前作からの変更点と新システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:47 UTC 版)
「バトルフィールドV」の記事における「前作からの変更点と新システム」の解説
消耗戦システムの導入 前作までのバトルフィールドシリーズと異なり、個人の弾薬の所持がかなり制限された。出撃時には携帯できる全ての量の弾薬を携帯せず敵や味方兵士が死亡時に落とす弾薬や弾薬補給所などで補給する。またビークルの弾薬も前作までのシステムを一掃し、所持数を有限とし、修理施設での補給とした。 ゲームモード「グランド・オペレーション」の追加 前作『BF1』に登場したゲームモード「オペレーション」を大規模に発展させた新たなゲームモード。1ラウンドを1日とし、最大4日間の作戦日に渡って各ラウンドを異なるルールで対戦する。専用のゲームモードである「エアボーン」「ファイナルスタンド」、また、「ブレークスルー」(『BF1』の「オペレーション」)や拠点が全て占領された状態で始まる「戦略コンクエスト」(これまでの作品でいう「コンクエストアサルト」)を含む。 スポットシステムの仕様変更 従来のスポットシステムでは、スポットされた敵の位置表示が画面上やマップで確認でき、味方との共有が容易であった。今作では、スポットするためのボタン連打が不可能となり、任意の場所にピンを表示することで、敵の最後の居場所を同じ分隊員にのみ共有することができる。これまでのようなスポットは、敵に制圧効果を与えることや、特定の兵科でガジェットを使用することなどにより可能となる。 兵科を問わない分隊内蘇生 前作までは回復専門の兵科が、専用ガジェットを持ってアクションを起こすことで蘇生出来たが今作では同じ分隊内ならば兵科を問わず蘇生が可能。また、衛生兵(看護兵)も専用ガジェット必要無くなり、蘇生対象に向けてアクションを起こせば簡単に蘇生出来る。 「フォーティフィケーション」システムの導入 本作で初めて導入されたシステムであり、土嚢を積んで遮蔽物を構築したり、固定機関銃や戦車土めやバリケード、鉄条網によって敵の進軍を妨げたりすることができる。これまでの作品では、マップ上のあらゆるオブジェクトが破壊されるばかりで、ゲームが長期化すると隠れる場所や遮蔽物が少なくなることが問題となっていた。しかし、新たにオブジェクトを設置することにより、様々な形の防衛戦を構築でき、進軍の際には固定観念にとらわれない対策・発想が必要となる。 支援要請システムの導入 分隊長のみが行えるアクションであり、分隊員がキルを取ったり、拠点の攻撃や防衛などと言った分隊行動をすることによって貯まる分隊ポイントを消費し、物資が補給できるサプライドロップのほか、方面支援砲撃や戦車、ロケット(JB-2ロケット、V-1ロケット)など、様々な支援を要請できる。 「中隊」システムの導入 銃火器やビークルのスキンだけでなく、キャラクターの性別や顔、服装がカスタマイズできる。カスタマイズするためのアイテムは、ゲーム内通貨の消費や任務を達成することで入手できる。また、前作『BF1』で廃止となった武器などの性能面でのカスタマイズについては、「専門技能」として選択できるようになった。各武器にツリーが設定されており、ランク到達やゲーム内通貨の消費によってリロード速度の向上や反動抑制など、性能のアップグレードが望める。 「コンバットロール」システムの導入 各兵科ごとに特徴を持ったコンバットロールがいくつか付与され、プレイヤーはプレイ時に自分のプレイスタイルに応じてコンバットロールを選択出来るようになった。 プレミアムパス・拡張パックの廃止 後述のダウンロードコンテンツを参照。 エリート兵科・巨大兵器の廃止 エリート兵科、巨大兵器が廃止されたが、その代わりとして、「Iwo Jima」「Wake Island」「Pacific storm」「Solomon Islands」及び「Operation Underground」において、火炎放射器・軍刀がマップの各所に配置されるようになった。また、巨大兵器に関しては上記の支援要請システムより火炎放射などの特別な装備が搭載された戦車、ロケットなどが要請できる。
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