旅行チャレンジVTRクイズ・エンディング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:45 UTC 版)
「パネルクイズ アタック25」の記事における「旅行チャレンジVTRクイズ・エンディング」の解説
旅行チャレンジクイズは、25枚のパネル盤面上にVTRを映し、古今東西問わず「ある○○」を当てる問題。主に「人物」、「都市」がメインで、他に「グループ」、「国」、「都道府県」、「町・街」、「村」、「半島」、「島」、「山」、「川」、「湖」、「海峡」、「岬」、「観光地」、「国立公園」、「温泉」、「年号」、「西暦年」、「文学作品」、「楽曲」、「条約」、「組織」、「建造物」、「出来事」、「乗り物」、「遺跡」、「橋」、「公園」、「テレビドラマのタイトル」、「映画のタイトル」、「漫画のタイトル」、「生き物」、「元素」、「星座」などがある。上記のある○○から独立したお題(例:船(乗物から独立)、城・宮殿(建造物から独立))や、ある程度有名ならある○○に「架空」の言葉を追加したお題(例・ある架空の人物など)も存在する。 成績や賞品紹介の後、すぐに優勝者と司会者が簡素な感想を話した後、司会者から「今日はある○○を、御当て頂きます」とジャンルが発表され、優勝者が獲得した自分のパネルを全部外した時点で「ある○○の名前をお答えいただきます、スタート!!」と言ってVTRが始まる。1990年9月以前はフィルム映像だったため、「ある○○、フィルムスタート!!」と言っていた。VTR映像は、優勝者の色のパネルの部分だけしか見ることが出来ない。このため、多くのパネルを獲得していたにも関わらず映像の肝心の部分を隠されてしまうことや、逆に少ないパネル獲得にも関わらず重要な部分を見ることができたりと、独特の運不運が存在する。 現在はCGパネルにVTRが表示されるが、1995年9月24日以前はスタジオのパネルでクロマキー合成によりVTRを流していた。その際、残った別の色のパネルの数字部分が透けて映像が見えていたり、格子の形が見えていた。これはクロマキー合成に紫色を使っており、格子の線は黒だが、パネルの数字は紫色を使っているためである。映像はいくつかのヒント映像が流れ、映像の最後に、ある人物ならその人の顔写真、ある都市なら航空写真に市章、ある国なら航空写真に国旗が映される。VTR映像出題中は「フライト・トゥ・パリ」のBGMが流れる。 映像終了後、司会者に「その○○とは!?」と尋ねられ、5秒以内で正解を解答すると、司会者が「正解!!」・「結構!!」・「その通り!!」などと絶叫、ファンファーレが鳴り、海外旅行を獲得となる。 不正解・時間切れの場合はBGMが流れる。VTR確認前に、司会者が正解答を言う。2012年4月1日の放送から、失敗時に「残念」というテロップが表示されるようになった。司会者が正解を説明する際、毎回パーフェクト達成状態の形でパネル全体が外れて見られるようになる。現在はその際に画面左に、周りはトップ賞獲得者の色がバックとして使われていたが、2015年5月頃からはトップ賞獲得者の色に関係なくクリーム色で固定された。正解を説明の際、司会者は当初、内容を書いたメモをポケットに入れていたが、現在は「アタック25」のロゴの入った黒いファイルを持っている。なお、旅行クイズを失敗しても獲得賞金が没収されることは一切ない。 エンディングの際、以前は解答者花束が贈呈されていた。1975年4月6日の放送開始時から1995年9月24日放送分までは祝福のBGMが流される中、出題者から花束が、エールフランスの客室乗務員から旅行バッグが、1995年10月1日放送分から2012年3月25日放送分までは出題者から花束と旅行獲得プレートが渡されていた。 谷原に司会が替わった2015年4月5日放送分からは、海外旅行を獲得した場合に従来の花束・目録プレートではなく、谷原から記念のトロフィーを贈呈するようになった。このトロフィーのレプリカ(ミニチュア版)もあり、スマートフォンを含む携帯電話用の番組サイトで、番組内で出題されたものをピックアップした「今週の3問クイズ」の月間成績上位者5人(多数抽選)に贈呈される。
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