宇宙怪獣 バイラスとは? わかりやすく解説

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宇宙怪獣 バイラス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/12 05:57 UTC 版)

ガメラ対宇宙怪獣バイラス」の記事における「宇宙怪獣 バイラス」の解説

イカモチーフとした知的宇宙生物知能指数2500達する。企画当初では「ゲッソー」という名がつけられていた。決定名「バイラス」の名称は、『週刊少年マガジン』、『週刊ぼくらマガジン』両誌上での公募よる。公募賞品特賞が「金十万円奨学金」、「マガジンカップ」、「双眼鏡」などで、5人の当選者発表された。しかし湯浅憲明によるとこれは「やらせ」だったといい、実際は「2倍、4倍」と巨大化することからつけられたものだったという。本作以後『ガメラ対深海怪獣ジグラ』1971年)まで、シリーズ敵怪獣の名は、同様にマガジン』誌で公募された。昭和43年3月17日『週刊少年マガジン』巻頭グラビアではバイラス出身が「ドンガル星」になっていた。 本編タイトルでは「宇宙怪獣」とされ、本作ポスター劇場予告編では「分裂怪獣」とテロップ表記されている。のちに『宇宙怪獣ガメラ』1980年)が公開された際に、ガメラを「宇宙怪獣」とうたってしまったため、バイラス強制的に水中怪獣」と名称変更されてしまった。公式ホームページでもこの「水中怪獣」に変更表記されている。正確には「宇宙怪獣」であり、「バイラス星人」という宇宙人である。アメリカではバイラスは「イカのような怪物」という名になっている。 足(触手)は6本あり、イカのような吸盤持ち先端ゾウ鼻のように把握力持っていて、この触手使って直立できる(ゾウ鼻の一万倍の握力を持つとされる)。眼は人間似ており一対、まぶたは下から上に閉まる。口部くちばし状。頭は三つ花弁状に分かれているが、一つにあわせる硬化し状になる。水中および空中を、イカのように水平に滑走して状の頭部攻撃する状の頭部は非常に硬くガメラ腹甲や1メートル鋼鉄を貫くほどの威力を持つ。2019年から複数ヶ所で開催された、撮影造形物等の展示会特撮DNA」では、公開され企画段階絵コンテに、バイラス人間食べ体内人間達はまだ生きており変身合成袋に収容されている)、触手先端内部コイルの様な器官持ち図解によると宇宙空間飛行発射線)、頭部から電撃状の光線発射している場面があった(頭部基部にはスーパーキャッチ光線放射袋が、その下には脳波コントロール装置貯蔵袋が存在)。 当初は「ボス」(本体)だけが3メートル程度の「バイラス星人」の姿でいたため、子供たちに「宇宙動物園に送られる生物」と誤認された。「バイラス星人」として活動している際にはほぼ等身大だが、複数分裂した個体復元合体して巨大化することが出来る。バイラス円盤の「1号機」も「2号機」も、「ボス」の声は若山弦蔵である。 生命維持には窒素が必要で、そのため大気窒素豊富に含まれる地球目をつける。自らを「宇宙で最も優秀な生物」と豪語し、「他の生物不要」とさえ言い切るほどの自信家である。ガメラ腹部突き抜いて勝利したかに見えたが、絶大な生命力を持つガメラは(バイラス刺さったまま)回転飛行で遙か上空上昇バイラス低温下で凍り付き身動きがとれなくなる。そのまま高速回転したガメラから振り落とされ動けないまま海上墜落して砕け散る。 このバイラスガメラが腹を突き抜かれ串刺しにされる描写湯浅によると、前作まで一通り怪獣同士戦いアイデア出尽くしたので、「今度は刺すか」ということで採り入れたもの。「安い予算で撮らせやがってというスタッフ腹いせ気持ち多分にあったかしれない」と述懐している。この場面劇場では子供たちから悲鳴上がったそうである。『ガメラ対大魔獣ジャイガー』『宇宙怪獣ガメラ』にも映像流用し登場する

※この「宇宙怪獣 バイラス」の解説は、「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」の解説の一部です。
「宇宙怪獣 バイラス」を含む「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」の記事については、「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」の概要を参照ください。

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