借金姉妹、借金姉妹2・共通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/02 01:48 UTC 版)
「借金姉妹」の記事における「借金姉妹、借金姉妹2・共通」の解説
大倉 弘之(おおくら ひろゆき) 翔陵学園の2年生。父親は開業医で裕福であるが、父親の後妻とうまくいかず家を離れ一人暮らしをするようになった。株の運用の才能があり、親の仕送りを元手に始めている。自称「ドSで不良のロクデナシ」だが人の良さが透けて見える。あるルートでは香帆からいい男として認められる。元々勉強もスポーツも努力していたため、進学校である翔陵学園にうまく入学できた。だが、入学以降は自堕落に過ごしたために学業は芳しくなかったが、エンドによっては「日本で一番とされる大学」に入っている。 宮森 香帆(みやもり かほ) 声:みすみ 翔陵学園の2年生で、香純の妹。家計の助けのために姉には内緒で校則で禁止されているアルバイトをしている。学園のアイドルとして知られている一方、生活に余裕が無いため流行に疎く、男子とも付き合っていない。 世話好きな性格から弘之の食生活を心配したり、真面目であるが姉と違ってノリが良く茶目っ気があり、たまに天然、たまにわざとのボケる彼女との会話を弘之は気に入っている。一方、幼い頃に家族を失っているために、家族に対して強い憧憬を抱いている。 お祭り屋台の景品取りが得意で、幼い頃は景品を乱獲して「微笑みの悪魔」と呼ばれ、テキ屋の間では今や都市伝説と化して語られる恐怖の存在。2のお祭りイベントではまず取れない細工がしてある輪投げの景品を、秘技・祭輪滅乱舞(ひぎ・さいりんめつらんぶ)を繰り出して4つ一度にゲットし、その実力を見せた。 宮森 香純(みやもり かすみ) 声:木村あやか 翔陵学園の教師で、香帆の姉。弘之が1年生の時の担任。熱血教師で、弘之が傷害事件を起こした際に尽力して退学を免れさせ、その後も彼の動向を気に掛けている。 まじめではあるが、融通が利かず規則にうるさい性格で、それが事をややこしくしてしまう。恋愛モードになると極度のヤキモチ焼きで「地雷女」と揶揄されるほど。また、寂しがり屋で香帆と離れて暮らすことに強い抵抗がある。 親の借金を肩代わりすることとなったのは、連帯保証人となっていて相続放棄では借金を清算・放棄を出来なかったためであり、更に同じく連帯保証人となった叔父は商売を行っているため、破産も選択できないので、共同負担をすることとなっている。 『借金姉妹2』の香純ルートでは、返済が遅れ高級デリヘル「エクセレントフェアリー」にて20歳のクリステルという源氏名で勤務する。そのことを知った香帆は20歳を名乗っていることについて大笑いした。 コウ 弘之の飲み仲間であり、かつて傷害事件の責任を弘之に全て押し付けた形になったことで色々と弘之の頼みを融通してくれる。裏社会に通じており宮森家の借金問題解決に重要な役割を果たすが、何の仕事をしているのかなどその正体は作中で明らかになっていない。重要な役どころでありながら立ち絵もセリフすらなく、登場しないことがシリーズ全体を通したネタになっている。 借金取り いわゆるヤクザ系で債権を裏で転売された借金を回収している。香純を風呂に沈めようとする男だが、意外と男気なところがある。コウの頼みを聞いて融通したり、弘之を評価している。約束はきっちりと守り(弘之が金払いの良い上客と言うのも理由の一つだが)、弘之と決めた期日までは姉妹に手を出してこない。 店長 香帆のアルバイト先のファミレスの店長。実は人妻従業員と不倫の関係にあり、弘之に弱みを握られてしまう。香帆との店内プレイに便宜を図り、嬌声を誤魔化すためにグラスを割るなど、涙ぐましい努力をする。 職場での人間関係に苦心して、店員には慕われており、小人物ではあるが善人である。それが基で下心がないにも関わらず不倫関係に至ってしまったことが『借金姉妹2After Story』で語られている。
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