ファイアーエムブレム トラキア776
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ジャンル | シミュレーションRPG |
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対応機種 | スーパーファミコン (SFC)
対応機種一覧
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開発元 | インテリジェントシステムズ |
発売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 出石武宏 |
デザイナー | 加賀昭三 |
シナリオ | 加賀昭三 堀川将之 |
プログラマー | 成広通 |
音楽 | 辻横由佳 松本敦子 |
美術 | 広田麻由美 |
シリーズ | ファイアーエムブレム |
人数 | 1人 |
メディア | 32メガビットフラッシュロムカセット[1] |
発売日 | SFC(プリライト版)![]() [2] |
対象年齢 | ![]() ![]() |
コンテンツアイコン | 犯罪 |
売上本数 | 10万6108本[3] (ニンテンドウパワー、ロムカセット合計) |
その他 | 型式:SHVC-BFRJ-JPN |
『ファイアーエムブレム トラキア776』 (Fire Emblem: Thracia 776) は、1999年8月28日に日本の任天堂から発売されたスーパーファミコン用シミュレーションロールプレイングゲーム。
同社の『ファイアーエムブレムシリーズ』第5作目であり、前作『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』(1996年)の外伝にあたる。主人公のリーフ王子を操作し、レンスター王国復興のために戦いを挑むというストーリー。新たに「疲労」「体格」「行動」などの要素が追加された事を特徴としている。
開発はインテリジェントシステムズ。後にバーチャルコンソール対応ソフトとして配信された。
概要
前作『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』の後半が始まる少し前のグラン歴776年、レンスターの王子リーフを主人公とした、レンスター王国再興を目指し立ち上がる物語を描く。本作は前作の第6章の少し前から第8章あたりのサイドストーリーと位置付けられているが、前作『聖戦の系譜』と違った展開でシナリオが進行する。
システム面では出撃ユニットや武器の扱いで独特のシステムが採用されていた『聖戦の系譜』から、旧来の『紋章の謎』のシステムに戻された部分が多い。武器やアイテムが他作品と比べ高価で資金調達手段も乏しいことから、敵を「捕獲」する→「物交換」で武器を奪う→「解放」という積極的なアイテム補充が必要不可欠となる。
開発はインテリジェントシステムズが行い、前作から引き続き参加したスタッフとしてゲーム・デザインおよびシナリオは加賀昭三、音楽は辻横由佳が担当した他、プロデューサーは『ポケットモンスターシリーズ』を手掛けた出石武宏、キャラクター・デザインはイラストレーターの広田麻由美が担当している。また、シリーズ生みの親である加賀が開発に携わった最後の作品となっている。
1999年にあらかじめ書き換え用のフラッシュロムカセットに書き込まれた状態の「DXパック」がローソン限定で発売され、後にニンテンドウパワーにて書き換えが開始された。また、2000年には通常のロムカセットソフトとしてパッケージ版が発売された。後にバーチャルコンソール対応ソフトとして、2008年にWii、2013年にWii U、2016年にNewニンテンドー3DSにて配信された。
ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」ではプラチナ殿堂を獲得した。
ゲーム内容
新規採用された概念
今作で採用された概念として、「疲労」「体格」「行動」が存在する。
「疲労」は戦闘・杖を使用するなどの行動をすることで蓄積していき、出撃準備時に疲労が最大HPを超えている場合は強制出撃を除いて出撃させることができない(リーフは全章強制出撃のためステータスが存在しない)。出撃させないか、「Sドリンク」を使用することで0になる。また、疲労がないユニットが最低出撃人数を超えないときも、疲労の低いキャラから順に出撃できる。
「体格」は今作独自のシステムである「捕獲」や「かつぐ」に影響するステータスで、自分より「体格」の数値の低いユニットを担ぐことができる。騎馬状態のユニットは上限である20として扱われる(つまり救出できない)。「捕獲」した敵ユニットからは所持品を鹵獲することができ、また「かつぐ」ことで味方ユニットの効率良い運用が可能となることから、戦略上重要な役割を持つ。しかし、担いだ状態では「HP」「幸運」「体格」以外の基本ステータスが半減し、担ぐ対象のユニットの「体格」が担ぐユニットの体格の半分より大きいときは移動力も半減する。戦闘時には武器の重さが「体格」の値で相殺されるが、魔道書の重さには影響しない。また、味方が武器を所持しないまま敵に攻撃されると敵に捕獲されてしまい捕虜になる。
「行動」は数値ではなく「★」印で与えられており、行動終了時に★の数×5%の確率でユニットの上に「♪」印が現れ、2度目の行動が可能になる。
また、マップの勝利条件として、前作までは特定地点の制圧や敵の全滅などが主な勝利条件であったが、今作からこれらのほかに特定拠点から離脱する(主人公以外のユニットを残すと捕虜になる)、一定ターン防衛をするなどの、複雑な条件のものが加わった。また、自軍の数マス先までしかマップが見えない「索敵マップ」が初登場した作品でもある。この索敵マップについては次回作『封印の剣』以降ではマップの地形のみはわかる、盗賊は視界が広いなど緩和されているが(一部そうではない作品もある)、今作ではマップの地形すら見えず真っ暗であり、盗賊の視界も通常ユニットと違いはない。ただし、視界を広げるアイテムは存在し、敵の総数は確認可能である。
上述の丸腰で敵に攻撃されたり、離脱マップで主人公以外のキャラを残してクリアしてしまったりした場合、それらのキャラは捕虜となり以降のマップで参戦できなくなってしまうが、終盤に再び救出することはできる。
前作から変更された概念
戦闘では、攻撃速度(攻速)が一定以上勝っていれば自動的に追撃し、「技」の数値に応じて必殺攻撃が発生するシステムへと戻された。これに伴い、スキルより「追撃」「必殺」が削除された。武器の3すくみによる補正は減少し、間接攻撃は武器・魔法ともに、攻撃が当たらずとも使用回数が減るようになった。命中率の上限は99%・下限は1%。リアル戦闘設定のとき、相手が反撃不可能な状況の場合、相手側の命中率と攻撃力が表示されなくなった。
スキルでは、「ぬすむ」は「速さ」「体格」の条件を満たせば敵の所持品を100%奪うことができる、「みきり」は相手の全てのスキルを封じる、など変更が加えられているものがある(詳細は#スキルを参照)。
ステータスでは、「魔法防御」の概念が削除され、「魔力」の数値がそのまま魔法攻撃に対する防御力として扱われる。また、レベルアップの際、稀に「移動力」が上がることがある。「指揮」は周囲3マスへの影響から、マップに存在する同じ「所属」の全ユニットに影響するようになった。
