主要人物の過去に関わる人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 08:19 UTC 版)
「桜姫華伝」の記事における「主要人物の過去に関わる人物」の解説
まい 舞々の名前の由来となった少女。槐に襲われた村に住んでいた。 村一番とも言われる程の美人だが、顔の美しさというものにこだわらない。またとても優しい心の持ち主で、村でいじめられていた舞々(当時の名前は「でん」)に唯一親切にしていたが、美しい顔立ちの彼女が与える優しさに対し疑念を抱いた舞々に裏切られ、槐に村を焼き払われ命を落とした。先述の美しさのため、20歳も年上の荘官に愛人として求められていたらしい。舞々が女装や化粧をして美しさに固執していたのは、彼女のようになりたいとの思いからだった。 でん・りりの両親 村を焼かれた後、眠っているりりだけを連れて旅立った。しかし、りりがでんを探そうと度々家を抜け出したため、手を焼いて人買いに売ってしまったという。 細雪(ほそゆき) 雪夜村の雪女で朝霧のかつての友人。 右京に想いを寄せていたが、朝霧らの前では口に出さなかった。右京と相思相愛になった朝霧に嫉妬し、彼女を人身御供に推薦した上で、御神木への道の途中で殺害するつもりだったが霜ニに邪魔をされ神の目の前で霜二を襲おうとして神に生気を吸われ餓鬼婆となってしまった。 霜二(しもに) 雪夜村の長の娘である雪女。 右京に気がある様子だった。細雪に待ち伏せられた朝霧を助け、その後、彼女の悲鳴を聞いて御神木の中に乗り込むが、細雪ともども「神」に生気を吸われ、餓鬼婆となってしまう。 かぐや姫 桜と戒(槐)の母方の祖母に当たる、月の国の住人。死後、その遺体は灰にされ、様々な場所に埋められたが、残されている爪や髪・目といった物を槐が集めて月泉水に浸け、蘇生を試みている。雪夜村の「神」は彼女の目と髪だったらしい。その魂は現在、彼女の持ち物であった血桜の中に宿る。 最後は槐によって不完全な形で復活し、月泉水を封印させまいと桜や白夜に襲い掛かるも、最後は血桜から現れた仲間たちの援護を受けた桜によって倒される。
※この「主要人物の過去に関わる人物」の解説は、「桜姫華伝」の解説の一部です。
「主要人物の過去に関わる人物」を含む「桜姫華伝」の記事については、「桜姫華伝」の概要を参照ください。
- 主要人物の過去に関わる人物のページへのリンク