バイルシュミット辺境連隊/帝国第四軍
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「覇剣の皇姫アルティーナ」の記事における「バイルシュミット辺境連隊/帝国第四軍」の解説
マリー・カトル・アルジェンティーナ・ドゥ・ベルガリア ベルガリア帝国第四皇姫。バイルシュミット辺境連隊司令官。#主要人物の項を参照。 ジェローム・ジャン・ドゥ・バイルシュミット 声 - 子安武人 バイルシュミット辺境連隊副司令官。階級は准将。 かつてエルシュタイン平原で行われたゲルマニア連邦軍との会戦で、本陣の危機を救い活躍したことから「エルシュタインの英雄」と称される。しかし、その功績を妬んだ他の貴族たちの謀略により帝国北方の辺境に追いやられ、その辺境に自らの名前を命名されて「辺境伯」となった過去を持つ。 当初はアルティーナの司令官着任について「宮廷内の権力争いに巻き込まれた」として快く思っていなかったが、彼女との決闘やレジスの言葉により、アルティーナを司令官として認めるようになる。 レジス・オーリック 辺境連隊軍師。五等文官。#主要人物の項を参照。 エヴラール・ドゥ・ブランシャール 辺境連隊騎士団長。階級は一等武官。子爵家の当主。 豊かな黒髭と禿げ頭、筋肉の塊のような男でレジス曰く「いかにも“雄(オス)”」という男。豪快な笑い声が特徴で、アルティーナのことを「女神」と称することがある。 その武勇は連隊内でも高く評価されており、レジスも彼を信頼できる人物として頼みごとをする時がある。 エリック・ミカエル・ドゥ・ブランシャール 声 - 種田梨沙 辺境連隊騎士団の騎士でエヴラールの孫。六等武官。 かつてはテネゼ侯爵の貴族軍に在籍していた。同軍の敗北時にレジスの采配を見て、彼に尊敬の念を抱く。レジスが辺境連隊に左遷されたことを聞き、同連隊への異動を志願した。一見すると女性と見まがうような美しさをもっている。 エディ・ファビオ・ドゥ・バルザック ベルガリア帝国の一等武官で、バルザック公爵家の新当主。 アビダルエヴラ 黒騎兵団の一員で二等武官。38歳。 肩幅が広く、胸板が厚く、髭面でいかにも偉い騎士といった風貌をしている。平民の六人兄弟の末だったが、実直な性格によってジェロームに重用され騎士爵を得た。 建国記念祭において少数の兵と共にアルティーナを帝都まで護衛し、そこから信を得て、エリックの負傷後は実質的に皇姫の護衛官を務めるようになる。 クリューガー 黒騎兵団の一員で二等武官。アビダルエヴラとはほぼ同期に当たり、年齢と経歴も似通っている。 短く切りそろえた茶髪と、鋭い目つきを持ち、頬に深い傷があるいかめしい雰囲気の男。 ジェロームの信を得て、手柄を挙げ騎士爵を得たがアビダルエヴラがアルティーナに重用されるようになった焦りから戦功を求めるようになり、西ラフレンジュの戦いの前哨戦で傭兵王に挑んだが、傭兵王の張った罠にかかって死亡した。 フェルディナント・シュトゥットガルト 辺境連隊の工作隊の隊長で、ゲルマニア連邦西部の出身。 ヴォルクス要塞攻略戦において測量や穴掘りで活躍して高く評価された。西ラフレンジュの戦いにおいても工作に従事した。 女医 アルティーナの典医。28歳。本名不詳。 白衣と眼鏡を着用し、髪を短く切りそろえた男性的な印象のする女性医師。女性医師は帝国全体から見ても珍しく、シエルク砦には一人しかいないため周囲からは単に“女医”と呼ばれる。 クラリス同様アルティーナに付き添ってシエルク砦に赴き、そのまま軍医として職務に従事している。 トマ 連隊に従軍する鍛冶師長。四十歳ほどの男性。 ジェロームが帝都にいたころから仕えている。武具の手入れが悪いと騎士相手にも怒鳴りつける気性の持ち主。 紆余屈折の末、連隊に従軍したエンツオの神業じみた鍛冶技術に感嘆する。 オベール 黒騎兵団の一員である若い騎士。レジスの赴任以前に文官不在の辺境連隊でシエルク砦の倉庫の管理(帳簿係)を任されていた。 デファン レジスに赴任以前にシエルク砦の倉庫の番人長を務めていた兵士。 インドリ 行商人たちの荷運びの手伝いをしていた兵士。仲間と共に士官用の高級ワインを箱ごと横領し、騒動を引き起こす。
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