武器では、『聖戦の系譜』にも存在した一部の武器に状態変化効果が付与され、風系魔法には飛行系ユニットへの特効が付与された。また、杖の使用に関してもミスや追撃が発動する。また遠距離の杖の効果範囲はフィールド全域に拡大されたが、玉座や城の相手にはサイレスやスリープの杖等の状態異常が効かなくなった(杖以外の状態異常攻撃でも同様)。武器熟練度(レベル)が採用され、繰り返し使用することで武器レベルは上昇していくようになった。最低レベルはEであり、最高レベルはA。
兵種では、騎馬・アーマー系については使える武器でクラス分けされているが、魔法使いは使える武器で区別されなくなった。
アイテムでは「きずぐすり」が復活。使用するとHPが全回復と効果が強化された。
また、騎乗系ユニットの「おりる」は、次回の出撃まで持ち越される。さらに、初代『暗黒竜と光の剣』同様、マップの出撃キャラクターの初期配置を自由に変更することが不可能である。初期配置では出撃しないキャラも含め、前マップに出撃したときの順序を保つため(たとえば、A、B、Cがあるマップで出撃し、次のマップでAは出撃しなければBが1番目、Cが2番目の配置になる)、特定のマップで思い通りの配置にしたければ、疲労を考慮したうえで、複数章に渡って出撃計画を練る必要がある。
クラス
前作『聖戦の系譜』では、レベル20に達すれば無条件に本城でクラスチェンジが可能であったが、今作ではレベル10を超えた下位ユニットが「ナイトプルフ」を使用することでクラスチェンジできる(特定のキャラ・ユニットによってはできない)。各クラスともレベルは1から20までで、クラスチェンジすることでレベルは1に戻る。
下の記載では、クラスチェンジが可能なユニットは矢印の左が下位クラス、右が上位クラス。仲間になるクラスが複数の上位クラスを持つ場合は「/」で併記してあるが、キャラクターごとにクラスチェンジできる上位クラスは決まっている。
騎兵ユニットは下馬することができ、室内には下馬状態でのみ進入可能。なお、下馬状態では剣以外の近接武器は使用できない(弓・魔法・杖に関しては、下馬状態でも使用可能)。
また、能力の上限はクラスにかかわりなくHPは80、その他は一律20である。
なお、★印は敵ユニット専用クラス(ユニットの特性についてはファイアーエムブレム#ユニット・兵種を参照)。
- 歩兵系ユニット
- ロード → プリンス
- アーチャー★
- アクスアーマー → ジェネラル
- アクスファイター → マーシナリー
- シーフ → シーフファイター
- シスター → セイジ
- ソードアーマー★
- ソードファイター → ソードマスター / マーシナリー
- ソルジャー★
- ダークビショップ★
- ダンサー
- バーサーカー★
- バード → セイジ
- パイレーツ★
- バロン★
- ハンター★
- ビショップ★
- プリースト → ハイプリースト
- ボウアーマー★
- ボウファイター → スナイパー
- マージ → セイジ / マージナイト(騎兵)
- マウンテンシーフ → ウォーリア
- ランスアーマー★
- ロプトマージ → ダークマージ
- 騎兵系ユニット
- アーチナイト → ボウナイト
- アクスナイト → グレートナイト
- ソシアルナイト → パラディン
- ドラゴンライダー → ドラゴンナイト
- トルバドール → パラディン
- フリーナイト → フォレストナイト
- ペガサスライダー → ペガサスナイト
- ランスナイト → デュークナイト
スキル
- 怒り:反撃が命中すれば必殺の一撃となる。追撃時には適用されない。バーサーカーの兵種スキル。
- 祈り:攻撃があたれば死亡する場合に「幸運」の値に応じて発動し、攻撃を回避する。
- エリート:通常の2倍の経験値(エリートモードでは4倍)をもらえる。
- 大盾:現在のレベルに応じた確率で発動し、敵から受けるダメージが無効になる。バロンの兵種スキル。
- 踊る:行動終了した味方1人を再行動させる。ダンサーの兵種スキル。
- カリスマ:周囲3マスにいる味方ユニットの命中、回避率を10%上昇させる。
- 月光剣:「技」の数値に応じて発動し、相手の防御を無視してダメージを与える。「流星剣」「太陽剣」の効果と重複する。
- 太陽剣:「技」の数値に応じて発動し、与えたダメージ分の体力を回復する。「流星剣」「月光剣」の効果と重複する。
- 突撃:相手より「攻撃速度」と「戦闘開始時のHP」が勝っているとき、戦闘をもう1ラウンドだけ続行する。自分が攻撃できない状況でも発動する。その場合は一方的に攻撃を受けるだけになる。
- 盗む:隣接する自分より「速さ」の数値が低い相手から、指定したアイテムを盗む。自分の所持枠に空きがないときに交換することや、逆に所持品を相手に渡すことも可能。シーフ、シーフファイターの兵種スキル。
- 見切り:「見切り」以外の相手の戦闘スキルを全て無効化する。
- 値切り:半額で買い物ができる。
- 待ち伏せ:攻撃を受けたときに、必ず先制攻撃ができる。シーフファイターの兵種スキル。
- ライブ:ターン開始時にHPが最大値の10%から20%回復する。敵専用スキル。
- 流星剣:「技」の数値に応じて発動し、5回連続で攻撃する。「月光剣」「太陽剣」の効果と重複する。
- 連続:「攻撃速度」に応じて発動し、2回連続で攻撃する。ソードマスター、セイジの兵種スキル。
設定
ストーリー
幼いリーフを国許に残し、北トラキア地方レンスター国の王子キュアンとその妻エスリンは親友のシアルフィ公子シグルドを救援すべく遠征に起った。しかしその途上イード砂漠にて、突如トラバント王率いるトラキア軍に奇襲を受け、騎馬が砂地に足を取られ満足に戦えず討たれてしまう。王子たちの無念を晴らすべくレンスターのカルフ王はトラキア軍に戦いを挑むも、友軍のコノートの裏切りにより、トラキア大河で敢え無い最期を遂げる。残されたレンスター軍も善戦むなしくトラキア軍に破れ、レンスター城は陥落。騎士フィンに守られリーフは城から落ち延びる。アルスター、城塞都市ターラなどを転々としながら、トラキア、グランベル帝国などの追っ手から逃れ、フィアナという小さな村に身を潜めていた。
フィアナ村はエーヴェルという女傭兵が治めており、義勇軍として近隣の村々を海賊などから守っていた。リーフが15歳となり、初めて海賊退治に同行したその日、レイドリック率いる帝国の軍勢が留守の間に村を襲い、エーヴェルの娘マリータとラケシスの娘ナンナを連れ去ってしまう。二人を取り戻すため、リーフはフィアナ義勇軍らとともに連れ去られたというマンスターを目指す。
しかし、マンスターへの途上にある「ケルベスの門」と呼ばれる砦にてレイドリックの罠にかかりリーフは捕らえられてしまう。マンスターに護送され獄につながれていたところを、セティ率いるマギ団に助けられる。同じく投獄されていた者たちやマギ団らと外を目指すが、エーヴェルはレイドリックの姦計によりマリータと戦わされ、石にされてしまう。ナンナとは合流することができたもののエーヴェルはどうすることもできず、エーヴェルの救出を胸にマンスターから逃れることとなる。
やむを得ず親の仇であるトラキアに保護を求め、マンスターの追撃から逃れるリーフ。トラキアのミーズ城を預かるハンニバル将軍の機転により、難局を逃れる。フィアナ義勇軍らとも合流し、さらにハンニバルはドリアス伯爵を初めとするレンスター遺臣を保護しているという。再会を喜ぶリーフは、次に苦境にあると言うターラの救援に向かう。
ターラは帝国の圧政下により子供狩りが行われ、公爵令嬢のリノアンを主に帝国に反乱を起こしていた。しかし旗色悪く、帝国やトラキアの大軍に包囲され陥落は時間の問題となっていた。包囲の隙を突きターラに入ることができたリーフたち解放軍だったが、大勢は変わらず危機に瀕していた。トラキアの王子アリオーンが市民の安全を前提にリノアンを説得し、解放軍とターラ傭兵団は街から撤退することになる。
