リオガルシアFC編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 04:19 UTC 版)
「イレブン (漫画)」の記事における「リオガルシアFC編」の解説
ユース大会を終え、武蔵台に戻った青葉だが、米山監督のしつこいブラジルのプロ養成機関「リオガルシアFC」留学の催促を断っていた。しかし、親友・谷の荒療治な送迎の真意を理解した青葉は更なる高みを目指しブラジルに向かう。しかし、ここでも実力差に打ちのめされる。だが、そのレベルの高さが更に青葉を燃えさせる事になる。 ジョゼ佐藤(ジョゼさとう) フォワード。利き足は左。日系ブラジル人。いわゆる、祖先は移民日本人で大家族であり、実質上家族を養っている。サントスFCに居たが伸び悩んでいた。リオガルシアFCで青葉と出会い、当初は実力不足のうえに甘い考えをもつ青葉を嫌っていたが、祖先のブラジル移民を想起させるひたむきな努力と、成長の早さを目の当たりにし、良き理解者となる。個人技レベルの高いブラジルでも屈指のテクニシャン。リオガルシアを卒業後は日本に帰化し、日本代表として活躍する。Jリーグでも一時プレー(チームは横浜マリンズ)。本作で青葉と「最も長く共にプレーした」選手。知的な風貌とは裏腹に空手の有段者で腕っ節も強い。外伝では主役を務めた。 ネルソン フォワード。リオガルシアでの青葉の同僚。ファンキーな性格ではあるが、青葉の能力は認めている。セットプレーからのドライブシュートを得意とする。青葉のチームとは途中合流。ナショナルカップではイタリア代表となり青葉と対戦した。 バルド ディフェンス。当初はフォワードであり、青葉がフォワードで出場している事に不満を持っていた。しかし一緒にプレーしているうちに青葉を認める。このシリーズではしばしば、日本語で会話している青葉とジョゼに不満を持っていた。「生き残り戦」にも出場し最終的に一流プロへの道を手に入れた。その後は不明。 リベラ 青葉の組の主力選手。ポジションは恐らくウイングフォワード。コーナーのキッカー。最終戦までプレー。白人だが国籍は不明。 セザーヌ 青葉と同じ組のキーパー。最終戦ののちコリンチャンスに入ったが、その後OAクラブのアブレの試合に出ていた。 エルネス ディアボ島で青葉と同室だった背番号8番。高地出身で心肺能力が高く、ランニングでは断トツだった。反面暑さに弱くリオガルシアを落第、最終戦の行われるボリビアのラパスで物売りをしていたところ青葉と再会する。南下ロード組に高地人に伝わる高地順応法を教え、南下ロード組の勝利に貢献した。チャコという妹がいる。 ランス教官 リオガルシアでの青葉の組を担当していた教官。当初、青葉を篩にかけて落そうとしていたが、その恐るべき成長力に目を付け、前例に無かったが会長に直談判し青葉の落第を取り消させた。最後まで青葉達に帯同し、彼らを見守っていた。 パス 最終戦でランス教官が連れてきた外科医。最終戦は反則の判定をわざと甘くしており負傷者が続出するため、ランスは止血の腕に関しては超一流である彼をわざわざメキシコから呼んできた。 ボボー(英語版) サンパウロFC所属で現役のブラジルA代表。負傷の為サンパウロ一軍の遠征から外れリオガルシアvsサンパウロ二軍の試合を観戦していたが、不甲斐ないサンパウロ二軍をみて爆発寸前の観衆を鎮めるため途中出場。青葉がサッカー経験が浅い事を見抜き、「ボールとの一体感の不足」を指摘する。青葉が対戦相手の中で彼から得た物は計りしれない。ワールドカップ編では登場しなかった。 ミュレル教官 北上ロード組の教官。ランスには何度も煮え湯を飲まされており、南下組をもっとも警戒していた。 エジーニョ、ロメロ 「生き残り戦」の最終戦の北上チームの主力選手。青葉達、南下チームと対戦。エジーニョは長身で身体能力が高く、ロメロは小柄で俊敏。またロメロはOAに入ろうとしてあぶれ、そのままアフリカに留まりサッカーで稼ぎながら再挑戦を目指していた。 レジェ 北上チーム。ラフプレーを得意とし、仲間からはピラニアと呼ばれていた。ジョゼの空手技を食らい後半は交代した。
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リオ・ガルシアFC編
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世界ユース終了後、高校に戻った茂は県大会優勝を果たし全国大会出場を決めるが、ユース代表監督の米山からはブラジルのプロ養成機関「リオ・ガルシアFC」への留学が持ちかけられる。全国優勝の夢との間で思い悩む茂だが、親友の谷の後押しもありブラジルに旅立つ。ディアボ島での3か月の基礎訓練をチームメイトのジョゼ佐藤の協力や持ち前の成長能力を発揮して乗り越えると、南米各地を転戦する実戦ロードでは、世界ユースで対戦したケーナやスター選手のボボー(英語版)を擁するサンパウロFCとの対戦を通じて実力を磨いていく。そして実戦ロードを耐え抜いた選手同士による、ボリビアの高地ラパスでの最終戦に勝利し卒業を決める。
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