人間島麻雀大会編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 06:23 UTC 版)
「牌王伝説ライオン」の記事における「人間島麻雀大会編」の解説
骸 人間島の麻雀大会の予選で堂嶋と対決。100時間耐久戦で得点や残時間を誤って伝えることで有利に進めたが、勝利宣言が堂嶋に黒田を思い出させ、眠気を吹き飛ばし、親番での怒涛の連荘で逆転負けを喫する。 長谷川 人間島本戦で1回戦のコンビ戦で堂嶋と組む。序盤はまっすぐ打つ堂嶋に翻弄されながらも後半は浅野への狙い打ちとルールの仕掛けをついて勝利を掴む。 2回戦は親のチョンボで棚ボタで決勝進出。 決勝では、堂嶋の爆発力を警戒するが、二木のコントロールに屈して終盤は自分を見失ってしまう。 戸村 負けないようにゲームをやる株トレーダーの青年。巧みに堂嶋の手をかわしていったが、終盤に長谷川の追い上げでメンツではトップだがルールのある仕掛けで敗北する。 20億の現金を所持しており、大半を渡すことで骸の身を避ける。その後、人間島を公にするためパソコンの技術を活かして堂嶋に協力する。 『牌王血戦』でも登場し、人間島に残された脅威について告げる。また、彼もその身は芽殖孤虫に侵されており、治療法を探すべく堂嶋を再びサポートする。最終的には重症になるが一命を取り留めた。 『凍牌 〜ミナゴロシ篇〜』にも登場し、堂嶋と行動を共にしている。 浅野 オヒキ暦30年の裏プロ。コンビ無用の堂嶋に翻弄される長谷川をターゲットに追い詰めていったが、勝負手で堂嶋の追っかけに振り込んで格の違いを思い知る。以降はコンビ戦で勝ちに徹するも戸村へのトスを長谷川に利用され、終盤に弱気に屈する。 川本 人間島麻雀大会2回戦で堂嶋と対決。的確な場読みと生き死にの覚悟を負って、その日はツキの無かった堂嶋の弱気を狙い打ち、さらには優位な状況でも緩めずに突き放した。堂嶋も実力とその信念に敬意を見せたほど。 過去に兄夫妻を自損事故で死なせ、甥の政和の人生を歪めてしまい、彼を救うために大会に参加。徹底的に追い縋る堂嶋についに直撃を奪われ、鮫の餌食になる。終局、出血多量で瀕死の身でありながら執念で配牌を取り、天和で逆転され、甥の救出を堂嶋に託して死亡する。 川本政和 川本の甥。周囲からは「まーくん」と呼ばれる。かつては叔父を慕っていたが、両親を失ってからは憎むようになってしまった。その後、ヤクザの舎弟となるが失敗をして人間島に送られ、骸となる。川本は彼の姿を見ているが、彼は薬により叔父のことも忘れていた。堂嶋が大会に優勝した後は戸村の手続きの協力により施設に入っていたが、『牌王血戦』にて亡くなっていたことが判明。直接の死因は肺炎だが、厳密には芽殖孤虫によるものであり、戸村はこれを「まーくんは殺された」と表現している。 飯田 人間島麻雀大会決勝進出者。敵を徹底的に叩く打点派。堂嶋と同じと評された。かつて弟と共に父親にゲームの駒として扱われたが、そのときの経験から勝者は敗者を嬲る権利があると語る。 実際は麻雀は初心者同然で、加槓の正しい手順も知らない。そのため、終盤に捨て牌を読むことができず、トリプルロンを喰らい以降は戦意を失う。 二木陽作 人間島麻雀大会決勝進出者。しかしその正体は前大会優勝者である。顔を整形しており、「二木」というのも偽名である。 第1回大会で敗北して骸の身に堕ちた人物であり、その過酷な環境で脅威の読みを取得。相手の手牌を正確に読み切って、場を操ることに長ける「パペットマスター」の異名を持ち、序盤は堂嶋と飯田をぶつけ合った陰で2位をキープし、総合トップを維持。3回戦目から本性を晒して、圧倒的な優位を築いていく。しかし、ラス親の堂嶋の、想像を超えた麻雀に役満を直撃され逆転されてしまう。 所長 人間島の支配者。薬で骸の記憶を奪って支配、また新薬の実験を行っていた。堂嶋の正体に感づき、自らの8億円を賭けて一局勝負(所長は満貫縛り、堂嶋は役満縛りの特別ルール)を挑むも敗北。その後、堂嶋〈本物〉の情報を堂嶋に提供する。
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