反りとは? わかりやすく解説

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そり【反り】

読み方:そり

動詞「そ(反)る」の連用形から》

反ること。弓なりになること。また、その程度。「板の—を直す

刀身湾曲また、その度合い

弦(つる)を張らない弓の湾曲また、その度合い

刀身と鞘(さや)との関係から、「そりが合う」「そりを合わせる」などの形で用いる)人の性向や、世の風潮また、それとの相性。「上役と—が合わない

世間の—に合わぬことも多い」〈福沢福翁自伝

相撲で相手わきの下に頭を入れ後ろへ反りかえって倒す技。居反り・たすき反り・しゅもく反りなど。


かえり〔かへり〕【返り/反り】

読み方:かえり

【一】[名]

ひっくりかえること。

返り点

手紙対す返事また、返歌。かえし。

「御—も聞こえさせねば」〈和泉式部日記

【二】接尾助数詞。数や数の不定を表す語に付いて回数を表す。たび。回。

「二—ばかり歌はせ給ひて」〈源・篝火


反り


反り

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反り(そり)

反りは美しい日本刀を象徴する全体姿形の要である。効果的な截断を行うには叩いて引く必要があり、この際衝撃やわらげて刃の通り抜けスムースにする為に反りがつけられた。馬上では反り高く長めの刀が有利であり、地上での抜き打ちには反りの浅めのほうが動作をより敏捷にさせる。竹刀により剣術覚えた者はその使用する刀も極端に反りの少ないもののほうが使いやすいことは当然のことであり、寛文頃の反りの少ない刀は、突きを主とした剣術流行よるもの

反り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 19:27 UTC 版)

和弓」の記事における「反り」の解説

和弓全体的に滑らかな曲線を描くが、その独特の曲線構成された弓の姿を成りと言う。弓に弦を張った状態での姿を張り顔・成り充分に引いた時の弓の姿を引き成り、弦を外した状態では裏反りと呼びそれぞれ弓の性格手入れする際に見る重要な要素である。 和弓基本的に5つ成り場で構成される。下から小反り、大腰、胴、鳥打ち、姫反りと呼ばれ、5カ所それぞれの反発力強弱バランスによって張り顔は成り立ち、また弓の性能引き出している。弓の張り顔には江戸成り尾州成り紀州成り京成り、薩摩成り等と呼ばれる産地毎の特徴や、それを作る弓師によってもそれぞれ特徴がある。また射手好みや癖、材料個体差から来る要因から弓の成り一定ではなく一張毎に少しずつ張り顔は違う。 和弓は弦を手前弓幹向う手に見た時に上下真っ直ぐな直線ではなく、矢を番える辺りで弦が弓幹右端辺り位置するよう僅かに右に反らされている。この弦が弓の右端位置する状態を入木(いりき)と呼び、矢を真っ直ぐ飛ばすために必要な反りとなっている。逆に弦が弓の左に来るような状態は出木(でき)と呼ばれ、これは故障部類入り調整が必要となる。

※この「反り」の解説は、「和弓」の解説の一部です。
「反り」を含む「和弓」の記事については、「和弓」の概要を参照ください。


反り(そり)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:13 UTC 版)

包丁」の記事における「反り(そり)」の解説

刃線の中の曲線部。鋒(きっさき)から刃線全体三分ぐらいまでに位置する場合が多い。【図説2】のB。

※この「反り(そり)」の解説は、「包丁」の解説の一部です。
「反り(そり)」を含む「包丁」の記事については、「包丁」の概要を参照ください。

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「反り」の例文・使い方・用例・文例

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