スペック・武装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/08 03:31 UTC 版)
「アイアン・ギアー級」の記事における「スペック・武装」の解説
ランドシップ時 全長:168.7m 全備重量:49,890t 巡航出力:231,900馬力 設計最大出力:33,300×30馬力(999,000馬力) 巡航速度:55.5km/h 最大速度:129.6km/h LS状態では170m近い大型艦だが、WM形態への変形により脚部、腕部に当たる部分のほとんどがデッドスペースとなるため、他のランドシップに比べ固定武装と貨物積載容積が少なく、加えて燃費も悪いという欠点を持つ。格納庫は、艦首(変形後は格納される爪先)と艦橋基部(変形後は胸。格納庫兼船倉として使用される)に持つが、WM形態であっても水平を保てるのは腕部を除く胸部以上に限られており、大型WMの積載は4機が事実上の限度で、積載量は大型LSとしては非常に少ないと言わざるを得ない。中央に円形の甲板もあるが、WMに変形する際は使用不可となる。(緊急時に甲板に置いた小型WMを跳ね飛ばして変形した事もある) 主砲はWM形態での爪先部に左右それぞれに20cm砲を連装で2基装備する。WM形態でも水平射撃が可能となっているため、鉛直方向への射撃も可能である。なお、ゾラで20cm砲を装備したLSは本級とデラバス・ギャラン級、エンペラー改級のみである。 ウォーカーマシン時 全高:128.6m(異説138m) 出力:231,900馬力 設計最大出力:2,504,000馬力 通常速力:101km/h 設計最大速力:296km/h 下部前後に突き出たホバー部分が垂直に動き、合わさって脚になる形で変形。WM状態では全高120mを超える無敵の巨人となる。第5話で初めて変形させた。比較的薄い相手の上面装甲を攻撃することができるため、WM形態による高さを活かした攻撃ではほぼ無敵である。のみならず、その巨大さに恐怖を抱き、戦意喪失する者も少なくない。 反面、WMへの変形は船体に余分なストレスを与え船体寿命を短くするデメリットがある上、船体内部、特に手足の部分は床や天井がLS状態とは方向が異なるため、固定されていない備品がむちゃくちゃな状態となるのは想像に難くない。緩衝装置らしき物もないので動く度に凄まじい振動も伴っており、クルーにとって乗り心地は最悪である(艦橋ですら揺れっぱなしである。しかも安全帯も用意されていない上に、場面によっては窓も開きっぱなしである)。変形後もほとんどの武装が使用可能である。つま先にあたる主砲塔や腰部の副砲は地面に対して直角になるため、砲手席は砲身の後方に吊り下げられている。変形時の艦橋(頭)部のアニメーションが逆(WM形態からLSに変形している)というミスがあるが、最後まで修正されなかった。 操艦は、LS形態・WM形態ともにコトセット・メムマが行うことが多いが、ジロンやファットマンが動かす時もあった。 武装 20cm連装砲×2 76mm連装対艦速射砲×2 40mm連装対WM機関砲×4 艦首連装ミサイル×2 (追加兵装)三連装遅燃性高熱散榴弾砲(ポタン砲) 格闘その剛腕で対象を殴り飛ばす。コトセット曰く、「殴り合いのためについている手と足」。イノセントがどんな意図でこの機能を与えたのかは不明であるが、グレタのプロメウスを潰したり、ドランを殴り飛ばしたり、ギア・ギア戦で殴り合ったりと、殴り合いの武器として存分に生かされた。5本指のマニピュレーターを装備しているが、このサイズのマニピュレータに握らせる器具や武装はゾラには存在しない(クローバーの玩具には、武器が付属していた)。 必殺技 大ジャンプ突撃最終話、Xポイント攻略時にラグの発案で実施された必殺戦法。120メートルを超える巨体を宙に飛ばし、対象を踏みつぶす。その威容はティンプも絶句して撤退し、ブレーカー達も逃げ出すほど。その巨体と重力加速度がもたらす破壊力は絶大であり、Xポイントのドームを踏みつぶして穴を開けた。
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