ブラジル代表チーム グレイシーズ
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「メタルファイト ベイブレードの登場人物」の記事における「ブラジル代表チーム グレイシーズ」の解説
アルゴ・グレイシー 声 - 楠大典 使用ベイブレード - レイギル100RSF(りゅうこつ座) アニメ第81話から登場。兄弟で結成されたグレイシーズの長男にしてリーダー。筋骨隆々の体格に赤いバンダナを巻いたドレッドヘアーが特徴。兄弟全員、こげ茶の髪色と褐色の肌をしている。冷酷非情かつ苛烈な性格で、地元のブレーダーたちから恐れられている。人気の無い倉庫のような場所で兄弟共に暮らしており、這い上がって名誉と賞金を手に入れるべく、ビッグバンブレーダーズに出場する。 両親のいない兄弟だけでの貧しい家庭で育ち、その反動によって勝つためには手段を選ばず、たとえ弟や妹だろうと勝利のためなら捨て駒にし、また失態を犯せば容赦しないというハングリー精神の持ち主。それでも弟たちからは信頼を寄せられており、兄に繋げることができるのなら自分たちは喜んで捨て駒になると言われるほど強い絆を持つ。スタジアムを暴れまわる荒々しい戦闘スタイルで戦う。 Bブロックを2位で勝ち上がり、決勝トーナメント1回戦でのガンガンギャラクシー戦では前日に遊を襲撃し負傷させたことを利用し、こちらにハンデがあるのを解った上で4対4の勝ち抜き戦を提案。地元の観客を味方につけて、ガンガンギャラクシーを追い詰めていく。 第6試合でアイアンに勝利した一瞬の隙を突いて銀河を撃破し、最終試合での翼とのバトルでは銀河が破壊したスタジアムの破片を利用するなどして翼を追い詰める。しかし翼を舐め切っていた結果、シャイニングトルネードバスターでレイギルの弱点であるボトムを狙い打たれて敗北する。自分たちの這い上がるチャンスを妨げたと、銀河たちを逆恨みし復讐を誓う。 第96話にて再び銀河たちの前に現れ、今の生活から抜け出すには一番有利だと言い、Dr.ジグラット側につく。正宗とダーシァンを相手にシーザーとともに戦うがそこへ助けに来たナイルに妨害され撤退する。第97話でハデスシティに向かう銀河たちの前に立ちはだかり自分たちの望みをかなえてもらう他、復讐もかねて銀河に襲い掛かる。一度銀河にレイギルを叩き落されるが地中から再び攻撃し、自分の勝利を確信したところへ助けに来た翼と遊の攻撃を受け敗北する。 『4D』ではアメリカの大会スフィア360に兄弟共に参加し、3人だけ残れるバトルロイヤルで仲間割れをするという一芝居を打つ。捨て駒となるセレンをアイアンに倒させ、続いて自分でエンソを倒す振りをすることでゼオとトビーを騙し、隙をついて攻撃しアイアン、エンソと共に勝ち上がろうとする。ビッグバンブレーダーズでの借りを返すため翼の挑戦を受け、猛攻に押されるがエンソの捨て身によって一時事なきを得る。アイアンの手助けと必殺転技で押し続けるが、救出に来たゼオ、トビー、そして翼の必殺転技に敗北する。試合後は卑怯な戦法で勝つことこそが我らグレイシーズだと言いつつ立ち去る。 グレイシーズは続編のアニメ『ZEROG』にも登場している。(漫画版) ビッグバンブレーダーズ準決勝第1試合で大道寺からもらった特殊な爆弾を使い銀河に試合ができないほどの傷を負わせて1勝を得るが、飛び入り参加してきた竜牙のメテオエルドラゴに敗北する。アルティメットブレーダーズでは3回戦第4試合でクリスに敗北する。 彼が使用するレイギルは、ラバーセミフラットボトムにより摩擦力を利用することで近距離からでもグリップの利いた強力なアタックを撃つことができ、またクリアウィールの細かい凹凸によって1回転での連打攻撃を可能にし、空中からの攻撃に対してもカウンターを仕掛けることができる。