井上和雄_(浮世絵研究者)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 井上和雄_(浮世絵研究者)の意味・解説 

井上和雄 (浮世絵研究者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 04:39 UTC 版)

井上 和雄(いのうえ かずお、(1889年<明治22年>6月19日 - 1946年<昭和21年>6月20日[1])は、日本の浮世絵研究者である。

来歴

鹿児島県に生まれる。1900年(明治33年)から1911年(明治44年)まで古書店山田聖華房に勤め、1911年に宮武外骨の大阪雅俗文庫にて編集委員を務める。1913年(大正2年)から1914年(大正3年)には京都府立図書館の出納係及び監視を務める。1916年(大正5年)から1918年(大正7年)まで酒井好古堂にて雑誌『浮世絵』の編集委員を務めた。その後、1921年(大正10年)には日本浮世絵協会において理事として機関誌『浮世絵之研究』の編集及び発行人を1926年(大正15年)まで務めたほか、1928年(昭和3年)には福永書店で雑誌『浮世絵』の編集兼発行人と『浮世絵新聞』の編集を務めた。その間、1924年(大正13年)には吉野作造らの明治文化研究会に参加、その会誌『新旧時代』の編集発行兼印刷者を1926年から1927年にかけて務め、1928年(昭和3年)編集同人となった。1929年(昭和4年)芸艸堂から創刊の『浮世絵志』の編集同人となった後、1932年(昭和7年)には『浮世絵譚界』の編集兼発行人となった。

著書

単著・共著

編著・編集・解説

出典

  1. ^ 井上和雄 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所. 2024年3月10日閲覧。

参考文献

  • 高梨章編『井上和雄 出版・浮世絵鑑継著作集 附 書誌』文圃文庫類従、2013年 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「井上和雄_(浮世絵研究者)」の関連用語

井上和雄_(浮世絵研究者)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



井上和雄_(浮世絵研究者)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの井上和雄 (浮世絵研究者) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS