敵軍の兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 11:47 UTC 版)
敵軍の使用する兵器(乗り物)は総じて耐久度が高い。走行状態の戦車に轢かれたらミスになる。 4(IV)号主力戦車:ギリダ・O(オー) モーデン軍の主力戦車。曲線を描いて飛ぶ戦車砲を撃ってくる。汎用性が高く、様々な場所で登場する。歩兵との連携攻撃が厄介である。 2(II)号戦車:ジイ・コッカ ギリダ・Oより大きめの戦車。真っすぐ飛んでいく戦車砲を発射する。これ単体なら問題はないが、他の攻撃が加わると厄介な存在になる。撃破後、乗員のロケット砲攻撃もある。モデルはアメリカ戦車のM4中戦車。 爆弾ヘリ:P・R・ショーブ 上空から地上にM31爆弾を落として攻撃する。横からTOWミサイルを撃ってくるタイプもある。機首にバルカン砲を積んでいるが、こちらでは攻撃してこない。 なお赤色のものは「R・R・ショーブ」(設定画にはP・R・ショーブとある)。 2(II)号戦車b型:メルティ・ハニー 前方にトゲのついた盾があり、このトゲには停止時(接触しても轢かれない状態)であっても触れただけでミスになってしまう。また、トゲ付きの盾はかなり耐久力が高いが、本体は弱い。追尾機能のあるミサイルを撃つ。 局地爆撃機:フライング・タラ 機体に取り付けた爆弾を宙返りしながら投下する。陸上部専用。塗装は緑色。『2』以降に出てくる機体はフライング・タラII。 局地爆撃機:イーカ・B 機体に取り付けたミサイルで攻撃する。形状はフライング・タラと同じだが、こちらは海洋部専用。塗装は青色。『2』以降に出てくる機体はイーカ・BII。 ストライク・タラ 機体に取り付けたミサイルで攻撃する。形状はフライング・タラと同じだが、こちらは戦闘機である。塗装は緑色。 3(III)号戦車:ブル・チャン 崖の上から戦車砲を撃つ。落下しての押し潰し攻撃もしてくる。潰されると、メタルスラッグでも一撃で破壊されてしまう凶悪ぶり。モデルはドイツ戦車のティーガーII。『X』ではボスとの連携攻撃が実に厄介な存在でもある。 5(V)号戦車:アイアン・イソ 長射程のキャノン砲を撃ってくる。移動は一切しない。 工作車両:ダラリン・ダラ・ダラ 4号主力戦車:ギリダ・O(オー)をベースに改造されている工作作業用兵器。積んでいる鉄板らしきものを落としてくる。 ハイネックNop03型戦車:サルビア バリケードのような縦長の作りになっており、地面を転がる弾を撃ち出す。足回りは2号戦車:ジイ・コッカのものを流用している。もともとは榴弾を発射する予定だったが、背が高すぎるあまりに発射時の反動をすべて吸収してしまい、むなしく転がるだけになってしまった。 マクスネルMH-6s軽攻撃ヘリコプター 戦闘ヘリで上空から銃撃してくる。5機集まったマクスネル5機編成(編隊)もある。モデルはOH-6。なお、5機編成の物は先頭の赤い塗装の機体を倒す事により後続の機体を連鎖的に破壊でき、ボーナス点も加算される。 ミサイル戦車:M-15A型 曲線を描いて飛ぶミサイル(超短距離対戦車ミサイル)を撃ってくる。 スペースタンク モーデンの空飛ぶ戦車。『2』以降、モーデンは愛用するようになる。上半分がダイマンジのような姿をしている。宇宙空間の飛行に使用される前に破壊されるため脱出以外に使われた例がない。車体は2号戦車:ジイ・コッカのものを流用している。 小型UFO 『2』『3』『6』『7』で登場するマーズピープルのUFO。マルコ達を狙い、ビームを撃ってくる。また、人間も乗ることができ『3』『6』では援護射撃や脱出用として使われた。 ダイマンジ 『2』『X』『3』『7』『XX』で登場するマーズピープルの大型UFO。モーデン軍のシンボルマークが描かれている。下から小型UFOを出撃させたり、巨大ビームを放つことが可能。また、『2』『3』では「ラグネーム」と合体して攻撃してくる。『7』『XX』ではエンディングでマルコたちに捕まったモーデンたちを救出する際に使用された。 ラグネーム マーズピープルとルーツマーズの母船。『2』では最終ボス。『3』では中ボスとして登場。モーデン軍のマークが小さく施されている。マーズピープルとルーツマーズの母船だが、実力はダイマンジ以下でダイマンジと合体しないと攻撃出来ない。あまりにも巨大なため、基本的に画面には底面しか映らない。弱点は『2』では全体だったが、『3』ではダイマンジになっている。地球侵略の拠点としていたが、『2』『3』共にマルコ達とモーデン軍の共同戦線で滅茶苦茶に破壊されてしまったため、侵略は事実上頓挫してしまった。 ブラックハウンド 『5』で敵として登場する、黒いボディに眼が描かれたメタルスラッグ。シルエットは普通のメタルスラッグとあまり変わらないが、装甲が厚い。武装はキャノン、バルカン、榴弾、レーザーと豊富である。 プトレマイック・アーミーが正規軍より強奪した設計図から造られた改良機。プレイヤーの前に現れた機体は、その場にいた味方の兵士や原住民を皆殺しにするという不可解な行動を行っていた。 プトレマイックスラッグ 『5』で敵として登場する、プトレマイック・アーミー仕様のメタルスラッグ。正規軍より強奪した設計図を基に開発された機体で、機体上部が独自仕様に変更されている。 多機能のブラックハウンドとは異なり武装まで再現できなかったのか、バルカン砲搭載型・キャノン搭載型の2タイプに分けられるも、オリジナル譲りの装甲と跳躍力を持ち合わせる。 究極兵器「邪悪の権化」(きゅうきょくへいき「じゃあくのごんげ」) 『5』最終ボス。その正体はプトレマイック・アーミーが戦局を変える決定打として開発した究極兵器。赤い目と1対の羽を持ち、胸に骸骨の顔がある巨大な姿で鎌を武器にする。弱点は胸の骸骨。『5』FAINL MISSIONの街の塔で姿を現し、マルコ達と対決する。
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