リーフたち解放軍は次なる目標をレンスターの解放と定める。レンスターへは二つの進路から選ぶこととなる。ドリアス伯爵の進言する、西側から海岸沿いに城正面から進軍するルート。軍師アウグストの進言する、東側から「迷いの森」を抜け城の裏手を突くルート。正面には敵の大軍が待ち構えており、裏を突くためには困難な森を抜けての進軍が要求され、どちらも容易なものではなかった。
レンスター城では元レンスターの将軍ゼーベイアがグスタフ侯爵の指揮のもとで守っていた。ゼーベイアは重臣たちの家族を人質に取られ、また多くの民のためやむなく降っていたのだった。他にも多くのレンスター兵が帝国兵と入り交じり、レンスター城の解放は大変困難なものとなる。
レンスター城主、グスタフ侯爵を破り、ついに祖国の復興を果たすリーフ。しかし、意気に任せ続けてアルスターで反乱を起こした民の救援の軍を起こした矢先、事件が起こる。先発隊が敗れ、指揮をしていたドリアス伯爵が戦死してしまう。帝国の総反撃の前に再び危機に陥るレンスター城。リーフは長く苦しい篭城戦を強いられることになる[4]。
半年にも及ぶ長い篭城に耐えるリーフたち解放軍に援軍が現れる。セリス軍の救援により、帝国軍が退けられアルスターも解放されたのだった。リーフとセリスの会見が行われ、リーフ軍はマンスター攻略に、セリス軍はコノート攻略に向かうこととなる。エーヴェル救出を企図してリーフは一刻も早くマンスターへと向かうこと選んだのだった。
トラキア大河で待ち受けるイシュタルの側近ラインハルトを辛くも破り、マンスターに軍を進めるリーフ軍。マンスターではセティらマギ団が抵抗を続けていた。セティらと協力しマンスター城下の制圧に成功する。サイアス司祭によりレイドリックの持つロプトの剣を打ち破るブラギの剣がもたらされ、因縁のレイドリックの打倒を果たす。不思議な少女サラによると、マンスター城で手に入れたキアの杖があれば石にされた者を元に戻すことができるという。エーヴェルを救うため、マンスター城地下にあるロプトの秘密神殿へと向かう。
数々の罠を潜り抜けエーヴェルの救出に成功するリーフ。エーヴェルを石に変えた張本人であるベルドを倒すべく進んでいく。レイドリックは死してなお魔戦士に改造されベルドのいる祭壇を守っていた。魔戦士たちを破り、トラキア動乱の黒幕であるベルドを倒し、リーフは北トラキア地方の解放を成し遂げるのだった。
世界観
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キャラクター
担当声優は、『ファイアーエムブレム ヒーローズ』『ファイアーエムブレム エンゲージ』での配役。
レンスター王国
- リーフ
- 声 - 鈴村健一
- 15歳。クラス/ロード→プリンス(要イベント)。
- 本作の主人公。帝国に追われるレンスターの王子。祖国再興を目指す。キュアンとエスリンの子で、槍騎士ノヴァの血を引き(神器継承者ではない)、バルドの傍系でもある。本作では語られないが、トラキア王女アルテナは実姉。
- 物語開始の3年前にナンナと共に重傷を負ったフィンを連れてフィアナ村へと辿り着き、エーヴェルを睨みつけながら母の形見である【光の剣】と引き換えに治療することを要求した。フィンが父、エーヴェルを母、ナンナとマリータが妹、ハルヴァンやオーシンたちを友達として楽しく過ごしながら戦う力をつけていった。
- フィン
- 声 - 置鮎龍太郎
- 34歳。クラス/ランスナイト→デュークナイト。
- キュアンの代よりレンスター王家に仕える槍騎士。亡き主君に代わり、リーフを育て上げた。ナンナの父で、妻はノディオン王女ラケシス。前作『聖戦の系譜』にも登場するが、そちらでは妻がラケシスになるとは限らず、結婚するとも限らない。
- ナンナ
- 声 - 名塚佳織
- 14歳。クラス/トルバドール→パラディン。
- ノディオンの王族の少女。フィンとラケシスの娘。黒騎士ヘズルの傍系。『聖戦の系譜』にも登場するが、そちらでは父がフィンになるとは限らない。
- リーフとは兄妹のように育った。母譲りの美貌とカリスマ性を兼ね備え、多くの者を惹き付ける。窮地の中にあるターラで女遊びに興じているホメロスにビンタし、解放軍入りさせるなど気丈な一面もある。
- 戦後はリーフのプロポーズを受け、レンスター王妃となった。
- ドリアス
- レンスターの伯爵。セルフィナの父。リーフたちと共にレンスターから落ち延びるが、アルスターで負傷し右腕を失う。リーフと再会を果たし、アウグストと共に軍師として解放軍を支える。レンスター解放後、すぐにアルスターの救援に向かおうと無茶を言うリーフを説得するが聞き入れられず、後事をアウグストに託して出撃。帝国軍の反撃に遭い、仲間を逃がすために敵陣に切り込んで壮絶な最期を遂げた。彼の死はリーフに大きな衝撃を与え、悔恨を味わわせることでさらなる成長へと繋がった。
- アウグスト
- 声 - 野川雅史
- 元ブラギの僧だが、教団から破門され各地を放浪。レヴィンと知り合い、その活動に共鳴する。彼の指示によりレンスター王子リーフの行方を捜し軍師となる。徹底した現実主義者で、理想主義のドリアスとは反りが合わず、しばしば意見が対立していた。しかし、内心では認め合っており、彼の覚悟を察してその意思を引き継いだ。ドリアスの死で愕然とするリーフに「一度流れた血は元には戻らない。大事なのはその血をいかに価値あるものにするか」であると説いた。
- グレイド
- 34歳。クラス/デュークナイト。
- レンスターの槍騎士。セルフィナの夫で、フィンの親友でもある。ターラにて義勇兵として街を守っていた。
- セルフィナ
- 26歳。クラス/アーチナイト→ボウナイト。
- レンスターの弓騎士。ドリアスの娘で、グレイドの妻。リーフ王子にとって家族同然の存在。心優しく暖かい女性。
- ケイン
- 20歳。クラス/ランスナイト→デュークナイト。
- レンスターの騎士の子。両親は戦死。きまじめで無口。
- アルバ
- 15歳。クラス/ランスナイト→デュークナイト。
- レンスターの騎士の子。明るく陽気。ケインとは親友同士。
- ロベルト
- 17歳。クラス/アーチナイト→ボウナイト。
- 戦災孤児。セルフィナを母のごとく慕っている。
- カリオン
- クラス/ソシアルナイト→パラディン。
- 父がレンスターの騎士だったが戦死。母と共にハンニバルに救われる。責任感が強く、人当たりは優しい。
- ゼーベイア
- クラス/ジェネラル。
- レンスターの重臣。部下や民を守るため、生き恥を晒しながらも帝国側に仕える。
フィアナ義勇軍
- エーヴェル
- 声 - 岡村明美
- 35歳。クラス/ソードマスター。
- フィアナ村の女領主にしてフィアナ義勇軍のリーダー。落ち延びたリーフたちを匿う。
- 十数年前、イスの海岸に倒れていたところを村人に助けられた時には記憶は失っていた。旅の傭兵として当時山賊の根城だったフィアナ村にやってきて山賊を下し、領主に収まる。父とはぐれて奴隷商人に連れ去られた直後のマリータを救い、養女とした。石化解除後はフィアナ村の面々と再会を喜び、ガルザスからは娘を救い、育ててくれたことを感謝された。その際、実の親が現れたとしてもマリータを手放すつもりはないエーヴェルと、これからも娘を頼みたいというガルザスの想いは一致し、エーヴェルは年に一度でいいからフィアナ村へ立ち寄ってほしいと願う。
- 彼女の石化を解くことができなかった場合、マンフロイの手で魔戦士フュンフ(スナイパー)にされてしまい、最終章で敵として立ちはだかる。
