広島県議会議員13人に対する広島県政治倫理条例に基づく広島県議会政治倫理審査会の設置とは? わかりやすく解説

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広島県議会議員13人に対する広島県政治倫理条例に基づく広島県議会政治倫理審査会の設置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:16 UTC 版)

河井夫妻選挙違反事件」の記事における「広島県議会議員13人に対する広島県政治倫理条例に基づく広島県議会政治倫理審査会の設置」の解説

2021年3月4日河井克行・案里夫妻から現金受け取った検察から認定され広島県13人について、広島県議会民主県政会(14人)と公明党議員団(6人)の2会派連名で、広島県政治倫理条例に基づく広島県議会政治倫理審査会設置広島県議会議長中本隆志に請求した検察当局立件しなかった広島県13人は全員議員辞職しておらず、広島県議会として経緯説明求め考え2007年条例制定以来初め政治倫理審査会設けられることになった県議英徳民主県政会)から審査請求書を手渡され中本議長は「時間をかけず、早期開催したい」と意向述べた2021年3月5日現金受領した検察から認定され県議13人について、広島県史上初の広島県議会政治倫理審査会設置決定政治倫理審査会委員の構成最大会派自民議連が6人、民主県政会が3人、広志会が2人公明党1人の計4会派12人。3月12日初会合を開く予定正副委員長決める。 2021年3月10日広島県議会政治倫理審査会正式に設置された。 2021年3月12日広島県史上初の広島県議会政治倫理審査会広島県議会棟で開かれ委員長中原好治(民主県政会長)が、副委員長栗原俊二(公明党議員団団長)がそれぞれ選任された。ともに審査請求した会派から選ばれた。広島県政治倫理条例では政治倫理審査会原則非公開定められている。 2021年3月26日広島県議会政治倫理審査会2回目会合開かれた審査にあたっては被審査議員出席要請し審査事項についての説明聴取するとした。また、中原好治委員長から、県議13人からの説明報道陣公開して実施すること、現金受け取った経緯違法性認識あったかなどを質問形式でたずねること、実施時期については5月中旬、という案が出された。委員長案は、4月次回政治倫理審査会までに各会派ごとで協議される2021年4月26日広島県議会政治倫理審査会3回目会合非公開)が11人の委員出席して開かれ河井夫妻から現金受け取ったとされる県議13人が説明する場を5月18日開き広島県民へ説明責任という点で報道陣公開WEB配信や一公開はしない)することを全会一致決定政治倫理審査会 中原好治委員長が、1人20程度で、現金受け取った場所や状況などについて質問する形式行われる質問内容審査会詰めた上で議員事前に通告する質問内容検討中で、委員長の案では受領至った経緯今後の対応などを想定している。中原委員長県議13人に、説明責任重さを十分自覚し政治倫理審査会広島県民に納得いただける説明しっかりすることを求めている。 2021年5月11日河井疑惑をただす会が5月18日開かれる広島県13に対して聞き取りが行われる広島県議会政治倫理審査会を、インターネット配信など何らかの形で中継し一般公開するよう求め要望書広島県議会中本議長審査会中原委員長宛て再度提出した4月同様の要望書提出した回答がなかったため再度提出となった2021年5月18日広島県議会政治倫理審査会3回目会合報道陣にのみ公開)が広島県議会棟の委員会室で開かれ検察自民党系の広島県13人を1人ずつ呼び出し入室させ、中原好治委員長広島県議)が現金受け渡し状況など事情聴取した県議会現金受領経緯など当事者聞くのは初めて。対象県議には事前に質問内容伝えられていたため用意した原稿読み上げるだけで、質疑はほとんど行われなかった。1人につき1人20分の予定だったが1人5分程度であった13全員現金受け取り認め大半謝罪反省言葉述べた公職選挙法違反にあたる恐れがある認めたのは9人で、違法性認識明確に否定したのは2人だった。辞職表明した県議はいなかった。中本隆広島県議会議長は「本人出てきて皆さんの前でお話をさせていただいた自分の今の気持ち伝えたこのことは一応成果があったのではないかと思う」とコメントした2021年6月14日広島県議会政治倫理審査会4回目会合開かれ前回審査記録の取り扱いについて協議し公開することを決定した中原好治委員長審査会記録原則、非公表だが、審査会を(マスコミに対しては)公開行ったことを踏まえ記録公開する。」。近日中広島県議会事務局全文閲覧できるうになる2021年8月2日政治倫理審査会6回目会合非公開開かれオンライン形式出席した地方自治に詳しい明治大学牛山久仁教授から、政治倫理条例意義などの説明があり判決とは切り離した結論が必要、検察審査会動きなど司法の判断今後進んでいくなか、政治倫理審査会住民感情乖離ないよう判断していく必要がある指摘受けた次回会合8月20日開かれ13議員処分するかどうかなど審査会としての結論向けて協議する予定2021年8月20日政治倫理審査会7回目会合非公開開かれ県議13人について「公正を疑われるような金品授受」を禁じ県議会政治倫理条例違反していると認定し一律で「文書警告」の措置にすべきだとの結論をまとめた。辞職勧告がふさわしいという意見もあったが、東京地方検察庁不起訴としたことから、最終的に全会一致で「文書警告となった次回会合9月3日開催予定し報告書了承されたら、広島県議会 中本隆議長提出する報告書受けて中本議長13に対して文書警告を行う方針2021年9月3日政治倫理審査会最終会合非公開開かれ河井夫妻議員から現金受け取った県議13全員について政治倫理条例違反したとして「文書警告が適当」とする最終報告書採択した中原好治委員長出処進退については本人判断していくこととした。会合後、報告書広島県議会中本隆議長提出された。中本議長は、報告書県議13人に通知し意見聞いたうえで文書警告をする。広島県報告書意見書提出期限2週間経過したのち公開する2021年9月24日付け広島県議会中本隆議長県議13に対して警告書を発送した広島県政治倫理条例に基づく広島県議会政治倫理審査会実施した調査議論の経緯をまとめた報告書公開始まった

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