虚蝉機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 18:44 UTC 版)
「堕天の狗神 -SLASHDØG-」の記事における「虚蝉機関」の解説
姫島 唐棣(ひめじま はねず) 「虚蝉機関」の室長で、40代の男性。錫杖や独鈷のような法具の扱いに長じるが、姫島が信仰する神々からの加護を何一つとして得られず、宗家から排除された過去を持つ。 計久の救援として向かった廃デパートで鳶雄と邂逅し、彼が姫島出身でありながら姫島が崇める神を殺した剣を宿すことを知り、一本の禍々しい刃を作り上げることが自分の使命だと思い定める。紗枝の実家を捜索していた鳶雄とラヴィニアを自分たちの本拠地に拉致するが、まもなく五大宗家のエージェントがなだれ込んだことで野望の終焉を悟り、紗枝を連れて鳶雄を待ち受け、最後の戦いを挑む。人殺しをためらう鳶雄を圧倒するも、紗枝の自殺(未遂)によって暴走した彼には太刀打ちできずに追い詰められ、姫島へ叛逆できる刃を目覚めさせられたことに満足しながら首を刎ねられて死亡した。 童門 計久(どうもん かずひさ) 「虚蝉機関」の幹部で20代後半の男性。趣味で相手を油断させるような人間を模したウツセミを作り出すなど、構成員の中でも特に倫理観が逸脱した外道。 土人形の使役術を得意とし、人形の硬度は覚醒前の白砂とグリフォンの力や刃のブレードでは破壊できないほどである。 廃デパートでの刃狗チームとの初遭遇では刃の予想外の力に圧倒され、唐棣に助けられ撤退する。2度目の交戦では前田を操り廃工場跡で鮫島を不意打ちして致命傷を負わせ、夏梅を追い詰める。しかし「四凶」の力を覚醒させた2人を前に、土人形を白砂に破壊されただけでなくグリフォンに自身の左腕を切断されてしまう。逃走を図るもヴァーリに阻まれ、最後の力を振り絞った鮫島に殴り飛ばされて失神した。
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