小田急1000形電車
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小田急1000形電車(おだきゅう1000がたでんしゃ)は、小田急電鉄(小田急)で1987年(昭和62年)以降に運用されている通勤車両である。
注釈
- ^ 専用の鍵を挿入しないと車掌スイッチを使用できなくする安全装置。
- ^ 従来型と同様の押し棒式だが、安全のために開扉の際は棒を ひねり ながら上に押さないと開扉操作をできなくするもの。
- ^ 新松田 - 小田原間と江ノ島線の急行通過駅(一部停車駅を含む)は20 m車6両編成分のホーム有効長しかないため。
- ^ 日本では2013年にえちぜん鉄道MC7000形が日本の鉄道車両としては初のSiC素子を採用し、その後福井鉄道F1000形・名古屋市営地下鉄2000形機器更新車・東京メトロ05系千代田線用改造車へ波及したが、いずれもトランジスタ部にSi-IGBT素子、ダイオード部にSiC-SBD素子とを組み合わせたハイブリッドSiC適用の制御装置であった[21][22]
- ^ 小田急8000形や西武6000系など、試験的なSiC素子の採用の形式を除く。
- ^ 定格容量210 kVA、三相交流200 V、60 Hz。
- ^ 4両固定編成のみ。
- ^ ブレーキ読替装置は非装備のため電磁直通制動である1000形未更新車や8000形界磁チョッパ制御車との併結は不可能である。
- ^ 1081Fのサハ2両を除く6両が廃車された。
- ^ クハ1155は廃車となった。
- ^ クハ1255は廃車となった。
- ^ 1081Fのサハ2両がリニューアル対象となった。
出典
- ^ a b c d 小田急電鉄『小田急75年史』pp.128・146 - 147。
- ^ a b 『鉄道ピクトリアル 2020年8月臨時増刊号【特集】小田急電鉄』第976、電気車研究会、2020年8月10日、290頁。
- ^ 根岸/津田/長谷川/井浦/山口「3.3kVフルSiCパワーモジュール」『三菱電機技報』2018年3月号、三菱電機、2018年3月、175-178頁。
- ^ 『鉄道ダイヤ情報』通巻145号 p.15
- ^ 電気車研究会『鉄道ピクトリアル』通巻829号 p.258
- ^ a b “地下鉄に乗り入れなくなった関東大手私鉄車両 想定しながら乗り入れてない車両まで6選”. 乗りものニュース. (2021年3月20日) 2021年5月5日閲覧。
- ^ “箱根登山カラーの小田急1000形が営業運転を開始”. 鉄道ファン. (2009年3月17日) 2021年5月5日閲覧。
- ^ a b c d 世界初!制御装置にフルSiC適用のVVVFインバーターを採用通勤車両1000形のリニューアルに着手!〜運転電力を従来比約20%から最大36%削減〜 (PDF) 小田急電鉄公式サイトニュースリリース
- ^ “小田急1000形1066編成が営業運転に復帰”. 鉄道ファン. (2015年1月11日) 2021年5月5日閲覧。
- ^ “小田急1000形1095編成が営業運転を開始”. 鉄道ファン. (2016年8月4日) 2021年5月5日閲覧。
- ^ a b 電気車研究会『鉄道ピクトリアル』通巻978号 p.120 小田急1000形の動向
- ^ 『箱根登山電車の全線運転再開を記念して8月 「赤い1000形車両」を小田急全線で運転します~車内では箱根の美しい風景写真やBGMなどをお楽しみいただけます~』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2020年7月14日。 オリジナルの2020年7月14日時点におけるアーカイブ 。2021年5月5日閲覧。
- ^ “【小田急】1000形10輌編成に小変化”. 鉄道ホビダス. 2011年2月14日閲覧。
- ^ 「3月14日(土)のダイヤ改正より、箱根登山線内を運行する小田急通勤車両1000形のカラーリングを変更します」 (PDF) 小田急電鉄公式サイトニュースリリース(インターネットアーカイブ)
- ^ railf.jp 箱根登山線専用カラーになった小田急1000形が回送される - 交友社『鉄道ファン』railf.jp鉄道ニュース 2009年3月14日
- ^ 「2012年3月17日(土) ダイヤ改正を実施します」 (PDF) 小田急電鉄公式サイトニュースリリース
- ^ 「2012年3月17日(土) ダイヤ改正を実施します」 (PDF) 箱根登山鉄道公式サイトニュースリリース(インターネットアーカイブ)
- ^ a b c d e f g h 日本鉄道車両機械技術協会「ROLLINGSTOCK&MACHINERY」2015年3月号研究と開発「小田急電鉄1000形リニューアル工事の概要」4-5頁
- ^ a b c d e 日本鉄道車両機械技術協会「ROLLINGSTOCK&MACHINERY」2015年3月号研究と開発「小田急電鉄1000形リニューアル工事の概要」6-7頁
- ^ a b 直流1500V架線対応「フルSiC適用VVVFインバーター装置」採用のお知らせ (PDF) 三菱電機公式サイトニュースリリース
- ^ 日本鉄道車両機械技術協会「ROLLINGSTOCK&MACHINERY」2014年5月号研究と開発「千代田線転籍車改造工事の概要」18-20頁
- ^ https://www.jase-w.eccj.or.jp/technologies-j/pdf/construction_transport/C-16.pdf
- ^ 世界初、営業運転鉄道車両で省エネを実証 主回路システム全体として約40%省エネ 小田急電鉄車両での「フルSiC適用VVVFインバーター装置」実証結果のお知らせ三菱電機公式サイトニュースリリース 2015年6月22日
- ^ 『鉄道ピクトリアル 2020年8月臨時増刊号【特集】小田急電鉄』第976、電気車研究会、2020年8月10日、242頁。
- ^ 小田急電鉄株式会社1000形更新車用補助電源装置 (PDF) 東洋電機技報第131号(インターネットアーカイブ)
- ^ 小田急が通勤車両リニューアルへ 座席幅を最大13ミリ拡大 (PDF) THE PAGE(インターネットアーカイブ)
- ^ a b 『2015年度の鉄道事業設備投資計画』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄 。2015年7月29日閲覧。
- ^ a b 『2016年度の鉄道事業設備投資計画』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄 。2016年5月4日閲覧。
- ^ a b 『2017年度の鉄道事業設備投資計画』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄 。2017年7月14日閲覧。
- ^ a b 『2018年度の鉄道事業設備投資計画』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄 。2018年5月26日閲覧。
- ^ a b 『2019年度の鉄道事業設備投資計画』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄 。2019年6月1日閲覧。
- ^ a b 『2020年度の鉄道事業設備投資計画』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2020年7月31日 。2020年8月10日閲覧。
- ^ a b 『2021年度の鉄道事業設備投資計画』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2021年4月28日 。2022年4月29日閲覧。
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