日本の主な品種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/04 10:00 UTC 版)
黒皮種 形は腰高で、皮は黒緑色。縦に深い溝がある。日向(ひゅうが) 黒皮小玉種 手のひらに収まる食べきりサイズで使いやすく需要がある。果皮の色は緑から濃緑。小菊(こぎく) 坊ちゃん その他 鹿ケ谷かぼちゃ(ししがたにかぼちゃ)京野菜(京都の伝統野菜)の一つ。ひょうたんのような形が特徴的。 縮緬かぼちゃ(ちりめんかぼちゃ)果皮の表面が縮緬状にゴツゴツしている独特な外観をもつ。愛知県の伝統野菜。 勝間南瓜(こつまなんきん)なにわ野菜の一つで小粒なので戦中から作られなくなったが復活した。大阪市西成区にある生根神社には「こつま南京塚」がある。
※この「日本の主な品種」の解説は、「ニホンカボチャ」の解説の一部です。
「日本の主な品種」を含む「ニホンカボチャ」の記事については、「ニホンカボチャ」の概要を参照ください。
日本の主な品種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 08:57 UTC 版)
色が白くクビが青い青首大根が日本で最も多く出ている品種であるが、日本各地には在来種が数多くあり、赤や赤紫の種や、その土地ならではの大根を使った漬物など名産品もある。特に九州南部は独自性が強いとされている。桜島大根や三浦大根、練馬大根などは、サイズが不揃いで流通に不都合な面があったため、全国的に出回る量は少ない。 日本の在来種は、1980年の文献には、全国で110品種が記録されているが、都市部の人口集中によって流通が発達したことに伴い、青首大根などの一部の品種が大半を占めるようになり、在来種の衰退が著しい。しかし、練馬、三浦のような長根種から、桜島、聖護院のような丸大根、守口のような特に細長いものや、辛味の強い品種などの特徴がある地方品種が今も守られている。 青首大根 - 季節を問わず収穫できるようにした品種。現在の主流品種で、作付面積の98%を占めるともいう。根茎は少し地面から出て、クビとよばれる日に当たったところは淡い緑色をしている。辛みが少なく甘みが強いこと、地上に伸びる性質が強く収穫作業が楽である事などから、昭和50年代に急速に普及した。他の品種はこれに押されて廃れ、郡大根(こおりだいこん)のように絶滅してしまった品種もある。 宮重大根 - 現在主流の青首大根の片親。 細根大根 - 葉の付いた長さ6cm - 8cmの小さな大根。 白首大根 - 胚軸が発達しないため、緑色の部分が無い。沢庵漬け用など。練馬大根 - 元禄から栽培される東京都練馬区の在来種。長さは60 cmほどで、長いものは1 mにもなる。主にたくあんや漬物に使われる。 大蔵大根 - 東京都世田谷区周辺が産地。昭和時代に廃れたが、地場野菜として復活させている。 三浦大根 - 神奈川県の三浦半島が主産地の白首大根の一種。長さは50 - 60 cmで、真ん中から下部が下膨れしている。肉質は軟らかく、煮物やたくあんなどに適している。 御薗大根 - 伊勢たくあんに使用され、これは「こうこ」とも呼ぶ。 辛味大根 - 見かけはミニサイズのダイコンで、全長15 - 20 cm。辛味が強い特徴を持つ品種。群馬産が多いが、長野や京都の品種もある。大根おろしにして使うのが一般的で、汁気が少なく辛味が非常に強いため、主に蕎麦などの薬味に用いられる。 青皮紅心 - 中国産で、心里美(しんりび)とも。皮が白から淡い阿見取り色で、中が紅色のダイコン。直径10 cmほどで、丸形。甘く水気が多いため果実のようにカービングにも利用される。 赤の丸大根 - 中国系の見た目が赤くて丸いダイコン。葉を含めた長さは70 cmほど。水分が少なく、肉質は詰まっていて、煮物や漬物に向く。 ビタミン大根 - 中国系の小ぶりな青首ダイコンで、青長大根ともよばれる。青首の部分は、中も緑色。サラダや漬物など、生食に向く。 葉大根 - 柔らかな葉を食用とするための専用品種で、家庭園芸向け。
※この「日本の主な品種」の解説は、「ダイコン」の解説の一部です。
「日本の主な品種」を含む「ダイコン」の記事については、「ダイコン」の概要を参照ください。
- 日本の主な品種のページへのリンク