常陸太田号とは? わかりやすく解説

常陸太田号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 07:51 UTC 版)

常磐高速バス」の記事における「常陸太田号」の解説

1989年10月11日に4往復運行開始したJRバス関東新たな拠点として新宿駅南口当時)にバスターミナル設置したが、そのターミナル使用した初の昼行高速バス路線夜行便含めてドリーム堺号〈当時〉に次ぐ2番目)である。 交通新聞社高速バス時刻表」やインターネット予約システム高速バスネット」では常陸太田号という愛称設定されているが、茨城交通においては太田号」と記載されている。 当初より常陸太田から東京へ往復主眼としたダイヤであったが、運行開始当初新宿発第1便は午前中出発であった。しかし、利用者数が伸び悩んだため、数年後常陸太田から東京へ往復特化したダイヤとなったため、東京から日帰り往復利用はできなくなった。この時に下り便東京駅経由変更されている。また、4往復中2往復季節運行便とされた。 その後那珂東海ルート常陸大宮ルート新設などがあり、当路線も増便減便繰り返すが、乗客数増加転じたため、2002年7月20日より毎日運行便4往復体制戻されている。 さらに2007年3月16日からは那珂勝田線廃止分のうち2往復残り2往復常陸大宮線)が配分され1日6往復増便された。また、常陸太田発着地茨交太田営業所から市内中心地焼肉宝島隣接地)に新設されバスターミナル無料駐車場90台分完備)へ移転した。なお、旧発着地茨交太田営業所での乗降行われないため、常陸太田駅近隣住民にはむしろ不便になった。上り便については浅草駅都営地下鉄浅草線駅前降車バス停新設されたことで同線(京成北総京急直通)と東京メトロ銀座線東武伊勢崎線への接続可能になり、利便性向上した。なお、この改正一部便(下り夜間最終新宿駅始発など)が東京駅発着変更された。 2008年11月からはJRバス関東運行する全便をJRバステック運行受託している。 2016年4月4日より、新宿駅発着場所がバスタ新宿新宿駅新南口)に変更された。 2017年4月1日より、JRバス関東運行から撤退し、全便、茨城交通太田営業所)が運行担当するJRバス関東引き続き運行支援業務を行う。 運行経路 バスタ新宿新宿駅新南口)(新宿駅発着便のみ) - 東京駅八重洲南口乗車場所)5番のりば日本橋口降車場所)は東京駅行のみ) - 上野駅上り便のみ) - 都営浅草駅(同)- (首都高速道路)- 八潮PA上り便のみ、降車専用) - (常磐自動車道) - 那珂インター -那珂市役所入口 - 額田南郷 - 道の駅ひたちおおた - 太田駅入口 - 常陸太田市高速バスターミナル上り便については、常磐道走行途中10程度休憩が行われる。 歴史 1989年平成元年10月11日 - 1日4往復運行開始1993年平成5年3月1日 - 時刻改正新宿午前の便を夕方振り替え、4往復中2往復土・日曜日祝日及び多客期運行変更下り便東京駅経由とする。ルート変更に伴いバス停新設上菅谷駅口、湊街道口、かしま台団地竹の内額田南郷河合十文字)及び廃止ひばりヶ丘額田十文字)。 1999年平成11年2月 - ルート変更に伴い時間短縮バス停廃止上菅谷駅口、湊街道口、かしま台団地竹の内)。 2000年平成12年3月19日 - 毎日4往復転に戻る。那珂インターバス停新設2001年平成13年4月1日 - 常陸大宮ルート開業1日3往復減便2002年平成14年7月20日 - 毎日4往復体制に戻る。 2007年平成19年3月16日 - 那珂勝田線廃止1日6往復増便一部便(上り2本・下り3本)が東京駅発着変更都営浅草駅バス停新設常陸太田始発地を常陸太田市高速バスターミナル変更2008年平成20年11月 - JRバス関東運行する全便をJRバステック運行受託開始2009年平成21年4月1日 - JRバス担当便のうち1往復茨城交通移管2016年平成28年4月4日 - 新宿駅発着場所をバスタ新宿変更7月25日 - 常陸太田市内の運行経路変更下河合東バス停を廃止太田駅入口道の駅ひたちおおたの各バス停新設2017年平成29年4月1日 - JRバス関東担当便を全便茨城交通移管JRバス関東引き続き運行支援業務を行う。 2020年令和2年3月23日 - 新型コロナウイルス影響により、この日より同年3月31日までの予定(のち同年4月10日まで→「当面の間」に延長)で1往復運休4月20日 - この日より当面の間、1往復のみの運行となる。 5月11日 - この日より当面の間全便運休5月27日 - 2往復運行再開7月3日 - 一部便の運行再開8月11日 - 移動需要減少により、1日2往復減便9月16日 - 移動需要減少により、1日1往復減便2021年令和3年1月15日 - この日より当面の間全便運休3月13日 - 1往復運行再開7月22日 - 1往復運行再開、計1日2往復となる。 8月5日 - 移動需要減少により、この日より1往復運休10月23日 - 1往復土曜・日曜・祝日限り運行再開11月6日 - 2往復運行再開(うち1往復土曜・日曜・祝日運行前日までの土曜・日曜・祝日運行便は毎日運行変更)。これにより平日1日3往復土曜・日曜・祝日1日4往復となる。 2022年令和4年1月11日 - この日より1日1往復のみの運行となる。

※この「常陸太田号」の解説は、「常磐高速バス」の解説の一部です。
「常陸太田号」を含む「常磐高速バス」の記事については、「常磐高速バス」の概要を参照ください。

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