パノラマカメラ
規格化された画面のタテヨコ比( アスペクト比 )、たとえば2:3や3:4に対して、横長の画面を撮影するカメラ。アスペクト比は9:16以上の非常にヨコに長い画面になる。広い風景を撮影して効果を出すためには有効なカメラである。一時、AF一眼レフやコンパクトカメラに「パノラマモード」が搭載されたが、これは35mm判画面の上下を覆うことにより、横長の画面を作り出すもので、「疑似パノラマカメラ」と言える。本格的なパノラマカメラはフジフイルムTX-2のように、同じ35mmフィルムを使っても、フィルムアパーチャー(開口部)がヨコに長くなっていて、フルにフィルム画面を使ったパノラマ撮影が可能となっている。なお、写真の歴史の中ではパノラマ写真というのは表現として使われてきていて、たとえばジャック=アンリ・ラルティーグの写真などが有名である。
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