敵軍キャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 00:30 UTC 版)
「ファイアーエムブレム トラキア776」の記事における「敵軍キャラクター」の解説
レイドリック クラスはバロン。元コノートの将軍だったがトラキアに寝返り、コノート王カールとリーフの祖父カルフ王を殺害。その後、メルゲンを巡る戦いでトラキアを裏切り、フリージのブルーム配下としてマンスター領主となった。良くも悪くも辣腕な政治手腕を持つが、指揮官としての見識も低くなく、リーフらがトラキアの領地へ逃げ込む危険性を逸早く見抜いていた。ナンナとマリータをさらった張本人。利用されているとも知らず、ロプトと手を組み、死後すらもベルドに利用されることとなる。 ケンプフ 声 - 坂巻学 帝国軍第12軍団の将軍。クラスはマージナイト。上級貴族の生まれ。年齢も近く、共に若くして将軍となったラインハルトに敵愾心を抱いている。しかし、ラインハルトには歯牙にもかけてもらえず(と、本人は思っている)、殊更憎悪を募らせている。肝の小さい男。状況が悪くなると部下に責任をなすりつけ自分は逃げ出す。そのくせリーフたちを山賊以下と揶揄することも。正々堂々戦うフリージ軍の気風とは異なり、奇策を好み数々の策を弄してくる。そのため、フリージ軍での評判はあまりよろしくない。 グスタフ 帝国軍第2軍団の将。ブルーム王の側近の侯爵。帝国圧政下のレンスターの領主。積極的に子供狩りを行うなどレンスターの民を苦しめた。問題の多い男と語られる反面、降将のゼーベイアを重用し、敵前逃亡を図ったケンプフを軍から追放しないなど、部下に寛容なところもある。ステータスが最強に近く武器も強力であるため、正面切って戦うと危険だが、ある手段を使えば楽に戦える。 ラインハルト 声 - 利根健太朗 フリージの有能な魔法騎士で、イシュタルの忠実な副官。クラスはマージナイト。精鋭のゲルプリッターを率いる。リーフ軍に身を投じた妹オルエンを取り戻そうとする。ユリウスのイシュタルへのコメントから彼のイシュタルへのひそかな恋心が伺える。ステータス、指揮能力、再行動率、スキル全ておいて優秀で、本作最強の敵の一人とも言われている。 コーエン 帝国軍第26軍団の将。伯爵。ヴェルトマーの女将軍アイーダの父でサイアスの祖父。ファラの聖痕の顕れたサイアスをマンフロイから守るため苦心した。セリスらイザーク軍を迎え撃つため、ティニーやヴァンパ三姉妹らに参軍したこともあるらしい。ロプト教団との暗闘の末、孫のサイアスとともに辺境に追いやられてしまう。 ベルド 声 - ふくまつ進紗 ロプト教団の司祭。クラスはダークビショップ。マンフロイの部下で、レイドリックを利用する。トラキア半島で暗躍し、トラバントにキュアンを奇襲させたのも彼の策謀である。ストーンでエーヴェルを石化する。 本作のラストボスであり、固有スキルである『ライブ』と、『ストーン』の魔導書を所有する。しかし、能力値は特別高い水準にある訳ではなく、事実上の直接攻撃方法も敵軍の普及品である『ヨツムンガンド』しか持たないなど、ラストボスの割にユニットとしては平凡なダークビショップに過ぎない。 ルーメイ トラキア軍の傭兵。家族のため軍を抜け出しアルバイトとしてゴメスの下で働いている。トラキアは国土が貧しく満足に食えないためか、彼の他にも部隊ごと傭兵をしていたり単独でドラゴンナイトがいるマップがある。 ゴメス 元ダグダの部下。ダグダの外出中に山賊活動を再開する。彼を知る者たちからは「力は強いが頭の弱い男」と揶揄されているが、彼なりに悩みぬいた末の行いであった。 マーロック トラバントの部下。トラバントが言うところの山賊の討伐を任される。 ラルゴ ノエル渓谷を守る帝国軍第22軍団の将。誇りを重んじる武人。 オルトフ 帝国軍第12軍団の司祭。ケンプフに足止めとしてタンドラム要塞に残される。忠誠心は低く、時間が経つと逃げ出す。 コルホ コルホ団のリーダー。ダンデライオンの仲間だが、パーンの言うことは聞かず、旅人を襲っている。 リスト 帝国軍第20軍団の将。ターラ攻略の際、上官のパウルスの忠告を無視して功に逸り、無理な攻撃を仕掛ける。バルダックとは功を競う立場にあった。 パウルス 帝国軍第5軍団の将。ターラ攻略の司令官を務め、クラスはバロン。誇り高く、将兵への気配りも欠かさない。ターラ攻略にはあまり乗り気ではなく、結果として犠牲が増えたことを自嘲していた。 バルダック 帝国軍第8軍団の将。パウルス指揮のもと、ターラ攻略に付き従う。実直な軍人。敗北したリストには辛らつ。 マクロイ トラキア軍のドラゴンナイト。帝国のターラ攻略に協力しつつ掠め取るよう、トラバントに命じられる。 コッダ ベルクローゼンのダークビショップ。ミーシャにペガサス部隊の指揮を許さず、レンスターに帰らせる。 ミュラー ラインハルトの部下。不在の上司に代わり、ゲルプリッターを率いる。 ニカラフ 帝国軍第3軍団の将。レンスター城東門を守る。ケンプフに対して不快に思っている。 ラインコック ベルクローゼンの司祭。迷いの森にあるロプト教団の僧院を守っている。ミランダを幽閉している。 パルマン 帝国軍第16軍団の将。日和見な性格で将としての能力も低いためか、敵のあまり来ないレンスター城南門に配属されている。ただし悪人ではなく、子供狩りを嫌うアマルダには同情的。故郷を思う気持ちが強い。 ウォルフ 帝国軍第4軍団の将。ブルームにレンスター奪還を命じられる。満を持しての出撃にも拘らずリーフを討てなかったことと、自軍の将から離反者を出した失策からか、撃破しなくても、第4軍団の指揮権はバラートに移ることになる。 バラート 帝国軍第4軍団の将。レンスター攻略に手こずり立場が危うくなっている。 アルファン レイドリックの命でマンスターの城門を守る。片付けが苦手らしく、度々大切な魔道書をなくしては部下に探させている。せっかく見つかったポイズンも使えず、セティに倒されてしまうこともしばしば。 コルータ トラキアのドラゴンナイト。『聖戦の系譜』八章にも登場している。トラバントの命に従いアルテナの制止を振り切りマンスターへ攻撃を仕掛ける。顔グラフィックが『聖戦の系譜』と比べて大幅に変わっている。
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