- 戦後はフィアナ村に戻り、平穏な年月が流れていたが、聖戦の勝利から7年後、竜族との契約『ゲッシュ』の消滅により記憶を取り戻し、子供たちと再会した。これらのことから、前作『聖戦の系譜』に登場したブリギッドと同一人物である事が強く示唆されている。
- マリータ
- 声 - 井上麻里奈
- 15歳。クラス/ソードファイター→ソードマスター。
- エーヴェルの養女。父ガルザスとはぐれ、奴隷商人に連れ去られそうになっていたところをエーヴェルに救われて養女になった。
- 物語冒頭にレイドリックに連れ去られ、暗黒の剣によって狂戦士と化し、エーヴェルと戦わされてしまうが、当身を受けて気絶。その後、レイドリックの用心棒をしていた父ガルザスに密かに救われて、サイアスの元で療養していた。母のような立派な剣士になることを望み、サイアスによって解呪された暗黒の剣改め【マリータの剣】を手に解放軍へと合流。イザーク王子シャナン(の名を騙るシャナム)に教えを請い、彼の適当な助言でイザーク王家の秘伝といわれる【流星剣】を会得するなど、剣聖オードの血族としての才能の片鱗を見せる。石化した母エーヴェルを救うために戻ったマンスターで父ガルザスと再会し、母を取り戻すことに成功した。
- ハルヴァン
- 19歳。クラス/アクスファイター→マーシナリー。
- フィアナ義勇軍の一員。冷静沈着。オーシンとは親友同士。村にパトリシアという妹が1人いる。
- オーシン
- 声 - 坂泰斗
- 18歳。クラス/アクスファイター→マーシナリー。
- フィアナ義勇軍の一員。明るい性格だが、短気で喧嘩っ早く散漫なところがあり、エーヴェルからも不安視されている。母は亡くなっており、現在は父と二人暮らしをしている。
- ダグダ
- 声 - 小林達也
- 45歳。クラス/ウォーリアー。
- タニアの父。紫竜山の元山賊頭だったが、エーヴェルに説得され改心、フィアナ義勇軍に在る。
- 彼がなんらかの理由で仲間にいない場合、マンフロイの手で魔戦士ドライ(ウォーリアー)にされてしまい、最終章で敵として立ちはだかる。
- タニア
- 声 - 花守ゆみり
- 18歳。クラス/ボウファイター→スナイパー。
- ダグダの娘。山賊頭の娘という出自もあって粗野で気が荒く、しかも意思表示が苦手で、特にオーシンとは口喧嘩が絶えない。
- マーティ
- 26歳。クラス/マウンテンシーフ→ウォーリアー。
- ダグダの部下。のんびり屋。
マンスター王国
- レイドリック
- クラス/バロン。
- 爵位は男爵。元コノートの将軍だったがトラキアに寝返り、コノート王カールとリーフの祖父カルフ王を殺害。その後、メルゲンを巡る戦いでトラキアを裏切り、フリージのブルーム配下としてマンスター領主となった。良くも悪くも辣腕な政治手腕を持つが、指揮官としての見識も低くなく、リーフらがトラキアの領地へ逃げ込む危険性を逸早く見抜いていた。ナンナとマリータをさらった張本人。利用されているとも知らず、ロプトと手を組み、死後すらも魔戦士アインスとしてベルドに再利用されることとなる。
- ワイズマン
- クラス/ソードアーマー。
- レイドリックに付き従ってフィアナ村へリーフを探しに来た彼の部下。作中では最初のボス敵となる。
- アルファン
- レイドリックの命でマンスターの城門を守る。片付けが苦手らしく、度々大切な魔道書をなくしては部下に探させている。せっかく見つかった【ポイズン】も使えず、セティに倒されてしまうこともしばしば。
- ダルシン
- 20歳。クラス/アクスアーマー→ジェネラル。
- マンスターの重騎士。地味だが真面目。妹ディアナと弟ユベルがいる。レイドリックのやり方に不満を持っており、子供狩りに遭ったユベルを救出していれば寝返る。
- ヒックス
- クラス/アクスナイト→グレートナイト。
- マンスターの重騎士。息子マフィーが子供狩りに遭い、レイドリックには愛想が尽きていた。マフィーを救出していれば、感謝して解放軍に参加する。
マギ団
マンスター領主レイドリックの圧政に抵抗するレジスタンス。
- セティ
- 声 - 梶原岳人
- 16歳。クラス/セイジ。
- マギ団のリーダー。シレジア王国の王子で、父はレヴィン、母はフュリー、妹にフィーがいる。風使いセティの直系で神器【フォルセティ】を操る。前作聖戦の系譜にも登場。
- 出国した父王レヴィンを捜して旅をしている途中に立ち寄ったマンスターで、圧政に苦しむ民衆を見かねてマギ団を結成し、「風の勇者」と呼ばれるようになった。サイアスと二者択一で仲間になる。
- マチュア
- 声 - 和氣あず未
- 19歳。クラス/ソードファイター→マーシナリー。
- 結成当初からマギ団に所属しているマンスターの女剣士。男勝りの熱血漢。
- ブライトン
- 23歳。クラス/アクスナイト→グレートナイト。
- 父親がレイドリックの臣下であり、自身もマンスターの騎士だったが、市民の窮地を見かねてマギ団に加わる。
- ラーラ
- 声 - 白砂沙帆
- 15歳。クラス/シーフ→シーフファイター。イベントでダンサーに転職も可。
- マギ団の一員で、工作兵を務める女性。少女時代に身売りされ、物語本編の1年前まで旅芸人の一座で踊り子をしていたところをパーンに救われて盗賊になった。ダキアの森でパーンを説得すると、「踊り子に戻るのなら解放軍に参加する」と言われ、彼のために踊り子に戻ることを決意する。
- アスベル
- 声 - 釘宮理恵
- 15歳。クラス/マージ→セイジ。
- 自由都市フレストの司祭グンナの孫。セティから舎弟の証として専用風魔法「グラフカリバー」を授かっている。リーフとは生死を誓い合った仲(本人談)。
ターラ
- リノアン
- 声 - 和多田美咲
- 15歳。クラス/シスター→セイジ(要イベント)。
- ターラ公爵の娘。アリオーンの婚約者。ヘイムの血を引くが当人は知らない。
- グランベル帝国に父を殺害され、領主館を奪われて子供狩りなどの圧政を敷かれたために、自らが盟主となって市民たちと共に反乱を起こしターラ市長となる。帝国の役人に多額のワイロを渡し、傭兵を雇うなどして自治が得られるように努力したが、ブルームの怒りを買い、帝国軍に包囲されて絶望的な戦いを強いられることになった。打開策として友人のサフィに勇士を集めてくるように頼み、結果的にリーフたち解放軍が来たことで窮地を脱したが、一時凌ぎにしかならなかった。その後、アリオーンの説得を受けてターラを脱出し、帝国を打倒した後に帰還する事を誓って解放軍に加わった。
- 婚約者のアリオーンとの関係は良好ではあるが、あくまでも政略的なものであり、彼の部下とは知らないままディーンにその心を奪われている。エピローグでは一緒に行けないというディーンに対し、ターラへ戻る事を諦めて彼についていくとまで言い切って困らせた。しかし、戦後はターラの復興に力を注ぎ、生涯独身貫いたとあるため、彼とは結ばれなかったようである。
- サフィ
- 声 - 久野美咲
- 17歳。クラス/プリースト→ハイプリースト。
- 自由都市ターラのシスター。父は司祭。妹にティナがいる。幼い頃、修道院にいた時期にリーフとも数回面識がある。友人であり、現ターラ市長でもあるリノアンの頼みで、ターラのために戦ってくれる戦士を求めて旅をしていたところをイスの海賊団に捕らえられ、リフィスに自分のものになるよう迫られている。リーフたちに救われ、再会を喜ぶと同時にターラへの救援を懇願する。人々が皆、幸せになることを願い、そのためならば自分を犠牲にすることも厭わない。
- ディーン
- 27歳。クラス/ドラゴンナイト。
