クモ綱
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/07 01:58 UTC 版)
クモ綱(クモこう、学名: Arachnida)、別名クモガタ綱・クモ形綱(クモがたこう)・蛛形綱(しゅけいこう・ちゅけいこう)は、鋏角類に属する節足動物の分類群(綱)の1つ。構成種はクモガタ類[1][8]・クモ形類[5]・蛛形類[4][5][7](英: arachnid)と総称される[注釈 2]。学名は、古代ギリシア語で「クモ」の意があるアラクネ(Ἀράχνη, Aráchnē)に由来する[5]が、本群はクモだけでなく、ダニやサソリなどをも含む、10万種以上に及ぶ大きなグループである。体は前体と後体の2部のみに分かれ、前者に触角と顎はなく、代わり鋏角(きょうかく)、触肢と8本の脚を持つ[9]。
「クモ形類」の例文・使い方・用例・文例
- 小型の丸い体と非常に長い薄い肢を持つクモのようなクモ形類の節足動物
- 毒針が先に付いた長い分節に分かれた尾を持つ暖かい乾燥地帯のクモ形類の節足動物
- 尾のないサソリに似ている小さな非有毒性クモ形類動物
- 時々古い書類で見つかる極めて小さなクモ形類動物
- 非有毒性クモ形類動物で、サソリに似ていて、針がなく長く細い尾があるもの
- 8本の脚、2本の毒牙、および2本の触角を持ち、通常は体の後部に糸を吐き出す2つの器官がある捕食性のクモ形類動物
- しばしば動物や植物または貯蔵食物に寄生する、非常に小型のものから微小なものまでに至る非常に多くのクモ形類の節足動物類の総称
- いつくかの分類では異なる門であると考えられる:4対の足と口の代わりに1対のスタイレットまたは針状の刺すような器官を有する水中か湿っているコケに生息する微少のクモ形類動物のような無脊椎動物
- 本のページに似ている膜の多くの細いヒダを含む多数のクモ形類動物の器官
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