第1部『刃狗(スラッシュ・ドッグ)顕現 -黒き狗と四凶-』編
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1 - 2巻(作中5月〜9月) 陵空高校の2年生・幾瀬鳶雄は5月に行われたハワイ行きの修学旅行を風邪で欠席してしまう。しかし同級生達が乗っていたフェリーが洋上で沈没、鳶雄は友人達と唐突な別れを経験することとなる。それから2ヶ月が過ぎ、別の高校に通っていた鳶雄だったが死んだはずの幼なじみの東城紗枝を街で見かけたことから、学友達が「虚蝉機関」に攫われ人体実験を受けていること、自分自身にも神器と呼ばれる異能が宿っていることを知り、堕天使の組織「神の子を見張る者」の総督・アザゼルからの指示で同じく神器を宿した仲間達、四凶を身に宿した皆川夏梅と鮫島鋼生、魔法使いの協会「灰色の魔術師」から派遣されたラヴィニア・レーニ、アザゼルの秘蔵っ子であるヴァーリ・ルシファーと協力して、友を助ける戦いに身を投じるが、調査活動の最中に鳶雄とラヴィニアは「虚蝉機関」の待ち伏せにあって本拠地へと連れ去られる。取り残された夏梅と鮫島は敵幹部の童門計久の襲撃を受け追い詰められるも、四凶の真の姿を覚醒させて勝利する。一方の鳶雄は紗枝が傷つけられたことで絶望して禁手「夜天光の乱刃狗神」を発動、首領である姫島唐棣を殺害したあとも暴走を続けるが、仲間たちの助けで正気を取り戻した。 力を合わせて「虚蝉機関」を壊滅に追い込んだ鳶雄・鮫島・夏梅は、2ヶ月後、救出された紗枝と共に「堕ちてきた者たち」へと転入し、「バラキエル教室」へ配属される。担当教官のバラキエルから厳しい指導を受ける中、残る2名の四凶、七滝詩求子と古閑雹介の情報を姫島家次期当主の姫島朱雀から伝えられ、チーム全員で救援に向かった先で裏切り者のサタナエルと遭遇する。戦力が二分されている間にラヴィニアが師匠のグリンダに拒絶されたショックから「オズ」に所属する魔女アウグスタに心の隙を突かれて憑依されてしまうが、彼女を姉のように慕うヴァーリや鳶雄たちの奮闘でアウグスタの魂だけが排除され、ラヴィニアは無事解放される。
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