- ぶっきら棒で協調性に欠けるきらいがあるが、アリオーンへの忠誠心厚い経験豊富な武人。トラキアの王子アリオーンの密命を受け、トラキア軍を脱走。ターラ傭兵団に加わる。12聖戦士の竜騎士ダインに似た容姿をしている[5]。
- エダ
- 21歳。クラス/ドラゴンライダー→ドラゴンナイト。
- 兄のディーンと共に傭兵団に参加。真面目で頑張り屋な性格。兄と同じく、槍騎士ノヴァと似た容姿をしている。
アルスター王国
- ミランダ
- 声 - 渡辺明乃
- 14歳。クラス/マージ→マージナイト。
- アルスターの王女。わがままで気が強いが、内面は心優しい少女。人質としてロプト教団の僧院に監禁されていたところを解放軍に救出された。
- 父王は争いを好まず、中立を保つはずだったが、リーフらがアルスターへと落ちのびて来たことから国の崩壊が始まったと考え、再会して早々リーフに恨み言をぶつける。だが、実際にはリーフのことは口実でしかなく、帝国は始めからアルスターを奪うつもりだった、勇猛な騎士団を擁していながら日和見を決め込んだ弱腰な国王が国の崩壊を招いたのだと、ドリアスに指摘された。その後、アルスター奪還のために解放軍に加わり、自分を人質に帝国側で戦わされているコノモール伯爵を説得した。
- エピローグでは自分の願いに応えて、リーフがアルスター奪還に向かわせたドリアスの死に責任を感じているようである。民からレンスター王家との統合を望まれ、重臣たちにリーフとの政略結婚を求められており、女性だからとバカにされていると思いつつも、満更ではない様子。
- コノモール
- クラス/パラディン。
- アルスターの伯爵。義に厚く、愛国心が人一倍強いアルスターきっての勇将。ミランダ王女を人質にとられ、やむなく帝国に従う。ミランダで会話する必要があるため、東ルート選択時のみ仲間となる。
- エスニャ
- アルスター王妃にしてミランダの母。逃亡中のリーフらを匿った。前作のティルテュの妹と同名だが、同一人物かは不明。また、レンスターで主に信仰される大地母神とも同名である。
フリージ軍
- ブルーム
- フリージ家の現当主でトード直系。北トラキアにおける帝国軍主力を率いる。作中ではレンスターに対する苛烈で攻撃的な態度が目立ち、アルスターの反乱軍を容赦なく虐殺したが、それは過去にレンスター残党に騎士にあるまじき闇討ちを受けたためだと言われている。
- リーフの宿敵の一人だが、マンスター攻略中にセリス軍が倒してしまうため、本当の意味で戦うことが出来ない。
- イシュタル
- 声 - 門脇舞以
- トード直系の血をひくフリージ家の公女でブルームの娘。ユリウスの恋人で、彼への一途な愛情のために帝国への忠誠を誓う。
- ラインハルト
- 声 - 利根健太朗
- クラス/マージナイト。
- フリージの魔法騎士。イシュタルの有能かつ忠実な副官。精鋭のゲルプリッターを率いる。解放軍に身を投じた妹オルエンの身を案じており、トラキア大河の戦いで説得を試みる。結果、彼女の気持ちは変えることはできなかったが、妹の成長を喜び、イシュタルより下賜され大事にしていた聖剣を自分の気持ちとして渡した。ユリウスのイシュタルへの発言から彼のイシュタルへのひそかな恋心がうかがえる。
- ケンプフ
- 声 - 坂巻学
- クラス/マージナイト。
- 帝国軍第12軍団の将軍。上級貴族の生まれ。年齢も近く、共に若くして将軍となったラインハルトに敵愾心を抱いている。しかし、ラインハルトには歯牙にもかけてもらえず(と、本人は思っている)、殊更憎悪を募らせている。肝の小さい男。状況が悪くなると部下に責任をなすりつけ自分は逃げ出す。そのくせリーフたちを山賊以下と揶揄することも。正々堂々戦うフリージ軍の気風とは異なり、奇策を好み数々の策を弄してくる。そのため、フリージ軍での評判はあまりよろしくない。
- オルエン
- 声 - 高橋美佳子
- 18歳。クラス/マージナイト。
- フリージの魔法騎士。兄であるラインハルトを尊敬しており、彼に対する侮辱には怒りを露わにする。一応、将軍職に在る人物だが、ラインハルトを嫌うケンプフの軍団に配属されたことが災いして、偵察任務ばかり押し付けられている。【子供狩り】については噂程度でしか知らず、実際に子供が捕らえられている牢に放り込まれたことで、祖国の行いを知ることになった。それまで兄の背中を追いかけてさえいれば間違いはないと信じていたが、何も信じられなくなり、フレッドの勧めで解放軍に参加した。
- フレッド
- 25歳。クラス/パラディン。
- フリージ公国シュターゼ家の騎士で、オルエンの副官。オルエンの未熟な部分を良く支えている。リーフたち解放軍の中に崇高な志を見出し、悩めるオルエンを誘って解放軍に参加した。
- サイアス
- 声 - 中谷一博
- 27歳。クラス/ハイプリースト。
- ヴェルトマーの宮廷司祭。軍神ともうたわれる程の天才軍師で、彼一人で味方の士気を上げるほどの存在として敵に恐れられている。皇帝アルヴィスの腹心中の腹心と言われたヴェルトマーの将軍アイーダを母に持つ。アルヴィスの隠し子で、魔法戦士ファラの直系。母が謎の死をとげた後、ブラギの僧院に入れられていた。セティと二者択一で仲間になる。
- アマルダ
- 24歳。クラス/パラディン。
- フリージ第10軍団を率いる将軍。帝国のやり方に疑問を抱いている。スルーフで会話する必要があるため、西ルート選択時のみ仲間となる。
- イリオス
- クラス/マージナイト。
- フリージの将軍。平民の出であることにコンプレックスを抱いている。オルエンが死亡もしくは仲間になっていない場合のみ仲間になる。
- グスタフ
- クラス/バロン。
- 帝国軍第2軍団の将。爵位は侯爵。帝国統治下のレンスターの領主。ブルーム王の片腕として積極的に子供狩りを行うなどレンスターの民を苦しめた。問題の多い男と語られる反面、降将のゼーベイアを重用し、敵前逃亡を図ったケンプフを軍から追放しないなど、部下に寛容なところもある。ステータスが最強に近く武器も強力であるため、正面切って戦うと危険だが、ある手段を使えば楽に戦える。
- コーエン
- クラス/バロン。
- 帝国軍第26軍団の将。爵位は伯爵。ヴェルトマーの女将軍アイーダの父でサイアスの祖父。ファラの聖痕の顕れたサイアスをマンフロイから守るため苦心した。セリスらイザーク軍を迎え撃つため、ティニーやヴァンパ三姉妹らに参軍したこともあるらしい。ロプト教団との暗闘の末、孫のサイアスとともに辺境に追いやられてしまう。
- ラルゴ
- クラス/ジェネラル。
- ノエル渓谷を守る帝国軍第22軍団の将。誇りを重んじる武人。
- オルトフ
- クラス/ビショップ。
- 帝国軍第12軍団の司祭。ケンプフに足止めとしてタンドラム要塞に残される。忠誠心は低く、時間が経つと逃げ出す。
- リスト
- クラス/ジェネラル。
- 帝国軍第20軍団の将。ターラ攻略の際、上官のパウルスの忠告を無視して功に逸り、無理な攻撃を仕掛ける。バルダックとは功を競う立場にあった。
- パウルス
- クラス/バロン。
- 帝国軍第5軍団の将。ターラ攻略の司令官を務める。誇り高く、将兵への気配りも欠かさない。ターラ攻略にはあまり乗り気ではなく、結果として犠牲が増えたことを自嘲していた。
- バルダック
- クラス/ジェネラル。
- 帝国軍第8軍団の将。パウルス指揮のもと、ターラ攻略に付き従う。実直な軍人。敗北したリストには辛らつ。
- ミュラー
- クラス/マージナイト。
- ラインハルトの部下。不在の上司に代わり、ゲルプリッターを率いる。
- ニカラフ
- クラス/ジェネラル。
- 帝国軍第3軍団の将。レンスター城東門を守る。ケンプフに対して不快に思っている。
