書誌学者の一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/08 05:50 UTC 版)

書誌学者(しょしがくしゃ)とは、書誌学を専攻する研究者のこと。
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一覧
書誌学の実体は、日本では既に江戸時代から確かに存在しており、江戸幕府や各大名に属する学者、在野の学者、文人の多くがそれを探求し、その成果を後世に残している[1]。もちろん、このような人物がいるのは日本のみならず、本というものを作り出し、蒐集する人々が存在する国々には、必ずといってよいほどいる[1]。
ところが、このような歴史的背景にもかかわらず、書誌学は「一種の好事家の仕事」か「学術くさい趣味」という程度しか見られていない[2]。また書誌学のみを専門とする研究者は、数えられる程度しかおらず、ほとんどの場合、書誌学を必要とする度合の高い文学、言語学、歴史学、図書館学、博物館学などの研究者が兼学しているのが現状である[2]。
日本
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諸外国
特にイギリス、ドイツ、フランス、オランダなどのヨーロッパ諸国では、多くの書誌学者が研究活動を続けている[1]。またアメリカでは書誌学が図書館学の一分野とされているが、逆にヨーロッパ諸国では図書館学が書誌学の一分野とされている[2]。
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脚注
- ^ a b c 廣庭基介 & 長友千代治 (1998), p. 19.
- ^ a b c 廣庭基介 & 長友千代治 (1998), p. 20.
参考文献
- 慶應義塾大学附属研究所斯道文庫 編『図説書誌学:古典籍を学ぶ』(訂正新版)勉誠社、2023年11月(原著2010年12月)。ISBN 978-4-585-30010-6。
- 高橋智『海を渡ってきた漢籍:江戸の書誌学入門』日外アソシエーツ、2016年6月。 ISBN 978-4-8169-2610-5。
- 国文学研究資料館 編『和書のさまざま』和泉書院、2015年3月。 ISBN 978-4-7576-0729-3。
- 国文学研究資料館 編『本かたちと文化:古典籍・近代文献の見方・楽しみ方』勉誠社、2024年2月。 ISBN 978-4-585-30011-3。
- 山岸徳平『書誌学序説』岩波書店〈岩波全書セレクション〉、2008年2月(原著1977年12月)。 ISBN 978-4-00-021893-1。
- 川瀬一馬 著、岡崎久司 編『書誌学入門』雄松堂出版、2001年12月。 ISBN 4-8419-0290-2。
- 大沼晴暉『図書大概』汲古書院、2012年11月。 ISBN 978-4-7629-1225-2。
- 長沢規矩也『書誌学序説』吉川弘文館、1960年6月 。
- 長沢規矩也『古書のはなし:書誌学入門』(新装版)冨山房、1994年6月(原著1976年11月)。 ISBN 4-572-00763-2。
- 白戸満喜子『書医あづさの手控:書誌学入門ノベル!』文学通信、2020年12月。 ISBN 978-4-909658-41-8。
- 堀川貴司『書誌学入門:古典籍を見る・知る・読む』勉誠出版、2010年3月。 ISBN 978-4-585-20001-7。
- 廣庭基介、長友千代治『日本書誌学を学ぶ人のために』世界思想社、1998年5月。 ISBN 4-7907-0710-5。
関連項目
外部リンク
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