山陽本線踏切事故とは? わかりやすく解説

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山陽本線踏切事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)

日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「山陽本線踏切事故」の解説

2015年平成27年2月13日午前8時20分頃(踏切障害事故岡山県倉敷市船穂町JR西日本山陽本線西阿知駅 - 新倉敷駅間の踏切で、岡山福山普通電車岡山電車区115系D-24編成+D-04編成6両編成)が、踏切内に立ち往生していた大型トラック衝突し双方電車は前2両)とも大破した電車乗客のうち1人一時意識不明重体(のちに意識回復)、運転士乗客16人が軽傷負ったその影響17時50分まで倉敷駅 - 金光駅間で運転を見合わせた岡山県警察は、トラックの男運転手過失往来危険容疑現行犯逮捕した。トラックの運転手は、エンジンかかっているのにギア入らずに動かなくなり踏切非常ボタン押したが、間に合わなかったと証言している。トラック平成24年5月製造の「ふそうスーパーグレート」のオートマチック車三菱自動車への部品運搬車で、平成26年年末故障して修理出されていた。修理請け負った岡山三菱ふそう自動車にも過失往来危険容疑かけられ同年2月17日家宅捜索が行われた。ふそうスーパーグレート変速機不具合過去6度リコールが行われている。 この事故受けて3月10日JR岡山駅予定されていた山陽新幹線40周年式典中止となったまた、被害車両のうち損傷少なかったD-04編成5月上旬ごろに運用復帰次に損傷少なかったD-24編成のうち、前から3両目クモハ115-323)は大破した2両と交換する形で岡山電車区A-13編成115系4両編成)の福山側2両(クハ115-356、モハ114-316)と編成組んで8月中旬運用復帰大破した前2両(クハ115-408、モハ114-359)は2016年3月1日廃車となった。またA-13編成岡山側2両(モハ115-316・クハ115-325)は吹田総合車両所回送され、同年9月9日付で廃車となった2017年9月15日岡山県警察は、運転士非常ブレーキ止まることのできる約450m手前地点より前でトラック確認することが可能だったにもかかわらず時刻表などの確認に気を取られ非常ブレーキをかけた地点が約260m手前になったとして、運転士業務上過失傷害などの容疑書類送検した。また、トラック運転手自動車運転処罰法違反過失傷害)などの容疑書類送検した。運転士容疑認めたが、トラック運転手は「トラック不具合起きマニュアルにある)復旧操作をしたが動かなかった」と一部否認した岡山三菱ふそう自動車は、立ち往生原因直接の関係はなく、責任問えいとした12月27日倉敷区検運転士業務上過失傷害罪などで略式起訴した。同日岡山地方検察庁トラック運転手を「過失認めるに足る証拠がなかった」として不起訴処分とした。倉敷簡易裁判所は、2018年1月16日までに運転士罰金30万円略式命令1月10日付)を出した

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山陽本線踏切事故(2018年1月)

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日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「山陽本線踏切事故(2018年1月)」の解説

2018年平成30年1月12日15時30分頃(踏切障害事故兵庫県高砂市内の山陽本線JR神戸線宝殿駅近く踏切で、踏切横断していた電動車椅子使用高齢女性が、網干米原行き普通電車223系1000番台8両編成)にはねられ即死した兵庫県警察調べでは、電動車椅子踏切内で脱輪したため女性車椅子操作しようとし、危険を知らせるため手を挙げるなどしていた模様である。 なお、同様の事故同年5月中央本線でも発生している。電動車椅子踏切横断中に何らかの理由立ち往生するなど、共通点が多い。 電動車椅子重量が重いため、踏切内で脱輪車輪レールの溝に落下する利用者独り持ち上がるのが不可能になるほか、足が不自由なため踏切の外に避難した非常停止ボタン位置まで移動することも困難である。このため踏切内で立ち往生した場合周囲の人に助け求めるか、危険を知らせるため手を振るくらいしできることがないのが現状である。

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