教師・ネコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 07:31 UTC 版)
「高機動幻想ガンパレード・マーチ」の記事における「教師・ネコ」の解説
特殊な立場のため、NPCとしてのみ登場する。 本田節子(ほんだ せつこ) 声:田中敦子 元々は軍の人間ではなかったが、軍隊向きの性格なため、戦車学校の戦闘教官となった。5121小隊の生徒が通う第62高等戦車学校の教師であり軍人。1組(実戦班)担任と戦闘実技を担当する。ヘヴィメタルをこよなく愛する。生徒には厳しく接するが、本当は常に生徒への思いやりを忘れない優しい先生。常にアサルトライフルを持ち歩き、たまに撃つ。壬生屋の母方の叔母。 坂上久臣(さかうえ ひさおみ) 声:大塚芳忠 同じく第62高等戦車学校の教師であり軍人。2組(整備班)担任と戦闘理論を担当する。本田節子とは正反対に、物静かで優しいが、内に秘めた心は熱い男。体力が増加される効果のあるサングラスを持ち歩くが、眼鏡キャラ同様手放しても素顔を見られるわけではない。一周目の序盤から「交代の二式がまだ来ない」と言った発言をすることから、二体交代で勤務している事と、クローン技術の発達を伺わせる。見慣れれば個体差も感じ取れ、二式の方がやや機械的な言動を取る。 2周目以降で初見の時に彼に詰問されることがあり、選択肢を間違えると彼に撃たれて死亡してしまう(すなわちゲームオーバー)。 芳野春香(よしの はるか) 声:池本小百合 第62高等戦車学校の教師で担任補助。戦車学校で国語を教えるためだけに作られたクローン。第62高等戦車学校の中では唯一の民間人で、専門は国語だが、実際は他の教科も本田、坂上と分け合って教えている。少し天然ボケのような印象を受け、時間にルーズというか朝が極端に弱く遅刻常習者だが、生徒から見ると優しいお姉さんと言ったところ。平和主義者で生徒が戦場に駆り出される事を悲しく思っている。同じ理由から生徒が戦場で活躍して勲章を貰っても、素直に喜ぶことができないようである。 とある理由で精神的に弱く、たびたびアルコールに逃避する。ゲーム本編でも死者が続出するとアルコール漬けになり、教員に適さないとして罷免され彼女のクローン体が送られてくる(彼女から全キャラクターへの好感度はリセットされる)罷免された後の彼女の末路を知っていると非常にダークな話であることを理解させられる。 ブータ 声:大木民夫 5121小隊で飼っている猫。オス。体長1メートル程度と、とても体が大きい。いつもちゃんちゃんこ風の赤い服を着ている。客人神(まれひとがみ)として熊本を守護する。不思議な雰囲気を持つ猫で、時々人間の言葉が分かるかのような素振りを見せる。NPCとしての扱いは他の人間キャラクターと変わらず、女性キャラと恋人関係になることも可能。彼と恋人になった場合、毎朝弁当の代わりにマタタビが手に入る。手に入れると全能力値が大幅にアップする「ネコの首輪」を持つ。 本名はブータニアス・ヌマ・ブフリコラ。数千年を生きる猫神である。ゲーム中ではその正体を隠すためある者の手で服にマイクが仕込まれ、別の人物が喋っているかのように装っている。 他の人物同様声優がキャスティングされているが、一部のイベントで鳴き声をあげるのみで、人間の言葉をしゃべるシーンでは声はつかない。扱いが他のNPCと同じせいか、歩いているところを見てみると「単語帳を開いて」いたり他のNPCと「事務的な会話」を行っていたりする。 「ヌマ・ブフリコラ」は「民衆の友」という意味で、一種の称号であり名前ではない。彼が身に付けているちゃんちゃんこもその証としてある人物から贈られたものである。
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