旧山川家住宅(山川登美子記念館)主屋
名称: | 旧山川家住宅(山川登美子記念館)主屋 |
ふりがな: | きゅうやまかわけじゅうたく(やまかわとみこきねんかん)しゅおく |
登録番号: | 18 - 0064 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造平屋一部2階建、瓦葺、建築面積173㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治40年 |
代表都道府県: | 福井県 |
所在地: | 福井県小浜市千種1-16-52 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 山川家は旧小浜藩士で、第二十五銀行頭取を務めた。登美子は歌人で、初期の「明星」の社友であった。 |
施工者: | |
解説文: | 敷地中央に東西棟で建つ。緩い起りの切妻造妻入桟瓦葺、木造平屋建で、背面側西半部を2階建とする。正面は間口5間半で、南寄りに入母屋造式台、北側は庇を設け、南面前寄りに入母屋造桟瓦葺の座敷を付ける。妻面には束や貫を現し、風格ある正面構えとする。 |
旧山川家住宅(山川登美子記念館)離れ
名称: | 旧山川家住宅(山川登美子記念館)離れ |
ふりがな: | きゅうやまかわけじゅうたく(やまかわとみこきねんかん)はなれ |
登録番号: | 18 - 0065 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造平屋建、瓦葺、建築面積54㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治40年頃 |
代表都道府県: | 福井県 |
所在地: | 福井県小浜市千種1-16-52 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 主屋の南西に接して建つ。南北棟の切妻造桟瓦葺で、主室八畳を南に、次の間三畳を北に配し、三方に榑縁をまわす。縁を介して西面に東西棟の切妻造桟瓦葺の台所を付ける。主室南面にはトコと書院を並べる独特の構えをつくる。近代における良質な座敷である。 |
旧山川家住宅(山川登美子記念館)土蔵
名称: | 旧山川家住宅(山川登美子記念館)土蔵 |
ふりがな: | きゅうやまかわけじゅうたく(やまかわとみこきねんかん)どぞう |
登録番号: | 18 - 0066 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 土蔵造2階建、瓦葺、建築面積47㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治40年頃 |
代表都道府県: | 福井県 |
所在地: | 福井県小浜市千種1-16-52 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 敷地北西に南北に妻を見せて建つ。桁行6.8m梁間5.4mの土蔵造2階建に切妻造桟瓦葺屋根が載り、南面に下屋庇を設け蔵前をつくる。外壁は漆喰仕上げで、竪板を高く張り、北妻面と東面に窓を穿ち、片開の鉄扉と小庇を付ける。屋敷構えを構成する一要素。 |
旧山川家住宅(山川登美子記念館)表門
名称: | 旧山川家住宅(山川登美子記念館)表門 |
ふりがな: | きゅうやまかわけじゅうたく(やまかわとみこきねんかん)おもてもん |
登録番号: | 18 - 0067 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 木造、瓦葺、間口3.5m、左右袖塀付 |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治40年頃 |
代表都道府県: | 福井県 |
所在地: | 福井県小浜市千種1-16-52 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 敷地北辺の東端、通りから4段の石段を上った位置に建つ。三間一戸棟門で、桟瓦葺の切妻屋根をかける。中央を門口とし、引分け戸をたて込む。両脇に桟瓦葺の袖塀を付ける。延長5.1m。土台に柱を建て、腕木が軒を支え、壁は漆喰仕上げ腰下見板張とする。 |
旧山川家住宅(山川登美子記念館)中門
名称: | 旧山川家住宅(山川登美子記念館)中門 |
ふりがな: | きゅうやまかわけじゅうたく(やまかわとみこきねんかん)ちゅうもん |
登録番号: | 18 - 0068 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 木造、瓦葺、間口1.5m |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治40年頃 |
代表都道府県: | 福井県 |
所在地: | 福井県小浜市千種1-16-52 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 表門から主屋玄関への通路の西側で、主屋北庭へ開いて建つ。一間腕木門。間口1.5mに方柱を建て、石柱を控えとする。楣で固め、その上には襷を掛ける。屋根は切妻造で、塀瓦を葺き、棟に丸瓦を置く。庭園への入口に建つ、規模の小さい簡易な門である。 |
その他工作物: | 旧小山家住宅 旧小川家住宅石垣 旧山川家住宅 旧山川家住宅 旧山本家住宅 旧川之石浦庄屋二宮家住宅石塀 旧松山家住宅塀 |
山川登美子記念館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/25 15:39 UTC 版)
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![]() 山川登美子記念館 | |
施設情報 | |
正式名称 | 山川登美子記念館[2] |
専門分野 | 山川登美子 |
館長 | 岩田拓美[3] |
事業主体 | 小浜市 |
管理運営 | 小浜市 |
開館 | 2007年4月21日 |
所在地 |
〒917-0072![]() |
位置 | 北緯35度29分54.63秒 東経135度44分49.49秒 / 北緯35.4985083度 東経135.7470806度座標: 北緯35度29分54.63秒 東経135度44分49.49秒 / 北緯35.4985083度 東経135.7470806度 |
外部リンク | 山川登美子記念館 |
プロジェクト:GLAM |
山川登美子記念館(やまかわとみこきねんかん)は、福井県小浜市にある文学館。明治時代に活動した、小浜出身の女流歌人山川登美子を顕彰する施設である。
概要
与謝野鉄幹、与謝野晶子とともに、明治時代の詩歌誌「明星」を代表する歌人として知られる山川登美子を記念する施設で、彼女の実家を館施設として2007年4月21日に開館した。館内には短歌集、与謝野鉄幹から朱で添削を受けた歌稿、生前の身回品、琴、与謝野晶子と一緒に撮影された写真パネル、鉄幹・晶子との三角関係の資料、直筆の辞世の句などを展示する。奥座敷「登美子の間」は、彼女が息を引き取った部屋である。
登美子の実家である当館は、彼女の父である第二十五国立銀行の頭取山川禎蔵が建てた邸宅である。主屋[4]のほか、離れ[5]、土蔵[6]、表門[7]、中門[8]が国の登録有形文化財に登録されている。
利用情報
- 開館時間 - 9時~17時(入館は16時30分まで)
- 休館日 - 火曜(年末年始12月29日~1月3日)
- 所在地 - 〒 福井県小浜市千種一丁目10番7号
- 山川登美子記念館オフィシャルサイト
交通アクセス
周辺
- 若狭防災センター
- 杉田玄白記念公立小浜病院
- 中央児童公園
- 小浜市文化会館
- 小浜市役所
脚注
- ^ “山川登美子記念館テーマ展の開催について(お知らせ) (PDF)”. 小浜市 (2012年3月27日). 2014年1月3日閲覧。
- ^ 山川登美子記念館条例
- ^ “山川登美子記念館特別企画展 (PDF)”. 小浜市. 2014年1月3日閲覧。
- ^ 旧山川家住宅(山川登美子記念館)主屋 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 旧山川家住宅(山川登美子記念館)離れ - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 旧山川家住宅(山川登美子記念館)土蔵 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 旧山川家住宅(山川登美子記念館)表門 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ 旧山川家住宅(山川登美子記念館)中門 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
外部リンク
- 山川登美子記念館のページへのリンク