大岡家とは? わかりやすく解説

大岡家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:06 UTC 版)

大岡昇平」の記事における「大岡家」の解説

和歌山市、東京都) 家系 大岡家の家紋は「瑞籬」で、大岡忠相越前守)を出した三河大岡氏と同紋である。頼宣が駿河にいた頃からの家臣で、元和5年1619年和歌山移封いっしょに随いて来たが、後、帰農したと伝える。 大岡家には系図はないが、菩提寺松島聞光寺過去帳寛文8年から始っている。 『南紀徳川史第八巻曽祖父大岡利兵衛が、天保12年1841年)金20両を献金して、「地士郷士)」に取り立てられたてられたとの記事(「松島新田村年頭お目見得の節のしめ者、天保十二年、地士に、大岡利兵衛」)がある。なお年頭御目見得節慰斗目着用御免」は献金地士の中で一番安い口で、「代々同断が」40両、御代官支配がこれと同額勘定奉行支配70両「平地士」100両以上である。 祖父弥膳は三十持ち地主で、陸奥宗光有力な後援者であり、鷺宮本願寺別院檀家総代だった。弥膳は「利兵衛の代には二町しかなかった田地を、自分の代に三十町にした」と威張っていたという。弥膳は明治22年1889年和歌山県海草郡四箇郷村初代村長20年代未詳の年に郡会議員となった祖母ゆうは那賀郡畑毛地主吉村家出身で、当主次郎貴族院多額納税者議員、父貞三郎従兄に当たる友之進も貴族院議員で、吉村製糸社長だった。 家庭 妻・春枝旧姓上村長女鞆絵児童文学者長男・貞一

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大岡家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 05:40 UTC 版)

大岡越前 (ナショナル劇場) の登場人物」の記事における「大岡家」の解説

大岡忠相加藤剛) / 出演シリーズ:全作 シリーズ全体主人公八代将軍徳川吉宗の命により、山田奉行から江戸南町奉行職を拝命する。 職務信念忠実な堅物で、家族・仲間間の揉め事にも私情をはさまず公正に裁く。白洲ではいかなる罪人に対して裁き再吟味委ねるなど慎重な姿勢(やや女性犯罪者に甘い傾向もあるが)だが、特に非道な罪人に対して即刻刑を下すこともある。 実在人物であるが、史実異なり青年奉行として描かれた。また、史実では普請奉行経て町奉行拝命している。 また、史実では一族大岡忠真婿養子になっているが、本作ではこの縁組設定がないため、忠相の養父正妻にあたる忠真父娘登場しない大岡忠高片岡千惠藏) / 出演シリーズ第1部 - 第6部 忠相の父。隠居して小普請非役旗本入りしている。忠相とは対照的に剛直自由奔放な生粋三河武士釣りも好きで時には忠相などと夜釣り出掛けたりもする。また源次郎とは将棋をさしてはケンカをする仲であった時にはもめ事起こして忠相を困らせることもあるが、伊織三次同様、大岡一家南町奉行所の影の戦力としても活躍する。 酒で死ぬなら本望という程の酒好きで、よく小料理屋「たぬき」にも出入りする第6部あたりから持病患ううになるが、その死はあまりにも突然で、死因卒中だったことが、第7部初回で忠相の口から語られている。史実同様、享年68設定され位牌にも「大岡美濃守忠高」と記されていた。なお、史実では忠相の南町奉行就任よりはるか以前他界している。 演じ片岡が、第7部クランクイン直前他界したため、物語上で他界した設定とされた。第1回では、竹脇演じ伊織台詞として、忠高のみならず演じていた片岡への敬意表した追悼の辞とも取れ言葉述べられた。他にも第7部において、妙や村上、辰三など古くから共演していた登場人物の口から、忠高を偲ぶ話が語られていた。 家族以外からは「御前(ごぜん)」と呼ばれている。三人称としては「柳原御前」と呼ばれていた。 大岡妙(加藤治子) / 出演シリーズ第1部 - 第7部第11部 忠相の母、忠高の妻。北条出羽守孫娘どんなときも忠相を信じ破天荒な夫の言動にも動じない時には忠相を困らせる夫に抗議することもある。忠高の死後は常に亡き夫を立てた言動をしていた。 忠高(片岡)が他界してからは準レギュラー退いた家族以外からは「柳原大奥様」と呼ばれていた。なお、第8 - 9でも、妙は登場しなかったものの、柳原の話は出てくる。 大岡雪絵宇津宮雅代 / 出演シリーズ第1部 - 第6部酒井和歌子 / 出演シリーズ第7部 - 第8部平淑恵 / 出演シリーズ第9部 - 最終回スペシャル) 忠相の妻。第1部第4話慕情の人」で初登場養父大番頭吉本作左ヱ門。亡実父市川後楽吉本家出入り医師で、長崎にいた頃呑舟友人だった。なお、史実においても忠宜の母は「市川氏(の娘)」と伝えられている(『寛政重修諸家譜』)。 雪絵医術心得があり、伊織かわって検死をおこなうことも。また、小太刀の腕も確かで、悪人相手にひるむことはない。忠相の許嫁だった亡き千歳村上の娘、千春の姉)とは瓜二つそのこと思い悩んだこともあるが、忠相に「ちとせ殿に瓜二つのあなたをではなく雪絵という名の女人かけがえのない人思うようになっていると言われ、忠相との結婚決意する。 どんな事態起きても夫を信じている良妻の鏡として描かれている。 忠相を陥れる陰謀のために、誘拐されこともしばしばある。 全シリーズ通して登場した数少ないキャラクターであり、演者交代しながら全シリーズ登場した唯一のキャラクターでもある。 大岡忠宜大川辰五郎) / 出演シリーズ第3部 忠相・雪絵一人息子史実では忠相の町奉行就任前誕生している。

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