姫島家
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「堕天の狗神 -SLASHDØG-」の記事における「姫島家」の解説
姫島 朱雀(ひめじま すざく) 3サイズ:102/60/89 身長:168cm 体重:54kg 五大宗家に連なる姫島宗家の次期当主で、現「朱雀」。艶やかな黒髪の凜とした雰囲気の女性。17歳。朱乃とは母親同士が姉妹の従姉にあたり、鳶雄ははとこ。普段は優しいが、勾陳黄龍曰く「超怖い」とのこと。 生まれ持って火之迦具土神の加護を受け、姫島家が司る霊獣と同調し、その名すら真名であることを許された一族でも希有な存在。代々継承された霊獣「朱雀」そのものを召喚して操ることができる。霊獣「朱雀」は巨大な炎の鳥で、莫大な炎のオーラを放ち、灼熱の熱気を辺り一帯に拡散させる。炎の術や式神の使役を得意とし、体術の心得もある。「アビス・チーム」の下級構成員程度なら数人相手でも無傷で圧勝するほどの実力がある。 五大宗家の現状を憂いており、いずれ自らの手で朱乃や鳶雄を宗家に認めさせたいと願っている。幼少期から朱乃と仲が良く、従妹に不遇を強いる一族に反発して自分が当主になったときには追放された親類を家に戻したいと願っていた。朱璃が殺され、朱乃が追放された時期が、「朱雀」継承の儀式に重なったせいで、悲劇を知ることもできず何もできなかったことを後悔し、姫島を革新させることをより強く心に誓うことになる。 「虚蝉機関」の壊滅から2ヶ月後に独断で鳶雄たちと接触を図り、残る四凶2名の潜伏場所を伝えてその保護に協力した。「奥の院」での鳶雄との対話を経て、身内として彼のことも危険ではないと一族に認めさせようと決意しており、これから姫島を変えるために彼に対して婚約を申し込む。「奥の院」での妖怪との激戦の事後処理を終えた後、「堕ちてきた者たち」と五大宗家の橋渡し役へ志願して「バラキエル教室」の面々が住むマンションの近所へ引っ越す。 『ハイスクールD×D』では現当主として登場し、若年ながら内部事情の変革を行い、グリゴリとの間にあった確執を軟化させたことが語られている。朱乃が「姫島」に復帰することを容認しており、彼女と婚約したイッセーに従妹のことを頼んでいる。歴代最強の「朱雀」とされ、「邪龍戦役」では「D×D」に協力し朱乃と共に邪龍軍団に立ち向かった。朱乃が参加する「アザゼル杯」のゲームを観戦しに冥界にきていた時には、タナトスの襲撃を知って青龍と玄武と共に会場の防衛に当たった。また、「地獄事変」初戦では表京都の鬼門側に当たる比叡山延暦寺方面の防衛部隊で中心になって戦った。 姫島 朱凰(ひめじま すおう) 姫島の宗主を務める初老の男。朱乃と朱雀の祖母や朱芭の弟で、朱雀・朱乃・鳶雄から見て大叔父に当たる。国外の異能者を信用せず、「灰色の魔術師」からの対オズ協力要請についても拒絶する。だが、「奥の院」を鳶雄が救った一件で、正式に面会を申し出る。 初登場は『ハイスクールD×D』の過去編。かつて黒き天使(バラキエル)の血を継ぐ呪われた忌み子として朱乃の命を狙い、図らずも一族の中で最も目をかけていた朱璃が殺害される結果につながってしまう。その後も、グリゴリによる妨害を受けつつ1年半にわたって執拗に朱乃を狙ったが、グレモリー家との交渉に応じ姫島の管轄領域に立ち入らないことと常にリアスの傍にいることを条件に手を出さないことを約束する。 姫島 朱璃(ひめじま しゅり) 朱雀の叔母。故人。詳細は「ハイスクールD×Dの登場人物#姫島朱璃」を参照 姫島 朱乃(ひめじま あけの) 朱璃とバラキエルの娘で朱雀の従妹。堕天使と人間のハーフであり、現在は姫島を追放されている。詳細は「ハイスクールD×Dの登場人物#姫島朱乃」を参照
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