ライバル貴ノ花との対戦とは? わかりやすく解説

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ライバル貴ノ花との対戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 16:23 UTC 版)

輪島大士」の記事における「ライバル貴ノ花との対戦」の解説

金沢高等学校日本大学相撲部活躍高校2年時には大鵬二所ノ関部屋勧誘するべく実家まで訪れたこともある。大学では2年連続学生横綱に輝くなど14個のタイトル獲得した学生横綱決めた一番の相手は、同志社大学逸見憲治(逸見政孝実弟であった日大卒業前の1970年花籠部屋師匠は元幕内大ノ海)に入門し同年1月場所幕下付出60目格)で初土俵踏んだ東京農業大学出身長浜(元小結豊山、後の年寄・湊→立田川)は大学時代からのライバルである。 ちゃんこ番等の雑務免除され寝食日大宿舎で過ごさせ、食事師匠自宅呼んで食べさせるという異例の特別待遇入門角界入りに際して高額な契約金出されのみならず引退後部屋継承入門時点で決まっていた。幕下を2場所連続全勝優勝して当時最短記録十両入り十両も4場所で通過して初土俵からわずか1年新入幕果たした三役昇進前から私生活は派手であり、場所入りの際にはリンカーン・コンチネンタル乗り回していた。また髷を結う前の髪を伸ばしている時期パーマ当てたり、トレーニングランニング取り入れたりして物議かもした1972年9月場所では千秋楽貴ノ花との水入り大相撲制して、場所後に貴ノ花とともに大関昇進した大関昇進機に番付四股名を「輪島博」から「輪島大士」に改名)。この取り組み当時皇太子一家観覧していた(皇太子皇太子妃徳仁親王の3名)。7月場所が8勝7敗止まりであったことから本人もこの9月場所昇進決めることは諦めていたようであり、インタビュー記事での「清國琴櫻大麒麟先輩3大関比べ自分はどこが違うか」という質問に対しても「先輩皆さんは、すぐにも大関だ、大関と言われながら苦労してなったでしょう。その点自分なんか運のいい男ですよ。まだ苦労が身についていないと思うんです」と話していた。大関昇進当初横綱昇進掴み取れかどうかについて「『やっぱりやってみなくち分からない』という答えしか出せない」と話していたが、大関になって4場所目の1973年5月所を全勝優勝飾り、場所後の横綱審議委員会ではわずか25分間討議満場一致横綱推薦決めた初土俵からわずか3年半という超スピード出世横綱上りつめ、史上初の学士本名横綱誕生したそれまで学生出身力士大成しないジンクスがあったが、それを破った。さらに戦後生まれでは初めての横綱昇進となる。また輪島以降横綱昇進した力士全員戦後生まれとなる。横綱推薦伝えられ輪島は「オレ、いい星の下生れたんだな」と語り昇進伝達式では使者対し謹んでお受けします今後一生懸命努力をします」と答えた同時に大関昇進した貴ノ花とは、土俵離れれば親友同士でもあった。「角界プリンスと言われ貴ノ花が、大横綱大鵬27歳若さ急逝した玉の海激闘重ねたが、これとは対照的に蔵前の星」と呼ばれた輪島は、ほんのわずかなタイミングズレ大鵬とは対戦がなく、玉の海とも平幕時代一度顔を合わせたけだった。それがかえって新し時代象徴する力士といった感を強くした。また一時期「貴輪時代」(きりんじだい)を期待されたが、貴ノ花その後幕内優勝を2回達成したのみで、輪島と共に横綱昇進果たせず、大関在位50場所(当時歴代1位・現在3位)目の1981年1月場所最後に現役引退した。 この頃貴ノ花もう一人、同部屋魁傑(後の年寄放駒)の3人で“阿佐ヶ谷トリオ”と呼ばれた

※この「ライバル貴ノ花との対戦」の解説は、「輪島大士」の解説の一部です。
「ライバル貴ノ花との対戦」を含む「輪島大士」の記事については、「輪島大士」の概要を参照ください。

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