コルディス・ダイ(Cordis Die)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 14:18 UTC 版)
「コール オブ デューティ ブラックオプス2」の記事における「コルディス・ダイ(Cordis Die)」の解説
ソーシャルメディアを通じて活動する謎の集団。北朝鮮やイランの民主化運動の扇動や、アメリカと中国のサイバー戦争計画を暴露するなどの行為で知られ、2025年の世界において、実に20億人もの支持者をもつ。その実態は国際的テロ組織で、豊富な資金力により傭兵を集め、戦闘ドローンを開発し、アメリカへの攻撃を企てている。「コルディス・ダイ」とは、ラテン語で「心の日」を意味する。 ラウル・メネンデス(Raúl Menéndez/Raul Menendez) 英語版声優:カマル・デ・ロス・レイエス/吹き替え版声優:白熊寛嗣 「コルディス・ダイ」のリーダー。ネット上では「オデュッセウス」と名乗っている。ニカラグア出身。 1980年代では、麻薬やソ連製武器の密売などで暗躍し、CIAと度々対峙する。 PYRRHIC VICTORY (割に合わない勝利)でメイソンに右目を撃たれて以降は義眼をはめ込んでいる。 TIME AND FATE (時と運命)で火中のジョセフィーナを救助に向かうが、彼の拘束にやってきたウッズ、ハドソンらに制止され、ウッズの投げた手榴弾でジョセフィーナが死亡。以降アメリカおよびCIA、メイソンやウッズを強く憎んでいる。 2025年には、コルディス・ダイのリーダーとしてキューバ系のPMCやイエメンの民兵たちを操り、主に電子機器を利用してアメリカを襲撃する。 一部のミッションではプレイヤーキャラクターとなる。強奪したセレリウムを使用してアメリカをハッキングしドローンを破壊することで軍事力を失わせ、中国をはじめ他国間との戦争を誘導し、SDCと同盟を結んでアメリカを弱体化させることを画策している(ISI司令官との会話によれば)。ハイチで世界中のコルディス・ダイ信奉者に蜂起の放送を目論むが、デイビッドによって阻止され、プレイヤーの判断次第で殺害される。彼を殺害すると、武装蜂起の放送がネットで流れ、世界中でテロが起こる(正史ではこのエンディングを採用している)。また、生存させた場合でもクロエが生存していないとハッキングを阻止できず放送が流れてしまい、アメリカが混乱に陥っている隙に留置所から逃亡。最後にウッズへの復讐を果たし、ジョセフィーナの墓石前で焼身自殺する。クロエが生存していた場合はハッキングを阻止できるため放送は流れず、留置所からも脱走できないため、彼の最後の目的も果たせずに余生を過ごすことになる。 彼が本作の終盤において引き起こした大規模なサイバーテロは、続編である『BO3』の2065年の時代においても根強く影響を残しており、対ドローン用の対空防衛システム『D.E.A.D.』などが構築されるに至っている。 デファルコ(DeFalco) 英語版声優:ジュリアン・サンズ 「コルディス・ダイ」のナンバー2で、キューバ系PMCの指揮官。メネンデスから絶大な信頼を置かれている。人格者を気取っているが残虐な性格で、裏切り者は徹底的にいたぶって殺害する。 プレイヤーの行動・選択で顛末は異なるものの最終的に死ぬことは共通している。KARMA (善きカルマ)でクロエを誘拐するが、この時点で彼に追いつくとデイビッドと決闘し、死亡する。ここでクロエ救出に失敗すると、ODYSSEUS (オデュッセウス)でメネンデスと共に空母に侵入するが、ファリドが生存している場合は決死の抵抗を見せたファリドに殺害される。ファリドが不在の場合、クロエを背後からナイフで首を裂いて殺害する。その場合JUDGMENT DAY (審判の日)でも登場し、メネンデスの護衛を務めるが、デイビッドの奇襲によって射殺される。 ホセ・ルイス・メネンデス(José Luiz Menéndez/Jose Luiz Menendez) ラウル・メネンデスの父親。麻薬カルテルのボス。1982年にCIAに殺害されている。ムービーシーンの写真でのみ登場。
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