ^ COCOM Limits
- ^ John D. Cox, (訳)堤 之智 (2013). 嵐の正体にせまった科学者たち : 気象予報が現代のかたちになるまで. 丸善出版. ISBN 978-4-621-08749-7. OCLC 867499290
- ^ a b “気象学と気象予報の発達史: 高層気象観測の始まりと成層圏の発見(1) 概要”. 気象学と気象予報の発達史 (2019年2月18日). 2020年10月7日閲覧。
- ^ 堤 之智. (2018). 気象学と気象予報の発達史 世界でのラジオゾンデ観測の発達. 丸善出版. ISBN 978-4-621-30335-1. OCLC 1061226259
- 1 ラジオゾンデとは
- 2 ラジオゾンデの概要
- 3 概要
- 4 分類・種類
- 5 関連項目
気象観測用気球
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気象観測に利用される気球で、無人気球であり、ラジオゾンデなどを下げて高層大気の気温・湿度・気圧などを測定するのに活用される。現代では大抵ゴム気球であり、ヘリウムガスや水素ガスを入れる。あらかじめ気球の厚みや中に入れるガスの量を調整して地上から放出・飛揚し、高度30km程度で破裂し、パラシュートで降下する。航空機によりもはるかに低コストで高高度に到達できる。気象観測用の気球は、一般の飛行船や気球とは異なる独自の発展を辿った。特に1920年代末にラジオゾンデが発明されて以来、高層気象観測に欠かせないものとなっている。
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