死亡の概念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:39 UTC 版)
「Master of Epic -The ResonanceAge Universe-」の記事における「死亡の概念」の解説
一般的にMMORPGでは死亡時にアイテムやスキルを失うなどと言った「デスペナルティ」と呼ばれる罰則が発生するが、このゲームにおいては各Ageごとに若干異なるペナルティが科される。 Present Age:死亡すると死体から赤い煙(通称「血煙」)を発する状態となる。その後「ホームポイントへ戻る」を選択すると、死体を残し霊体となった状態で「ホームポイント」に帰還し、血煙は消える。「ソウルバインダー」に死体引き寄せを依頼すると若干のスキル低下が発生するが、自力で回収に行く場合ペナルティは発生しない。死体回収終了時に満腹度と潤喉度が0になるのが一応ペナルティとも言える。ただし霊体時は100であり【回復魔法】の「リザレクション」で蘇生した場合はそのままである。とは言っても、霊体ではテクニックの弱体化、装備の無効化、アイテムの使用不可(魔法などの触媒を消費するテクニックも、触媒を使用できなくなる為に行使できなくなる)などのペナルティがある(唯一の利点として、溺れなくなる)。その上、モンスター等からの攻撃も受け、落下ダメージも適用され、死体回収中は長時間硬直するため、常に自力回収できるとは限らない。霊体に掛ける事により死体を引き寄せる【死の魔法】の「コープスミーティング」も在るが、同一マップ内のみの移動のため、霊体と【死の魔法】使いがそのマップに行く必要が在る。一方のリザレクションは霊体ではなく死体に掛ける必要があるため、死体引き寄せをしない限り【回復魔法】使いが現地まで行く必要があるほか、蘇生を受ける側が同マップの死体から一定の距離内にいる必要がある(血煙状態は霊体がその場に居る扱い)。「リザレクトポーション」を使えば誰でも蘇生は可能だが、当然の如く死んでいる本人が使う事は出来ない。また同ポーションはNPC販売が無く生産も難しいという問題もある。 「ソウルバインダー」とはホームポイントの設定、及び死体の引き寄せを行うNPCで、ミーリム海岸ダイアロス島(チュートリアルマップ)に居る一人を除いて全員マブ教徒。上記のスキル低下は破壊神復活のためのエネルギーにするためであり、その目的のため異教徒の死体引き寄せも受け付ける。 War Age:死亡して血煙状態になるのは変わらないが、「ホームポイントへ戻る」を選択した場合、瀕死の状態でヌブールの村(War Age)の定位置で復活する。そのため、その場で復活するには村に帰る前に蘇生してもらう必要が有る(一定時間で強制帰還させられるが、本来は死体回収時間短縮の為の【死体回収】が高いと強制帰還までの時間を延ばせる)。スキル低下は発生しない代わり、War Ageの階級に応じた数のアイテムを落とす。落としたアイテムは相手の戦利品となる。ゆえに課金装備等、高級品を持ち込む者は少ない。 Future Age:基本的にPresent Ageと同じだが、浮遊都市バハやChaos Ageに行くと、ホームポイントがFuture Ageのソウルバインダーにされる。このため、ホームポイントを変更するのを忘れたままPresent Ageで死ぬと、死体をPresent Ageに残した状態で霊体だけがFuture Ageに戻されることになる。 Chaos Age:Chaos Ageの各門で死亡した場合、お金と、「Chaos Ageで死亡しても消えない」と書かれたアイテム以外を失ってしまう。取り返すことは不可能であり、War Age以上に高級品の持込は少ない。この状態でホームポイントに戻ると、霊体・死体ともFuture Ageに転送される。 Quest of Ages(ジャスパー以外):基本的にPresent Ageと同じだが、死亡した瞬間に強制帰還であり、死体はその時代に向かう時に使った(Present Age側の)アルターのもとに移動する。ケールタングン以外では時刻制限が在るためクエストの達成が難しくなる。また、一部クエストアイテムは持ち出し禁止であり、Present Ageに戻された時点で消滅するため、やはりクエスト達成が難しくなる。一方、ケールタングン(初心者コース)は初心者の気分しだいである。 Quest of Ages:ジャスパー:死亡してホームポイントに戻っても蘇生した状態でビクトリアス広場に戻される上、戦場に戻るたびに完全回復する(戦場に入ると専用装備の能力により、体力の上限等が跳ね上がるための措置)ためペナルティは無いに等しい。HP、ST、MPが戦場では自然回復しない(回復アイテム等は在るが)ため、特にSTが切れたら自殺を推奨されているほどである。なぜか強制帰還ではないがQoA:ジャスパー専用テクニックとアイテムしか使えないため、その場での蘇生は不可能。一部クエストでは一回の入場で指定モンスターを一定数倒さなくてはならないため、同クエスト遂行中に限ってはペナルティ在りとも言える。
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