- パルマン
- クラス/ジェネラル。
- 帝国軍第16軍団の将。日和見な性格で将としての能力も低いためか、敵のあまり来ないレンスター城南門に配属されている。ただし悪人ではなく、子供狩りを嫌うアマルダには同情的。故郷を思う気持ちが強い。
- ウォルフ
- クラス/バロン。
- 帝国軍第4軍団の将。ブルームにレンスター奪還を命じられる。満を持しての出撃にも拘らずリーフを討てなかったことと、自軍の将から離反者を出した失策からか、撃破しなくても、第4軍団の指揮権はバラートに移ることになる。
- バラート
- クラス/バロン。
- 帝国軍第4軍団の将。レンスター攻略に手こずり立場が危うくなっている。
トラキア王国
- トラバント
- 声 - 松本保典
- トラキア国王。イード砂漠でキュアンとエスリンを討ち取り、二人の娘アルテナを連れ去った。リーフにとっては両親の仇だが、本作では戦えない。ダインの直系。
- アリオーン
- 声 - 喜屋武和輝
- トラキア王子。『聖戦の系譜』で、【天槍グングニル】を父から継承する。
- アルテナ
- 声 - 戸松遥
- レンスターの王女であり、リーフの姉でノヴァの直系。母よりバルドの血も引き、セリスとは従姉弟にあたる。幼い頃にイードの虐殺で両親を殺され、トラキア王女としてトラバントに育てられたため、まだ自分の素性を知らない。『聖戦の系譜』では仲間になる。
- ハンニバル
- クラス/ジェネラル。
- 「トラキアの盾」とよばれる将軍。レンスターの若者たちを山荘に匿っていた。『聖戦の系譜』では仲間になる。
- コープル
- ハンニバルの養子。マンスターに使いにきていたところ、子供狩りに遭う。母親は『聖戦の系譜』前半に登場したシルヴィアで、リーンという姉がいる。『聖戦の系譜』では仲間になる。
- ルーメイ
- クラス/ドラゴンナイト。
- トラキア軍の竜騎士。家族のため軍を抜け出し傭兵としてゴメスの下で働いている。トラキアは国土が貧しく満足に食えないためか、彼の他にも部隊ごと傭兵をしていたり、単独でドラゴンナイトがいるマップがある。
- マーロック
- クラス/ドラゴンナイト。
- トラバントの部下。トラバントが言うところの山賊の討伐を任される。
- マクロイ
- クラス/ドラゴンナイト。
- トラキア軍の竜騎士。帝国のターラ攻略に協力しつつ掠め取るよう、トラバントに命じられる。
- コルータ
- クラス/ドラゴンナイト。
- トラキア軍の竜騎士。『聖戦の系譜』八章にも登場している。トラバントの命に従いアルテナの制止を振り切りマンスターへ攻撃を仕掛ける。顔グラフィックが『聖戦の系譜』と比べて大幅に変わっている。
セリス軍
- セリス
- 声 - 内田雄馬
- 前作『聖戦の系譜』後半の主人公。シアルフィ公子であり、バルド直系でグランベルのバーハラ王家の血も引く。リーフとは従兄弟にあたる。若くして解放軍を結成し「光の公子」と呼ばれている。リーフらと共に帝国打倒を目指す。
- レヴィン
- 声 - 子安武人
- シレジア国王。妻は『聖戦の系譜』前半に登場したフュリー。セティの父親で、フィーという娘がいる。かつてはシグルド軍に参加していた、現在はセリスの軍師。アウグストの知り合いで、彼にリーフの補佐を依頼する。
- ユリア
- 声 - 佐倉綾音
- セリスの異父妹で、グランベル帝国皇女。現在記憶喪失の状態。『聖戦の系譜』では仲間になる。
- デルムッド
- 16歳。クラス/フォレストナイト。
- フィンとラケシスの息子で、ナンナの兄。イザークでセリスの解放軍に加わっていた。ヘズルの傍系。
ロプト教団
- ユリウス
- 声 - 櫻井孝宏
- グランベル帝国皇子。暗黒神ロプトウスの依り代であり、残虐非道で狂気をはらんだ行動が多い。『聖戦の系譜』のラストボス。イシュタルとは相思相愛の仲で、ラインハルトのイシュタルに対する想いを察知して、彼を遠ざけるようにと命令する。
- マンフロイ
- 大司教。ロプト教団の総元締。自分の意に沿わぬ婚姻をした息子を容赦なく殺害し、(ストーリーの進め方次第では)実の孫娘を魔戦士に作り変えるなど、前作より冷酷無比な面が強調されている。
- サラ
- 声 - 大野柚布子
- 12歳。クラス/シスター→セイジ。
- ロプトの姫。マンフロイの孫娘であるが、父を殺した祖父を嫌っている。自軍では石化を解く【キアの杖】を扱うことができる唯一の人物なため、エーヴェル救出のキーパーソン。
- 彼女がなんらかの理由で仲間にいない場合、マンフロイの手で魔戦士エルフ(セイジ)にされてしまい、最終章で敵として立ちはだかる。
- ベルド
- 声 - ふくまつ進紗
- クラス/ダークビショップ。
- ロプト教団の司祭。本作のラストボス。マンフロイの部下で、レイドリックを利用する。トラキア半島で暗躍し、トラバントにキュアンを奇襲させたのも彼の策謀である。【ストーン】でエーヴェルを石化させた張本人。
- コッダ
- クラス/ダークビショップ。
- ベルクローゼンの暗黒司祭。ミーシャにペガサス部隊の指揮を許さず、レンスターに帰らせる。
- ラインコック
- クラス/ダークビショップ。
- ベルクローゼンの暗黒司祭。迷いの森にあるロプト教団の僧院を守っている。ミランダを幽閉している。
傭兵
- シヴァ
- 30歳。クラス/ソードファイター→ソードマスター。
- サバンの傭兵。独自の美学を持ち、死に急ぐ者を嫌う。リフィスに雇われて用心棒をしているが、彼らに捕らえられたサフィに手を出さないようリフィスを牽制する。その後、ミーズ城付近で賞金稼ぎ目的の傭兵仲間と共にリーフたちを襲撃するが、サフィに説得されて彼女に力を貸すことになる。シリーズ恒例のキルソード持ち美形剣士である。
- フェルグス
- 22歳。クラス/フリーナイト→フォレストナイト。
- 旅の傭兵。陽気で気楽な性格。マンスターで女性にちょっかいを出していた帝国兵を半殺しにしてしまい、地下牢へと入れられた。前作『聖戦の系譜』に登場するベオウルフの名を冠した【ベオの剣】を扱えるため、彼との関係性を匂わせるが、詳細は不明。
- ミーシャ
- 20歳。クラス/ペガサスナイト。
- シレジア傭兵団の長。かつての「四天馬騎士」ディートバの娘。故郷の孤児たちを養うために傭兵をしている。フリージ軍に雇われて戦っていたが、『子供狩り』の実態を知らず、自らのしていることがいずれ故郷で行われることになる子供狩りに繋がることを知らずにいた。
- ラルフ
- 30歳。クラス/マーシナリー。
- 旅の傭兵。グランベル帝国のやりかたに不満を抱き、一時的にアマルダと共闘する。
- ガルザス
- 声 - 近藤隆
- クラス/マーシナリー。
- レイドリックに用心棒として雇われている傭兵。マリータの実父。一族が大罪を犯したためイザーク王家に滅亡させられたリボーの王子で、オードの血を引く。
- 祖国をなくし、妻に先立たれ、娘を連れて放浪生活を送っていたところ、立ち寄ったコノートで目を離した隙に娘を奴隷商人に攫われ以来、探し続けていた。レイドリックの奸計で養母エーヴェルと戦わされているマリータを見て自分の娘だと気付き、密かに逃がしてヴェルトマーの宮廷司祭サイアスに預ける。父と名乗り出るつもりはなかったが、マリータには看破されており、物語終盤のマンスターで解放軍を迎撃した際に娘の説得を受けて解放軍に加わった。娘を救い、育ててくれたエーヴェルに深く感謝し、これからも娘を頼むと願って戦後は旅にに出た。
- 彼がなんらかの理由で仲間にいない場合、マンフロイの手で魔戦士ツヴァイ(マーシナリー)にされてしまい、最終章で敵として立ちはだかる。
ダンディライオン
- パーン
- 声 - 岡本信彦
