女神歴800年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 15:46 UTC 版)
「勇者30 SECOND」の記事における「女神歴800年」の解説
ナナコ ユシアの幼馴染。科学者の孫であり、ナナコ自身も発明家である。ユシアの使うボウガンソードを開発したのも彼女である。 レバン ユシアの友人でお目付け役。腕の立つスナイパーだが、ナルシストの気がある。旅先ではやたらと美しさを引き合いに出しながらも的確なアドバイスでユシアをサポートする。 ユシア・ナナコとパーティを組むことで強力な全体攻撃を発動することができる。 アテナ 帝国の皇女でユシア以上の世間知らず。グライダーと呼ばれる飛行マシンに乗って空を飛び回る。高飛車な性格で庶民を見下す傾向があるが、性根は優しく父親思いで友達思い。所謂ツンデレ。 ユシアとは何度も衝突するが、度々酷い目に遭いながらもいつしかライバルのような間柄になる。当初はユシアが王女であることを知らず、ただ楽しいから遊び気分で勝負を挑んでいただけであった。ユシアが帝国の野望を阻止しようとしていることを知ると本気で襲い掛かって来る。しかし父の真意を知ったことで不本意ながらもユシアに協力し、友達となった。魔皇帝に敗れて挫けそうなユシアを叱咤するといった一面も見られた。 天界での戦いでヴァールハイトの道連れにされて死亡してしまう。しかしガイ達同様、時寄せの石(或いは運命の欠片)で生き返る。その性格故に唯一の友達であるユシアにはやけに肩入れする一方で、それ以外に対しては相変わらず高飛車であり、シルベリアに「少しはユシア姫以外とも仲良く・・・」と嗜められるほど。勇者一族の中でもほぼユシアだけに肩入れしていたが、ユーシャには内心惚れていた模様。 シャマル 獣人の少女で、あまり上手く言葉が話せない。獣人達は勇者城を「神様」と信じており、掘り出そうとしていた。ユシアが勇者城を操作出来ることを知ると同行し、魔王兵器退治に協力。以降は仲間となる。 テツ 帝国研究所に放置されていたロボット。ナナコが修理したことで起動し、仲間になる。一度だけ使用可能な飛行機能が付いていたが、ナナコがユシアを驚かせるために使ってしまった。 また、自爆機能も所持している。本編ではヴァールハイトを倒すために自らを犠牲にしたが(後に復活)、SEXY DYNAMITEでは敵の色気に惑わされたことを怒ったナナコに爆薬代わりに使用されてしまう(こちらは「大丈夫な自爆」らしい)。 チルドニクス 子供の竜。前作に登場したシルドニクスの息子であり、名前は時の女神が「シルドニクスの子供(チルドレン)だから」と付けたもの。卵の状態で村に奉納されていたが、グリモワールに一度呑まれたところを取り出されて以来、ユシアの手に渡る。しかし竜の卵は孵化まで200年もの年月を有するため、時の神殿より200年前へタイムスリップし、当時の歌族に預けたことで現代にて誕生した。竜の子供は凄まじい速さで成長し、孵化した瞬間にはユシア達を乗せて飛行が可能で、それから間もなく言葉も話せるようになった。 シルドニクスのように最終局面で再登場と言うこともなく、本人も活躍の場の少なさをやや気にしていたようだが、最終的にはユシアの言葉を受けて「やっぱり生まれてよかった」と考えた。 猛将グスタフ 帝国三将軍の一人。怪力の持ち主で、逆らう者は力で捻じ伏せ、欲しい物は力尽くで手に入れる。 魔王兵器を利用してクロノクリスタルを回収していた。最後は帝国研究所を守るために魔王兵器コンゴリラに乗ってユシアと戦う。山を丸ごと投げると言う出鱈目な戦法で戦うが、その特徴を利用されて敗北。死亡したが、後に帝国城にてグリモワール・スペルヴィアの一部として復活し、再びユシアに襲い掛かる。 知将リヒター 帝国三将軍の一人。魔王兵器の開発者のマッドサイエンティスト。常に新しい研究材料を求めている。ユシアにクイズ勝負を挑むが敗北。搭乗した機械ごと爆発したが、スペルヴィアの一部として復活し、再びユシアと対峙した。 闘将シルベリア 帝国三将軍の紅一点。知性と腕力を買われて将軍となったが、礼儀礼節を重んじるが故に帝国のやり方に疑問を抱いている。後に処刑されそうになったところをユシアに助けられ、仲間になる。 皇帝ゴルバティス アテナの父で帝国の皇帝。不可能を可能にすると言われる屈強な男性。人造魔王グリモワールによる世界征服を目論んでいる。 グリモワールが全て倒されるとその力を吸収し、「魔皇帝」となり大陸を浮上させた。何度も立ち上がってくるユシアを退けるが、ピュアクリスタルの力を引き出したユシアに圧倒され、ユウシャの一撃を受けて倒された。魔皇帝の巨体から本来の皇帝は分離し、死を覚悟するもアテナに救われる。しかし本体と分離しても魔皇帝の肉体は動き、ユシアに襲い掛かったがユウシャに破壊された。 実はグリモワールの製造や世界征服と言う野心は運命によって人格を操作されたためであり、アテナが慕う通り本来はそのようなことを望む人物ではない。メツヴォロスの死によって平和な時代が200年も続いたため、破滅のバランスを取るために運命に干渉されていた。
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