その一撃一撃は十分に助走をつけたアタックの破壊力に匹敵する究極の攻撃型ベイと呼ばれる。 必殺転技は「竜骨巻絞殺(キーリャエストラングラー)」、「ガイストバズソー」(超絶転生!バルカンホルセウス)。 『頂上決戦!ビッグバン・ブレーダーズ』でのフェイス技は「イカリなげ」。 アイアン・グレイシー 声 - 遠藤大輔 使用ベイブレード - トルネードヘラクレオ105F(ヘルクレス座) アニメ第81話から登場。グレイシーズの次男。子供の頃からトルネードスタジアムで何千回、何万回もバトルしていてトルネードバトルでは連戦連勝の王者。「ブラジリアン・トルネード」の異名を持ち、トルネードポイントの回転を利用した「トルネードアタック」を得意とする。 決勝トーナメント1回戦第5試合で銀河とトルネードバトルで戦い、トルネードポイントを駆使した技で銀河を追い詰める。トルネードポイントを利用した銀河を上空からのアタックで破るが、その戦法を銀河に見せたため、それを利用した銀河のスターゲイザーを受け敗北する。(漫画版) ビッグバンブレーダーズ準決勝第3試合で大将として登場するが、竜牙に恐れをなしてリタイアする。 彼が使用するトルネードヘラクレオは5枚刃のウィールによって驚異的な攻撃力を持ち合わせている、アタックタイプのベイである。 必殺転技は「トゥレス・トゥロヴァウン」、「ブレイザースラッシュ」。 『頂上決戦!ビッグバン・ブレーダーズ』でのフェイス技は「ごうりき」。 セレン・グレイシー 声 - 鹿野優以 使用ベイブレード - レイキャンサー135SF(かに座) アニメオリジナルキャラクターで第81話から登場。グレイシーズの長女であり、アルゴとアイアンの妹でエンソの姉。バトルに卑怯な手段を用い話術で相手を惑わすなど、性格面が同じキャンサーつながりである渡蟹に似ている。これまで生活のために盗みを働き大人たちから逃げ続ける日々を送り、それ故に逃げて逃げて逃げまくり、相手のスタミナを奪うだけ奪ってアイアンたちに繋ぐことが自分の役目だと銀河たちに公言している。逃げ足が超一流なことから「ブレーダー界の踊る逃亡者」の異名を持つ。 決勝トーナメント1回戦第3試合で卑怯な手段で正宗を撃破する。次に銀河と戦うがペガシスのスタミナを奪うだけ奪って自らスタジアムアウトする。 必殺転技はエンソとのコンビ技「ダブルスラムドッグドライバー」。 エンソ・グレイシー 声 - 伊東みやこ 使用ベイブレード - レイキャンサーM145Q(かに座) アニメオリジナルキャラクターで第81話から登場。グレイシーズの三男でサブメンバー。「すごいねー」が口癖。 アルゴの命令で試合前に遊をおびき寄せ、アイアン、セレンと共にレース形式のブラジリアンストリートバトルを挑む。遊のリブラを攻撃して妨害するが技を駆使されてこずり、最終的に乱入してきたアルゴの助けを受け遊を負傷させる。 ビッグバンブレーダーズにはそれまで参戦していなかったが、決勝トーナメント1回戦のガンガンギャラクシー戦で初出場を果たす。第1試合で遊を撃破するが、第2試合で正宗に敗北する。 大会終了後の第96話にて再び銀河たちの前に現れ、ケンタとチャウシン、チーユンを相手にセレンとともに戦い、3人を追い詰めるがそこへ助けに来たベンケイとダムレに妨害され撤退する。第97話ではハデスシティに向かう王虎衆を妨害するが、彼らの必殺転技を受けキャンサーを吹き飛ばされる。 『4D』ではスフィア360でアルゴの命令で芝居を打ちゼオ、トビーを騙し追い詰める。だが翼の猛攻に押されているアルゴを助けるため自ら捨て身となり敗北する。 必殺転技は「スラムドッグドライバー」、セレンとのコンビ技「ダブルスラムドッグドライバー」。
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