- 25歳。クラス/シーフファイター。
- ダキアの盗賊団【ダンディライオン】の頭目。「殺さず、貧しきからは奪わず」を信条に、圧政者から金品を奪い、貧しい者に分け与える義賊。義理人情に厚い。
- トルード
- 28歳。クラス/ソードファイター→ソードマスター。
- ダンディライオンの一員。パーンの人柄に惚れ込んでいる。
- セイラム
- 声 - 田久保修平
- クラス/ロプトマージ→ダークマージ。
- ロプト教団の魔道士だったが、教団に疑問を感じて逃亡。裏切者として処刑されかけていたところをパーンに助けられて彼に協力している。まだ正式に団員になったわけではないが、パーンには仲間になってほしいと願われている。
- ティナ
- 声 - 富田美憂
- 15歳。クラス/プリースト→ハイプリースト。
- ターラのシスターで、サフィの妹。パーンに捕まり奴隷(パーンは冗談のつもり)にされている。性格は世間知らずで無邪気でミーハー。毛虫が大嫌い。
山賊・海賊
- リフィス
- 声 - 梯篤司
- 25歳。クラス/シーフ→シーフファイター。
- リフィス海賊団の頭目。フィアナ村の村人を拷問し、レンスター王子リーフが匿われていることを知ってレイドリックに密告した張本人。拷問のやり方はアウグストに教わった。根は小心者だが、口八丁で多くの手下を従えた。子どもの頃はダキアに住んでいたらしく、当時は泣き虫でいじめられっこだった。いじめの主犯だったパーンには今でも頭が上がらない。
- 彼がなんらかの理由で仲間にいない場合、マンフロイの手で魔戦士ツヴェルフ(シーフファイター)にされてしまい、最終章で敵として立ちはだかる。
- バクス
- クラス/ウォーリアー
- リフィス団の一員。イスの海岸にある集落を襲っていた。捕獲して解放すると、悪い事はやめて漁師になると言い、去って行く。
- ゴメス
- 元ダグダの部下。ダグダの外出中に山賊活動を再開する。彼を知る者たちからは「力は強いが頭の弱い男」と揶揄されているが、彼なりに悩みぬいた末の行いであった。
- コルホ
- コルホ団のリーダー。ダンディライオンの仲間だが、パーンの言うことを聞かず、旅人を襲っているため、パーンは手を切るつもりでいる。
その他の人物
- ロナン
- 声 - 小林千晃
- 16歳。クラス/ボウファイター→スナイパー。
- イスの村の猟師。正義感が強く、村を襲撃し略奪する海賊たちを憎んでいる。
- カリン
- 声 - 黒沢ともよ
- 14歳。クラス/ペガサスライダー→ペガサスナイト。
- シレジア王国の天馬騎士見習い。フィー王女とは親しい間柄。国を出たセティ王子を捜す途中、立ち寄ったマンスターでフェルグス共々帝国兵とトラブルになり、地下牢へと入れられた。そこでリーフと出会い共に脱獄。解放軍に参加して間もなくセティとも再会し、フュリー王妃の死を伝えて帰国するよう説得した。帝国の支配下で多くの人々が飢えている実態を知らず、今際の際にいるミーシャの傭兵隊員の口から知ることになる。
- 愛馬の名前はエルメスで性別はオス。天馬は女性にしか心を許さず、男に触れられることを嫌うが、彼は我慢強いらしい。
- スルーフ
- 21歳。クラス/プリースト→ハイプリースト。
- ブラギの神父。今は亡きクロードの遺志を継ぎ「ツヴァイの光を持つもの」を探している。
- ホメロス
- 声 - 岩崎諒太
- クラス/バード→セイジ。
- 旅の吟遊詩人。軽い性格。ターラで女遊びをしていたところをナンナに叱責されて、渋々手伝うことになった。似た者同士のシャナムとは馬が合う。
- シャナム
- クラス/ソードマスター。
- イザーク王子シャナンの名を騙り、グレイド率いるレンスター軍で好き勝手に振る舞っていた。ターラを脱出後、金に困ってベルクローゼンに雇われていたところを友人ホメロスに誘われて解放軍に参加した。
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ファイアーエムブレム トラキア776 |
![]() |
スーパーファミコン (ニンテンドウパワー) |
インテリジェントシステムズ | 任天堂 | フラッシュロムカセット | - | 書き換え版 | |
2 | ファイアーエムブレム トラキア776 |
![]() |
スーパーファミコン | インテリジェントシステムズ | 任天堂 | 32メガビットロムカセット | - | パッケージ版 | [6] |
3 | ファイアーエムブレム トラキア776 |
![]() |
Wii | インテリジェントシステムズ | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | [7] | |
4 | ファイアーエムブレム トラキア776 |
![]() |
Wii U | インテリジェントシステムズ | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | [8][9] | |
5 | ファイアーエムブレム トラキア776 |
![]() |
Newニンテンドー3DS | インテリジェントシステムズ | 任天堂 | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | [10][11][12][13] |
スタッフ
- ゲームデザイン、シナリオ:加賀昭三
- スーパー・アドバイザー:西村健太郎
- チーフ・プログラマー:成広通
- システム・プログラム:金子尚史
- CPプログラム:やまもとちから
- エフェクト・プログラム:日野貴紀
- イベント・プログラム:こぐちりゅういちろう
- チーフ・グラフィック:樋口雅大
- キャラクター・グラフィック:ワダサチコ、ほんごうゆか
- バトル・アニメーション:ひらたりょう、たけもりまき
- マップ・デザイン:うめはらじゅんこ
- キャラクター・デザイン:広田麻由美
- シナリオ:堀川将之
- サウンド・クリエイト:辻横由佳、松本敦子
- サウンド・プログラム:松本敦子
- サウンド・サポート:西牧賢一
- アートワーク:金田妙子、野村扶二子、井上泰夫
- パブリシティー:北西祐介
- スペシャル・サンクス:奥野正稔、藤井貴矢、スーパーマリオクラブ
- プロデューサー:出石武宏
評価
評価 | ||||||
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ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計35点(満40点)でプラチナ殿堂を獲得した[14]。最高得点だったのはルパン小島の10点、最低点数は酒井K太とササキMK.IIの8点[15]。
各種メディア関連商品
- ファイアーエムブレム トラキア776・イラストワークス(角川書店)
- 2000年4月21日初版発行 ISBN 4-04-707046-7
- キャラクターデザイン「広田麻由美」やISによる作画、着色による設定画を余すところなく収録。
- PICTURE POST CARD FIRE EMBLEM -THRACIA776- (エニックス出版)
- キャラクターデザイン「広田麻由美」による設定画やパッケージイラストなどのポストカードやシールが収録されている。
- 20th Anniversary ファイアーエムブレム大全(小学館)
- 2010年6月1日発売。 ISBN 978-4-09-106467-7
- FEシリーズ20周年本。『暗黒竜と光の剣』から『新・紋章』まで紹介。
- ファイアーエムブレムTCG
