ワイドビュー方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 09:30 UTC 版)
単にひとコマのフレームが横に広いだけで構造上は普通のカメラであり、撮れる写真も直線が直線として写る普通の写真である。 歴史的には、1860年に発売された「サットン・パノラミックカメラ」が最初である。 120フィルムを採用するカメラとしては、富士フイルムのフジカパノラマG617プロフェッショナル/フジパノラマGX617プロフェッショナル、富山製作所のアートパノラマ240とアートパノラマ170である。フジパノラマGX617プロフェッショナルはレンズ交換が可能である。 マミヤ6MF、マミヤ7も別売りパノラマアダプターキット併用によりパノラマに対応しているが、120フィルムではなく135フィルムを使う。 1990年代の多くのコンパクトカメラに、フレームの上下をトリミングすることで横幅の広いフレームを実現する機能が搭載されていた。当初標準的なフレームサイズはなかったが、日本写真機工業会のパノラマ委員会が標準寸法13.3×36.4mmを策定した。
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