主要人物の身内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:25 UTC 版)
「未成年 (テレビドラマ)」の記事における「主要人物の身内」の解説
戸川辰巳(とがわ たつみ) 演 - 谷原章介 22歳。大学4年生。ヒロの兄で萌香の恋人。萌香と同じく同光大学に通い、ラグビー部主将を務める。弟思いな性格で容姿端麗で勉強もスポーツも優秀な万能人間で、ヒロに対して「やる気を出していないだけで、やればできる」と評している。しかし本性は冷酷で、萌香に隠れて“ゆり”という女子大生とも関係を持っている。 冒頭では大学ラグビー部の合宿所で暮らしており、恋人の萌香を家族に紹介するため久しぶりに帰宅する。ポジションは、スタンドオフ。作中では、神戸製鋼所ラグビー部から誘われるほどの実力がある。大学卒業後もラグビーを続ける予定で、萌香にアスリートの妻として食事の管理や精神的支えとなってくれるようプロポーズする。 戸川芳史(とがわ よしふみ) 演 - 西岡徳馬 55歳。ヒロと辰巳の父。妻と離婚しており、現在は食事の世話などは家政婦にしてもらっている。大学時代ラグビーの日本代表選手に選ばれたことがあり、現在はラグビー連盟の理事を務める。出来のいい辰巳に目をかけ、ヒロを歯痒く思っている。ヒロについて「いつも何かに不満そうな顔が、別れた妻にそっくり」と快く思っていない。ヒロによると「時々ネチネチと嫌味ったらしく小言を言ってくる」とのこと。 新村武郎(にいむら たけお) 演 - 宇梶剛士 萌香の兄。警視庁富士見警察署刑事。アパートの202号室で萌香と二人暮らししている。刑事だった父親がヤクザ同士の争いに巻き込まれて殉職したため、ヤクザを強く憎んでいる。特に五郎に対しては敵対心を抱き、作中で彼が傷害事件を起こしてから目をつけ始める。萌香を大事に思っているが仕事では暴力も辞さない人物で、容疑者の取り調べでは恫喝したり眠らせないなどの手荒い方法を使う。また、「一度罪を犯した者は罪悪感が薄れて同じ犯罪を繰り返す」という考えを持つ。ヒロたちの逃亡生活では、“萌香が彼らに無理やり人質として連れて行かれた”と疑い、捜査にあたる。 神谷真紀子(かみや まきこ) 演 - 高林由紀子 勤の母親。夫は海外に単身赴任しており、勤と都内のタワーマンションで暮らしている。勤に対して非常に過保護で、息子を“さん”付けで呼んだり「私がいないと何にもできない」と思っている。勤が東大に合格することを生きがいにししている。夫に愛人がおり夫婦仲は冷え切っている。物語の前半で勤と親しくする女性(瞳)の存在に気づくが、自身と息子との生活にとって邪魔な存在と認識する。言葉遣いは上品で一見すると穏やかだが、勤に期待するあまり徐々に常軌を逸した行動を取り始める。 室岡邦博(むろおか くにひろ) 演 - 六平直政 デクの父親。自宅で小さな町工場「室岡製作所」を営むが、現在は不景気で業績が悪く借金に苦しんでいる。数年前の景気が良かった頃は従業員が6人いたが、現在は自身と1人の外国人労働者で作業をしている。優しい性格のデクを可愛がっている。ちなみに自宅1階には、「クロード」と「ピヨ吉」と名付けた2羽のヒヨコを飼っている。 室岡貴子(むろおか たかこ) 演 - 山本道子 デクの母親。専業主婦。日常の家事に加えて、毎日外出するデクのために弁当を作って持たせている。夫の工場に融資の返済の目処を聞きにやって来る銀行員への気苦労が絶えない。悪い人ではないが、現在は上記のお金のことや今後の生活への不安などから、夫やデクに対してつい語調がきつくなることがある。 田辺健(たなべ けん) 演 - 阿南健治 順平の父親。夫婦で肉屋を営んでいる。江戸っ子気質な性格。妻から順平が店を継ぐつもりらしいという話を聞いて喜ぶ。事件後の親たちの集まりでは、事件を起こした順平のことを嘆き、主犯とされるデクの父・邦博に厳しい言葉をぶつける。 田畑洋造(たばた ようぞう) 演 - 勝部演之 瞳の父親で、国会議員。議員としての地位を大事にしており、イメージダウンを恐れている。物語の中盤で知らぬ間に瞳が妊娠していたことを知り激昂する。翌年に選挙を控えている。瞳から「保身のためなら何でもする人」と評されている。娘のことを可愛がってはいるが、父親より政治家としての判断を優先することがある。プライドが高く一般人に対して横柄な態度を取り、見下すような発言をしている。 田畑裕子(たばた ゆうこ) 演 - 田島令子 瞳の母親。裕福な生活をしており家事は雇っている家政婦に任せている。揉め事や暴力行為は嫌いで、瞳の妊娠を知って立腹する洋造とそれに反発する娘との間でうろたえる。政治家の妻として洋造を支持する立場を取り、瞳のことよりまず田畑家の将来を心配する。 安西 真理子(あんざい まりこ) 演 - 高沢順子 加代子の母親。自宅の1階でスナック「来夢」(らいむ)を経営し、バーテンと2人で店を切り盛りしている。素行の悪そうな中年男と付き合っており、時々客として訪れる彼と2階の自室で男女の関係を持っている。また彼の気持ちを離さないため、以前加代子を抱かせたこともある。加代子からは「化粧で若作りしてるけど結構年いってる」とのこと。男にだらしないことから加代子に嫌われており、第三者の前では「あの人」呼ばわりされている。
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