クーア・キングダム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 08:52 UTC 版)
「スカーレット・ウィザード」の記事における「クーア・キングダム」の解説
フェリクス クーア財閥の象徴ともいえる巨大宇宙船「クーア・キングダム」の全てを統括する感応頭脳(船内にある他の頭脳の管理も「彼」が行っている)。型番はFER-X202。最新型であるため、合成音声での応答にはあまり不自然さがない。ジャスミンに対して絶対なる忠誠心を抱いており、彼女の命令は絶対に聞く。彼女の危機に際して(ケリーに半ば脅される形ではあったが)成功確率がゼロに等しい門への特攻を許可するなど、思考力、認識力も他の感応頭脳に比べて非常に高い。 また、一定の手順を踏むことで軍用艦の感応頭脳並みに機能を拡張することが出来る。後に新型のフェリクスII、フェリクスIIIとなるが、初代の記憶は引き継がれる。 アビゲイル・イザドー マックスの代からクーアに仕えてきた執事。執事としての能力とジャスミンに対する忠誠心は折り紙つきで、ケリーも知らない事実を知っていたりする。彼が老いてからは前もって教育していたバーンズが執事として活躍する。 アーノルド・ベッカー(アーニィ) ジャスミンの主治医。彼女の体質を把握している数少ない人物。ケリーの整形手術も担当。 ケネス・ゴールドマン クーア・キングダムの艦長。クーア・キングダムの感応頭脳であるフェリクスも知らない、主砲250センチ砲の存在を知っている数少ない人物。「民間人であるジンジャーやその他の人間が避難しないのに、船長である自分が避難していいはずはない」と、危険な跳躍に賭ける気概を持つ。 チャールズ・ブラッドリー クーア・キングダムに住み込んでいる整備部門のリーダー。整備長の任に着いているだけあってダイアナとは良く話す。ジャスミンのクインビーの整備も彼等が行っているが、彼女の無茶な操縦や行動に頭を抱えることが多い。彼もまた250センチ砲の存在を知る人物。息子が一人いる。 メルヴィン・クラーク クーア・キングダムに住み込みの情報管理長。童顔でトウモロコシのような髪とメガネが特徴。とある事件以後、ダイアナの正体とケリーの素性の双方を知る数少ない人物となる。 プリスティン・アステル(プリス) ジャスミンの秘書のような女性。意外にも好奇心が旺盛な性格で、興味本位で自分から危険な目にあうような真似をすることもある。元々ゴッヘルという街のスラムでスリやかっぱらいなどをして生活していたところをジャスミンに拾われ、教育を受けさせてくれたことでジャスミンに対する恩は非常に強い。後にメルヴィンと結婚する。 ヘレン ジャスミンの外観担当班のリーダー的存在の女性。人柄はいいのだが、男運が悪い。後に広報へ異動し、同じ広報担当部のロジャー・ブランドンと結婚する(『暁の天使たち』シリーズでは、夫婦揃って経済評論家となり、共同で多数の評論を発表している)。 ペパーミント(ペパー)、グレース、バイオレット ヘレンと同様、ジャスミンの外観担当班を勤めていた女性たち。ペパーは、ケリーに「砂糖菓子」と評された、淡いピンクと白に染め分けたふわふわの髪を頭頂部で束ねているのが特徴のヘアデザイナーで、メイクや美容を担当。グレースは、明るい茶色の短髪をやや緑がかった色に染めているのが特徴の服飾デザイナーで、初登場時ケリーの採寸をした。バイオレットは、栗色の長髪が特徴の小物類担当者。初登場時はクリームイエローのスカートスーツ姿でケリーの足型を取っている。 ミニヨン星系でダニエルが誘拐された際、3人とも運悪く育児室にいたため殺された。
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クーア財閥所有の120万トン級超大型宇宙船。「空飛ぶ宮殿」とも呼ばれる財閥総帥専用船である。感応頭脳はフェリクス。艦長よりも上位の優先権を持つ者として総帥の配偶者であり、副総帥の地位にあるケリー(第2位)と総帥であるジャスミン(最上位)が設定されている。
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