修身
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修身(しゅうしん)は、「身を修めること」を意味し、第二次世界大戦前の日本の小学校[注釈 1]における科目の一つ。1890年(明治23年)の教育勅語発布から、1945年(昭和20年)の敗戦まで存在した。イギリス等の宗教教育や戦後日本の道徳教育に相当するものである。個人主義や自由主義、物質主義の考えが増える中で[1]、いかに不良少年少女を減らすかが課題となった[要出典]。
注釈
出典
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- ^ 『日本教科書大系 近代編第3巻 修身(3)』、631-633頁
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