位置表示とは? わかりやすく解説

位置表示

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 08:57 UTC 版)

波動関数」の記事における「位置表示」の解説

基底として位置を表す演算子 x ^ {\displaystyle {\hat {x}}} の固有ベクトル、つまり位置定まった状態の全体 { | x ⟩ } {\displaystyle \{|x\rangle \}} を選んだ場合任意の状態を { | x ⟩ } {\displaystyle \{|x\rangle \}} の重ね合わせ表現できる。この基底対す係数 ψ ( x ) {\displaystyle \psi (x)} を座標表示での波動関数、あるいはシュレーディンガー波動関数などと呼ぶ。通常位置連続的な値を取るため、状態ベクトルの展開は形式的に積分形表される: | ψ ⟩ = ∫ ψ ( x ) | x ⟩ d x {\displaystyle |\psi \rangle =\int \psi (x)|x\rangle dx} 波動関数 ψ ( x ) {\displaystyle \psi (x)} を定めれば | ψ ⟩ {\displaystyle |\psi \rangle } は一意的に決まるので、 | ψ ⟩ {\displaystyle |\psi \rangle } の代わりに ψ ( x ) {\displaystyle \psi (x)} を用いても状態を表すことができる。

※この「位置表示」の解説は、「波動関数」の解説の一部です。
「位置表示」を含む「波動関数」の記事については、「波動関数」の概要を参照ください。

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