第1部『オオサキプラザホテル』編
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「純と愛」の記事における「第1部『オオサキプラザホテル』編」の解説
かつて祖父が生前に経営していた時の、魔法の国のような宮古島のホテル「サザンアイランド」の再生を夢見るヒロイン・狩野純。しかし、ホテルの後継者である父・善行にその願望を猛反対されて衝突し、「ウチよりも大きなホテルの社長になってやる」と啖呵を切って家を飛び出す。夢の実現に向かい歩み出した純は、他人の本心が読めてしまう不思議な青年・待田愛と偶然出会う。 大阪の一流ホテル「オオサキプラザホテル」に就職した純は、ホテルのルールに囚われず独断でサービスを行い一部の客から好評を得るが、他の客及び上司とトラブルを起こす。また、家出した弟・剛が純の部屋に転がり込み、実家に住む兄・正が女性と揉め純の都合に御構い無しに助けを求めてくるなど、家族が起こす問題に巻き込まれる。公私のトラブルに奮闘するなか、常に純を見守り助けてきた愛と交際を始め、互いに親から勘当されたことをきっかけに結婚する。ホテル創業60周年記念イベントを機に純ら従業員仲間の結束が深まった矢先、ホテルは他社に吸収合併され運営が大きく変わる。オオサキの本来の姿を取り戻すため純は上司や同僚と団結するが、サザンアイランドが売却の危機となり、存続に力を注ぐため仲間に応援されながら退職する。 宮古島に帰省した純と愛は、サザンアイランド買収の動きに抵抗し、あらゆる手を尽し存続の希望が見え始める。しかし宮古島とホテルを嫌う父により、ホテルは強制的に取り壊されて人手に渡り、純は失意で心を閉ざす。
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