倣家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 17:13 UTC 版)
曹望青(ツァオ モンチェン) 声 - 諏訪部順一 立人の側近にして良きアドバイザー。曹の一族は代々倣一族に仕えてきた家系だが、当初は望青にその気は無かった。しかし、倣一族総帥のお披露目の場で幼き立人を見て、自身の「頭」たるべき人物だと考えて立人に仕えることを決意した。ルマティすら気づいた立人の真実を無視し、彼が花鹿しか見ていないことを知ると彼女の安全を盾に脅迫してまで立人を倣の総帥に押し立てようと企むが、ルマティたちの後押しで立人に去られてしまう。立人の擬態に気づかなかった一人。特別編で、ハリーに諭されてバーンスワースの新会長として立人を補佐する道を選ぶ。 倣東旋(ファン トンセン) 声 - 梅津秀行 倣一族の五長老会の一員で立人の伯父。長男だったが、父に溺愛された末っ子の視意が総帥になり、憎んでいた。若くしてその息子の立人が後を継いだ事で、総帥になる夢を断たれた。ローゼンタール財閥と関わりがあり、バーンズワース財閥と親しい立人に批判的である。しかし、総帥を自ら降り、一族から放逐された後の立人も大切に思っており、一族ではないと思い込もうとしても出来なかった。 息子が二人おり、長男の倣劍は跡を継がず家を出てスタンフォード大の研究者となり、立人の跡を継ぎ総帥となった符義はその重圧に耐えられなくなり、総帥の座を退きたいと言い出す。二人とも立人と比べると凡庸で東旋にとっては可愛いバカ息子。 倣玲莉(ファン リンリー) 声 - 浅倉杏美 立人の従妹で、五長老会が勝手に決めた許嫁でもある。少し病弱だがおしとやかで、良くも悪くも天然な性格ゆえ押しが強い厄介な少女。幼い頃から立人のことを一途に慕っていた。立人との結婚が倣一族の調和を保つための政略結婚であることを知らずに立人との結婚に夢を持っていたが、終盤で立人から真相を聞かされ呆然とする。後に立人の想いが花鹿に向けられていることに気づき、振られる前に自分から立人に婚約破棄を告げた。その直後、ノエイに一目惚れするが、経緯は不明ながら失恋に終わる。
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