機器・乗務員室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 14:53 UTC 版)
「小田急1000形電車」の記事における「機器・乗務員室」の解説
冷房装置は集約分散式のCU195Cとなった。8000形で実績のあるCU195Aの改良型である。 運転台の主幹制御器は従来どおりの縦軸式ABFMタイプだが、オフ位置は右ではなく千代田線仕様の手前である。乗務員室内は緑色のカラースキームである。運転台計器盤は8000形よりも高くし、高運転台に準じたものとなった。乗務員室仕切りは運転席背面は配電盤などの機器設置スペースとしたため窓はなく、中央に仕切扉窓・右端に2段式の窓がある。遮光幕は中央の仕切扉窓のみある。 台車はFS-534(電動台車)とFS-034(付随台車)で、基礎制動装置は全台車が両抱き式踏面ブレーキ(クラスプブレーキ)である。いずれも小田急では2200形からの実績があるアルストムリンク式空気ばね台車である。 車両各所の写真 1000形の冷房装置 CU195C 1000形の付随台車 FS-034 種別行先表示器(未更新車) 1編成のみの縁が丸型の未更新車種別表示器(現在は「各停」から「各駅停車」の表示に変更されている。) 運転台(未更新車)
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