パノラマカメラ
規格化された画面のタテヨコ比( アスペクト比 )、たとえば2:3や3:4に対して、横長の画面を撮影するカメラ。アスペクト比は9:16以上の非常にヨコに長い画面になる。広い風景を撮影して効果を出すためには有効なカメラである。一時、AF一眼レフやコンパクトカメラに「パノラマモード」が搭載されたが、これは35mm判画面の上下を覆うことにより、横長の画面を作り出すもので、「疑似パノラマカメラ」と言える。本格的なパノラマカメラはフジフイルムTX-2のように、同じ35mmフィルムを使っても、フィルムアパーチャー(開口部)がヨコに長くなっていて、フルにフィルム画面を使ったパノラマ撮影が可能となっている。なお、写真の歴史の中ではパノラマ写真というのは表現として使われてきていて、たとえばジャック=アンリ・ラルティーグの写真などが有名である。
パノラマカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/18 14:15 UTC 版)
パノラマカメラ(Panorama Camera )は、極端に広い横幅(画角)をひとコマに撮影するパノラマ写真を撮影するためのカメラである。プロジェクター、ビデオカメラやデジタル一眼レフ用途のアナモルフィックレンズを通常のカメラと組み合わせる方法には言及しない。
- 1 パノラマカメラとは
- 2 パノラマカメラの概要
- 3 参考文献
パノラマカメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/06 06:05 UTC 版)
番組を彩るのは、道内各所に設置されたパノラマカメラ。1990年の番組開始時は、札幌と、この番組の開始に合わせて設置された函館、旭川、釧路の4か所だったが、現在はその数を増やし(設置場所は札幌テレビ放送の記事を参照)、四季折々の映像を送り届けている。 また、2006年6月の札幌地区の地上デジタル放送開始に伴い、ハイビジョンサイズで高画質の「スーパーパノカメ」が登場した。移設も可能で毎朝、札幌近郊から美しい映像を届けている。「スーパーパノカメ」を使用していない地点でも、2010年7月のアナログ放送におけるレターボックス放送開始以降はすべての地点で4:3標準画質を上下カットした16:9サイズに変更された(標準画質は変わらず。これは本番組に限らず、どさんこワイドやニュース番組でも同様となっている)。なお、これらのカメラ映像の一部は、STVのウェブページのライブカメラ(外部リンク)でも見ることができる。 各地にパノラマカメラが設置されていることや、後の時間に『ズームイン!!SUPER』があること、また番組が高い視聴率を獲得していることもあって、ここ数年は早朝の時間帯にも事件・事故の現場から生中継をする回数が増えている。 特に災害時などではその効力を遺憾なく発揮し、2003年9月26日4:50に発生した平成15年十勝沖地震では、地震発生時刻が番組の放送開始直前ということもあって、番組開始とともに十勝沖地震の情報を放送し、震源地に近い釧路のパノラマカメラが津波に備え沖へ逃げる漁船の集団を映し出し、震源地に近い地域のパノラマカメラをフル活用し、視聴者や自宅に居た報道スタッフから送られた、被害状況や停電の状況を伝えるFAXやメールが情報として伝えることで、地震で不安に陥った視聴者を安心させた。 また人員体制も揃っていたため、6:30から飛び乗りでネット放送している『ズームイン!!SUPER』以降の日本テレビ系全国ネットの番組を一切放送せず、引き続き道内向けにローカルの独自編成を実施して十勝沖地震関連の災害報道を引続き放送するという、民放でもこれまでに前例の無い番組編成であった。しかしその結果、災害報道では視聴者から絶大の信頼を得ているNHKを上回る高視聴率を獲得することとなった。この時、番組の視聴率は40パーセント・占有率は74パーセントを超え、NHKより支持をうけた。 なお、この時日本テレビへの全国向け放送は、当番組の映像が流れるもののほとんどはパノラマカメラのライブ映像のみ(STVのスタジオ映像になった途端に日テレのスタジオ映像に慌てて切り替えていた)で音声は入らず、東京から断片的に伝えられる情報と直接被災地の役場等へ電話を繋いで独自に情報を聞き出していた。また、最新情報についてはSTVニュースセンターから裏送りで入れていた。
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