戦後の運行展開とは? わかりやすく解説

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戦後の運行展開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:05 UTC 版)

みどり (列車)」の記事における「戦後の運行展開」の解説

1953年昭和28年3月15日門司港駅 - 長崎駅間を佐世保線大村線経由運行する臨時準急列車3107・3108 列車運行開始。この列車は、門司港駅 - 鳥栖駅間を熊本駅発着準急407408列車併結運転であるが、同年11月11日には定期列車化された。 1954年昭和29年10月1日:3107・3108 列車は、準急407408列車として全区間単独運行される1956年昭和31年11月19日従来広島駅 - 門司駅間を運行していた山陽本線準急3207・3208列車延長され407408列車博多駅を介して直通運転実施。これにより、広島駅 - 長崎駅間の列車番号405406列車変更される1957年昭和32年10月1日気動車による快速列車弓張ゆみはり)」が博多駅 - 佐世保駅間で運行開始1959年昭和34年9月22日:「弓張」が準急列車変更また、405406列車にも「ふたば」の愛称与えられる1960年昭和35年5月1日:以下のように運行体系変更される。「弓張」は下り2本・上り1本を増発し下り3本上り2本になる。 長崎本線肥前鹿島駅経由準急列車ながさき」が新設され、「弓張」は肥前山口駅増解結実施される。 「ながさき」・「弓張」の補助列車として博多駅 - 長崎駅間(大村線経由)で準急列車出島(でじま)」が運行開始。 「ふたば」の運転区間広島駅 - 博多駅間に短縮以降山陽本線優等列車沿革参照1961年昭和36年10月1日サンロクトオダイヤ改正により「弓張」1往復門司港駅発着になる。 1962年昭和37年10月1日:「弓張」が1往復増発門司港駅発着列車小倉駅発着変更1963年昭和38年6月1日下記の通り分割する形で「出島」が廃止従来博多駅 - 佐世保駅間を筑肥線松浦線経由運行していた「九十九島」(くじゅうくしま)の運転区間延長され博多駅 - 長崎駅間(筑肥線松浦線大村線経由)の準急列車になる。 「弓張」が上り1本増発され、4往復になる。 1964年昭和39年4月10日急行列車西九州(にしきゅうしゅう)」が別府駅 - 長崎駅佐世保駅間(久大本線経由)で運行開始1965年昭和40年10月1日:このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更従来新大阪駅 - 熊本駅大分駅間で運行していた特急「みどり」のうち、熊本駅発着編成博多駅経由)を佐世保駅発着筑豊本線原田駅経由)に変更。 「ながさき」「弓張」のうち1往復熊本駅 - 博多駅間(日豊本線豊肥本線経由、ただし博行き三角線三角発)の急行くさせんり」と統合し熊本駅三角駅) - 別府駅 - 博多駅 - 長崎駅佐世保駅間の急行列車九重くじゅう)」とする(ただし佐世保駅発着編成別府駅増解結)。これにより「弓張」は3往復になる。 1966年昭和41年3月5日準急行制度見直しに伴い弓張」が急行列車格上げ3月25日:以下のように変更されるこれまで呉駅 - 長崎駅間を運行していた「出島」に佐世保駅発着編成連結開始急行「からつ」が博多駅 - 佐世保駅間(筑肥線松浦線佐世保線有田駅経由)で運転開始。「からつ」の運転区間中、博多駅 - 伊万里駅間は「九十九島」と連結運転するが、編成としては「九十九島」にない一等車現在のグリーン車)を設定するなど「弓張」の補助列車格とされていた。 「からつ」は東唐津駅現在の東唐津駅移転して別の場所にある)・有田駅早岐駅の3駅でスイッチバック行っていたが(「弓張」は早岐駅のみ)、所要時間は「弓張」と比べて遜色ないのだった。ただし「からつ」という列車名影響して、全区間通して乗客少なかったとされる 1967年昭和42年10月1日ダイヤ改正にともない以下のように変更する「みどり」寝台電車581系による運用変更。これにより従来「みどり」佐世保駅発着編成引き継ぐ形で、大阪駅 - 宮崎駅運行特急「いそかぜ」のうち、大分駅増解結していた編成筑豊本線原田駅経由佐世保駅発着変更。 「九重」の運転系統別府駅分割し別府駅 - 博多駅 - 長崎駅佐世保駅間を運行する急行列車に「べっぷ」の名称が与えられる。 「からつ」が廃止1968年昭和43年10月1日ヨンサントオダイヤ改正に伴い、以下のように変更する従来京都駅 - 西鹿児島駅現在の鹿児島中央駅)・長崎駅間で運行していた特急「かもめ」長崎駅発着編成と、「いそかぜ」佐世保駅発着編成統合し京都駅 - 長崎駅博多駅経由)・佐世保駅筑豊本線原田駅経由)間運行特急「かもめ」とする(両編成京都駅 - 小倉駅間で併結運転)。黒崎駅 - 原田駅間は筑豊本線経由 (60.5km) であると鹿児島本線経由 (70.8km) に比べる営業キロで10.3km程度短縮されることや筑豊地域とりわけ現在の飯塚都市圏への便を図るためとされているが、小倉駅 - 肥前山口駅間では同じ列車名ありながら行き先経由地の違う列車が平行して運行される事態となった。 なお、従来「かもめ」西鹿児島駅発着編成特急「なは」、「いそかぜ」宮崎駅発着編成特急日向」にそれぞれ列車名変更し大阪駅 - 小倉駅間で連結運転を行った。 「べっぷ」の別府行きのみ系統分割を行う。これにより「弓張」は大分発下り1本を含む4往復となる。 1975年昭和50年3月10日山陽新幹線博多駅乗り入れに伴うダイヤ改正に伴い、以下のように変更する山陽新幹線全通に伴い山陽本線昼行特急急行列車群は新幹線列車代替することとなり、本州直通「かもめ」・「出島」は廃止新幹線接続列車として「弓張」を4往復増発小倉駅発着2往復を含む8往復運行を行う。全列車長崎駅発着の「出島」と小倉駅博多駅 - 肥前山口駅間で連結運転(ただし下り1本は佐賀駅分割)を行っていた。なお「出島」のうち1往復佐賀線経由急行「ちくご」とも連結運転を行っていたが、下り列車では佐賀駅で「弓張」の分割と「ちくご」の連結上り列車では肥前山口駅で「弓張」の連結と「ちくご」の分割同時に行っていたため、「弓張」と「ちくご」の連結運転はなかった。

※この「戦後の運行展開」の解説は、「みどり (列車)」の解説の一部です。
「戦後の運行展開」を含む「みどり (列車)」の記事については、「みどり (列車)」の概要を参照ください。

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