シュウコウ

デジタル大辞泉

しゅう‐こう〔シウカウ〕【修好／修交】

読み方：しゅうこう

［名］(スル)親しく交わること。特に、国家と国家とが親しく交流すること。「—条約」

しゅう‐こう〔シウ‐〕【周公】

読み方：しゅうこう

中国、周の政治家。文王の子。名は旦。兄の武王を助けて殷(いん)を滅ぼし、武王の死後、幼少の成王を助けて王族の反乱を鎮圧。また、洛邑（洛陽）を建設するなど周王室の基礎を固めた。礼楽・制度を定めたといわれる。儒家の尊崇する聖人の一人。生没年未詳。

「歴代君臣図像」より／国立国会図書館蔵

しゅう‐こう〔シウカウ〕【周航】

読み方：しゅうこう

［名］(スル)船で方々を巡ること。船でひと巡りすること。「湾内を—する観光船」

しゅう‐こう〔シウカウ〕【就航】

読み方：しゅうこう

［名］(スル)

１ 船舶や航空機が初めて航路につくこと。「世界最大のタンカーは明日—する」

２ 船舶や航空機がその航路で運行されていること。「現在—している船」

しゅう‐こう〔シウクワウ〕【秋光】

読み方：しゅうこう

秋の景色。また、秋の日ざし。秋色。《季 秋》

しゅう‐こう〔シウカウ〕【秋耕】

読み方：しゅうこう

秋の収穫後、田畑を耕すこと。《季 秋》「—やあらはの墓に手向花／秋桜子」

しゅう‐こう〔‐カウ〕【終講】

読み方：しゅうこう

継続してきた講義を終わりにすること。また、講義の最終回。

しゅう‐こう〔シウカウ〕【舟航】

読み方：しゅうこう

［名］(スル)舟に乗って行くこと。航海。「離島へ—する便がある」

しゅう‐こう〔シウカウ〕【舟行】

読み方：しゅうこう

［名］(スル)

１ 舟が通行すること。「—が滞る」

２ 舟に乗って行くこと。舟旅。また、舟遊び。

「今日は—し明日は山行し」〈織田訳・花柳春話〉

しゅう‐こう【衆口】

読み方：しゅうこう

多くの人の言うところ。世間の評判。しゅこう。「—の一致するところ」

しゅう‐こう〔シウカウ〕【^×讐校】

読み方：しゅうこう

二人が相対して、原本と対照して書物の誤りを正すこと。

しゅう‐こう〔シウカウ〕【醜行】

読み方：しゅうこう

恥ずべき行為。また、男女間のみだらな行い。

「人の眼をくらますために—を演じるなら」〈横光・旅愁〉

しゅう‐こう〔シフクワウ〕【集光】

読み方：しゅうこう

［名］(スル)レンズや反射鏡を用いて、光線を1か所または一方向に集めること。

歴史民俗用語辞典

僦勾

読み方：シュウコウ（ｓｈｕｕｋｏｕ），　シュウク（ｓｈｕｕｋｕ）

古代律令制下で国司が運賃をとって農民の負担すべき庸調の運搬を肩代りすること。

収公

読み方：シュウコウ（ｓｈｕｕｋｏｕ），　ジュコウ（ｊｕｋｏｕ）

国家や幕府が租税や土地を没収すること。

周湟

読み方：シュウコウ（ｓｈｕｕｋｏｕ）

古墳の周囲にめぐらした溝。

別名 周溝

周溝

読み方：シュウコウ（ｓｈｕｕｋｏｕ）

古墳の周囲にめぐらした溝。

別名 周湟

就勾

読み方：シュウコウ（ｓｈｕｕｋｏｕ），　シュウク（ｓｈｕｕｋｕ）

律令制下、国司が運賃を取って農民の庸調運搬を肩代わりすること。

三国志小事典

習宏Xi Hong

	シュウコウ （シフクワウ）	（？～？）
襄陽郡の人。習珍の弟《襄陽記》。 習宏は兄習珍とともに関羽に仕えていたが、呉の孫権が関羽を殺したとき、「崩壊した民衆を駆り立てて勝利に乗じる敵に対抗するのに、装甲は堅固でなく士卒も精鋭ではありませんから、成功を収めるのは困難です。しばし奴らに膝を屈し、そののち大功を立てて漢室にお報いなさるのがよいでしょう」と兄に勧めた《襄陽記》。 習珍はその言葉に従って呉に降り、のちに樊胄らと手を結んで挙兵、しかし潘濬に討伐された。習宏は呉に住まいしていたが、（孫権からの）ご下問があっても一切答えなかった。そこで張邵伯は「もし亡国の大夫が諮問を受けられず、敗軍の将が武勇を語れないのだとすれば、商（殷）の箕子は過去のせいで見捨てられ、趙の広武君（李左車）は当世において采配ができないことになってしまうぞ」と批判した《襄陽記》。 「呉に住まいしていたが、ご下問があっても一切答えなかった」は舒焚・張林川の増補によった。また張邵伯は司馬昭の諱を避けたもので張昭を指すと考えられている。 【参照】関羽 / 箕子 / 習珍 / 孫権 / 張昭（張邵伯） / 樊伷（樊胄） / 潘濬 / 李左車 / 殷 / 漢 / 呉 / 襄陽郡 / 趙

季語・季題辞典

秋光

読み方：シュウコウ（ｓｈｕｕｋｏｕ）

抽象的に秋らしい気配

季節 秋

分類 天文

秋江

読み方：シュウコウ（ｓｈｕｕｋｏｕ）

川の、水の清く澄んで流れるさま

季節 秋

分類 地理

秋耕

読み方：シュウコウ（ｓｈｕｕｋｏｕ）

牛馬を使って犁耕する以外に備中鍬を使って耕ち起こすこと

季節 秋

分類 人事

秋郊

読み方：シュウコウ（ｓｈｕｕｋｏｕ）

秋の美しく豊かな野の姿をいう

季節 秋

分類 地理

秋高

読み方：シュウコウ（ｓｈｕｕｋｏｕ）

秋に空が澄み、高く感じられること。時期は十月下旬ころ

季節 秋

分類 天文