漫画
- FIRE EMBLEM THRACIA776(エニックス)全3巻
- 第1巻 2000年11月27日初版発行 ISBN 4-7575-0330-X
- 第2巻 2001年5月27日初版発行 ISBN 4-7575-0444-6
- 第3巻 2001年11月27日初版発行 ISBN 4-7575-0572-8
- 月刊Gファンタジー連載。エニックスお家騒動の影響で連載を打ち切られた。
- ファイアーエムブレム トラキア776(エンターブレイン・ブロスコミックス)
- 2000年6月24日初版発行 ISBN 4-7577-0032-6
- ファミ通ブロス連載。
小説
- ファイアーエムブレム トラキア776(エンターブレイン・ファミ通文庫)
- 上・王都解放 1999年11月20日初版発行 ISBN 4-7572-0600-3
- 中・誓いの剣 2000年2月19日初版発行 ISBN 4-7572-0690-9
- 下・二つの槍 2000年4月20日初版発行 ISBN 4-7577-0005-9
- 日野慎之助・画。
- 小説ファイアーエムブレム トラキア776(エニックス・Game Novels)
- 上巻・亡国の王子 2000年4月21日初版発行 ISBN 4-7575-0237-0
- 下巻・救国の英雄 2000年5月20日初版発行 ISBN 4-7575-0246-X
- 椎名咲月・画。
CD(サウンドトラック他)
- ファイアーエムブレム トラキア776 オリジナル・サウンド・トラック(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
- 1999年10月21日発売 TKCA-71705
- ファイアーエムブレム トラキア776 リアレンジサウンドトラック(テイチクエンタテインメント)
- 2000年3月23日発売 TECD-27448
- ファイアーエムブレム トラキア776 イメージテーマ曲「Blow'in in the wind」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
- 作詞:辻横由佳、作曲:辻横由佳/大谷幸、編曲:大谷幸、歌:ユリアーナ・シャノー
- 1999年10月21日発売 TKDA-71702
その他の話題
- DXパックとプリライト版との違い
- DXパックには、ビデオ「The World of Fire Emblem」、「Fire Emblem トラキア776 Fire Emblemコレクションカード」9種、トラキア半島布製マップ、マップ攻略用ピンマーカー(青と赤、各25個)、ペガサスの縫いぐるみ、ドラゴンの縫いぐるみ、ゲームソフトが宝箱の模様の箱に入っている。
- プリライト版は、「Fire Emblem トラキア776 Fire Emblemコレクションカード」9種、ゲームソフトのセットである。
脚注
- ^ 前田尋之「Chapter 2 スーパーファミコンソフトオールカタログ 1999年」『G-MOOK176 スーパーファミコンパーフェクトカタログ』ジーウォーク、2019年9月28日、229頁。 ISBN 9784862979131。
- ^ ファミ通64+1999年9月号 145頁, ファミ通ブロス 1999年9月号 510頁
- ^ 以下の外部リンク先を参照。日本ユニ著作権センター【事件名】ゲームソフト「ファイアーエムブレム(FE)事件」
- ^ 『聖戦の系譜』第7章開始時の状況。
- ^ ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 TREASURE(NTT出版)1999年1月27日発行 より
- ^ “「ファイアーエムブレム トラキア776」ROM版発売!HPでマウスパッドのプレゼント企画を開始” (日本語). SOFTBANK GAMES NEWS INDEX. ITmedia (1999年12月7日). 2020年11月1日閲覧。
- ^ 土本学 (2008年6月30日). “『FE トラキア776』など、バーチャルコンソール7月配信タイトル” (日本語). iNSIDE. イード. 2020年11月1日閲覧。
- ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2013年7月3日). “Wii U バーチャルコンソール7月10日配信タイトル ― 『ファイアーエムブレム トラキア776』『ブレス オブ ファイアII』” (日本語). iNSIDE. イード. 2020年11月1日閲覧。
- ^ 木原卓 (2013年7月15日). “週刊ダウンロードソフトウェアカタログ 2013年9月第5週分、10月第1週分” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2020年1月13日閲覧。
- ^ “『ライブ・ア・ライブ』、『マリオのスーパーピクロス』などNew3DS専用バーチャルコンソールタイトルが追加配信開始” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2016年11月28日). 2020年11月1日閲覧。
- ^ “「ライブ・ア・ライブ」がNews3DS向けバーチャルコンソールに登場” (日本語). ITmedia NEWS. アイティメディア (2016年11月28日). 2020年11月1日閲覧。
- ^ すしし (2016年11月28日). “『ライブ・ア・ライブ』『FEトラキア776』など、New3DS専用VCタイトル6作品配信開始” (日本語). iNSIDE. イード. 2020年11月1日閲覧。
- ^ たけのこ (2016年11月28日). “『ライブ・ア・ライブ』『FE トラキア776』などがNew3DS専用のSFCバーチャルコンソールで配信開始” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA. 2020年11月1日閲覧。
- ^ a b “ファイアーエムブレム トラキア776 まとめ [スーパーファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2020年11月1日閲覧。
- ^ 週刊ファミ通 2010年4月1日増刊号、別冊付録・歴代優良ソフト1500「上巻」より
参考文献
- ファイアーエムブレム 聖戦の系譜・TREASURE 1999年1月27日発行NTT出版(株) ISBN 4757180144
外部リンク
ファイアーエムブレム トラキア776
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 15:28 UTC 版)
「スピンオフ作品の一覧」の記事における「ファイアーエムブレム トラキア776」の解説
『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』のキャラクター、リーフを主人公にした作品。
※この「ファイアーエムブレム トラキア776」の解説は、「スピンオフ作品の一覧」の解説の一部です。
「ファイアーエムブレム トラキア776」を含む「スピンオフ作品の一覧」の記事については、「スピンオフ作品の一覧」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
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